マイナー・ペンタトニックは“ブルース・ペンタトニック”と呼ばれる事もあり、ロックやブルースの世界ではごく日常的に使われています(^^)
実際には、メジャーとマイナー、両ペンタトニックを取り混ぜて使用したり、次回説明する付加音を加えたりしてペンタトニックならではの雰囲気を作っていくことが多いのですが、今回はまず、マイナー・ペンタトニック一発のフレーズを弾いてみましょう(^^)
(下の“マイナー・ペンタトニック”をクリックすると楽譜が表示されます。)
Cマイナー・ペンタトニック
Cメジャー・ペンタトニック
更新日:2005/03/01
ナゼ、上の楽譜に記したような事が可能かと言いますと、ペンタトニックにはオクターブ上の主音に向かって半音進行する導音がないため、このような転回が可能となるワケです(^^)
“ペンタ”は数字の「5」を表し、5つの音をそれぞれ主音(トニック)にする事が出来る事から“ペンタトニック”と呼びます。ちなみに、アメリカ国防総省本部の建物は、上から見ると五角形をしてるので“ペンタゴン”と呼ばれてたりもします。
また、魔よけのチカラがあると信じられている五角形のカタチをした“ペンタ・グラム”と言うのもありますね♪
さて、上の楽譜にあるようなペンタトニックの転回形の中でも、特に頻繁に使用されるのが@とDです。Dの転回形を@と比較するために、@と同じく“C”を主音にして弾き比べてみましょう♪
弾いてみると分かると思いますが、@はメジャー系、Dはマイナー系のスケールとなります。この辺は、メジャー・スケールとマイナー・スケールの関係と同じですね(^^) 便宜上、@をメジャー・ペンタトニック、Dをマイナー・ペンタトニックと呼ぶ事にします。
上の図はCペンタトニックの基本形ですが、次の楽譜のように、ペンタトニックはスケールの各構成音を出発点として転回する事が出来ます。
前回まで、基本的なコード理論と共に、メジャー、マイナー両スケールについて、その構造をコード理論に照らし合わせて説明してきましたが、今回はロック・ギタリストにとってもなじみの深い、ペンタトニック・スケールを学んで行こうと思います(^^)
●ペンタトニック・スケールの基本系
ペンタトニック・スケール(以下、ペンタトニックと略)は、1オクターブが5つの音から構成されたスケールです。(下図参照)
第11回 「スケールの基礎II 〜ペンタトニック・スケール〜 」