表1
表2
表を見てみると「あれ?」っと思った方も多いと思いますが、そう!何と見事にFとBに集中しているのですっ!
コレは、メジャー・スケールの第4音と第7音が、V7コードにおいて不安定なトライトーンを形成し、ドミナント・モーションを強調している事と無関係ではないのです!
つまり、ダイアトニックなコード進行の中で、この2つの音はトニック・コードに対してドミナント・モーションを連想させてしまいがちで、さらにどちらかの音はコードの機能を著しく阻害してしまう・・・っと言う事なのです。
そして、もともとトライトーンを含んでいるV7とVIIm7(♭5th)に対するミクソリディアンとロクリアンのアヴォイド・ノートは、この2つの音ではなく、逆に次の目的地である主音(表2ではCの音)なのです。
| モード |
Avoid Note |
| アイ オ ニ アン |
4th |
| ド リ ア ン |
6th |
| フ リ ジ ア ン |
♭2nd |
| リ ディ ア ン |
No Avoid |
| ミクソリディアン |
4th |
| エ オ リ ア ン |
♭6th |
| ロ ク リ ア ン |
♭2nd |
| モード |
特性音 |
Avoido Note |
| C アイオ ニ アン |
F |
F |
| D ド リ ア ン |
B |
B |
| E フ リ ジ ア ン |
F |
F |
| F リ ディ ア ン |
B |
No Avoid |
| Gミクソリディアン |
F |
C |
| A エ オ リ アン |
F |
F |
| B ロ ク リ ア ン |
C、F |
C |
楽譜には、アヴォイド・ノートが沢山使ってあるので、コードに合わせて弾いてみると何か変な感じがしませんか???
そして、既にお気づきの方もいらっしゃると思いますが、各コードのアヴォイド・ノートは、前回説明したモードの特性音とほぼ同じなのです!!
Cメジャー・スケール上のダイアトニック・コードに対するアヴェイラブル・ノート・スケールとして、7つのモードを並べ、その特性音とアヴォイド・ノートを見てみると下の表のようになります。
ナゼ音価を高くしないほうがいいのか・・・?実際に耳で確かめてみましょう。
(例によって下の楽譜をクリックして、譜面を表示して下さい。)
前回説明した“アヴェイラブル・ノート・スケール”としてモードを使用する場合、そのモードに含まれる音ではあっても、2分音符などのように長い音符で使用すると(音価を高くすると)、そのコードの機能を阻害してしまう音、と言うのが存在します。
コレを“アヴォイド・ノート”と言って、8分音符以下の短い音で使用するのがベターです。
このアヴォイド・ノートを各モードごとに見ていくと、表1のようになります。
更新日:2005/12/01
第17回 「スケールの応用 〜モード Part IV〜 」