さて、次はマイナー・スケールにおけるダイアトニック・コードを見ていきましょう。
スケールの項で説明したように、メジャー・スケールの代6音を出発点にすると、ナチュラル・マイナー・スケールが出来上がります。したがって、ナチュラル・マイナー・スケール上のダイアトニック・コードは、メジャー・スケール上のダイアトニック・コードの6番目のコード(Ym7)をトニックとして並べればいいワケです(^^) −譜2参照
さて、ここで注目して欲しいのは、ドミナント・コード。ナチュラル・マイナー・スケール上に出来るダイアトニック・コードの場合、トニックへと強進行するドミナントが、トライトーンという不安定な響きを含んだ7thコードではなく、m7thという形になっています。(トライトーンに関しては、この講座の第9回を参照)とはいえ、ドミナントはドミナント。トニックの5度上のコードであるから、トニックへと強進行する事に変わりありません。ナチュラル・マイナーのダイアトニック・コードの中で、トニックから数えて7番目のコードが、7thと言う形のコードになってはいますが(Z7)、Xから、Tへと言う5度進行でなければ、ドミナント・モーションではないのです。ところが、このドミナント・コードでは、それ程強い終止感が得られないのもまた事実なのです。。。。
Ex−1 ・・・ 『トニック → サブ・ドミナント → トニック → ドミナント』と言う進行。
Ex−2 ・・・ 『トニック → Ym7 → サブ・ドミナント → ドミナント』
Ym7は、トニックと同様の働きをします。響きは暗い感じになりますが、依然として安定感があるのが分かると思います。
Ex−3 ・・・ 『トニック → Vm7 → Um7 → ドミナント』
Vm7はYm7と同じくトニック的な働きをします。次のUm7は、サブ・ドミナントと構成音が近い(四音のうち三音までが共通している −譜1参照)ので、しばしばサブ・ドミナントの代わりに使われます。これを”代理コード(サブスティテュート・コード)”と言い、この、Um7からドミナント(X7)への進行を”Tow-Five”と呼びます。
今回は、前回説明したスリー・コードを中心としたコード進行をいくつか弾いてみましょう(^^) ストローク、テンポ等は各自で適当に設定してくださいm(_)m
尚、ページに直接楽譜を載せると、TAB譜の”数字”が見づらくなってしまうので、今回は楽譜へのリンクを貼りました。黄色で書かれている文字をクリックして楽譜を表示して下さいm(_)m
でわ早速・・・・・
更新日:2005/02/01
第10回 「コードの基礎知識 〜Part III〜 」