ワイヤー及びUコンハンドル

サギタオリジナルUコンハンドル タイプB
当サークルでは、オリジナルのUコンハンドルを製作しています。サークルメンバーだけに配布してモニタリングを行っております。
この写真はオリジナルタイプBです。1.2厚のステンレス板をレーザーカットして前部を曲げ加工してあります。ステンレスは丈夫ですが重いので、要所を肉抜きしてあります。曲げの部分の形状はMNTさんのハンドルと同じ形式。ワンピース構造なので、前後の調整がありません。制作費は一個ウン百円。あとはバルサの貼り付け整形とワイヤーガイドの加工手間です。   (注意・・・これは非売品です)
サギタオリジナルUコンハンドル タイプB ストリップ
タイプBのストリップです。御覧のように可也大きくエグッてありますが、強度的には全然問題ないです。むしろもっと抜いても良いよとKANEKO氏からのアドバイス。次回作は前後調整機構と更なる軽量化にチャレンジです。(現在の重量、バルサ・ストラップを含め90g)
オリジナルハンドルのワイヤーカシメ強度(その1)
メンバーの皆さんにお渡ししたUコンハンドルのワイヤーをカシメた部分の強度が心配だったので、会社の品質管理に依頼し、引張り試験機にて強度チェックを行いました。予想ではカシメた部分から抜けると思っていましたが、カシメの縁から破断しました。
オリジナルハンドルのワイヤーカシメ強度(その2)
引っ張り試験器のデータです。
破断点で2205N(ニュートン)ですから、約200kg程の強度がある計算です。
1本の強度ですから実際は2本で飛ばしていますので合計400kgです。ものすごく丈夫ですね。
安心しました。

補足、2205Nは224.8kgfでした。
又、試験での材質指定は、より線という項目が無かったためφ1.5丸棒として計算されています。
つかみ間距離が100mmしかないのに、300Nで約2mmの伸びがでています。
より線のためでしょうね。
破断は徐々に切れていくのではなく、瞬間的に写真のようにブチ切れました。
コントロールワイヤーの引っ張り強度テスト、第2段。
AUCの十三式艦戦さんからも要望がありました、コントロールワイヤー(グロメット&エナメル巻き)の引っ張り試験を実施してみました。
ワイヤー端末処理方法には個人差がありますが、今回の試験では、ワイヤーは2回の折り返し、エナメルも2回折り返して巻きつけ、巻きつけの長さは25mm以上とし、試験物は全長200mmで、その両端を端末処理してあります。
引っ張り試験実施中
φ1.6mmの針金をUの字に曲げてグロメットに通し、固定冶具に挟み込んであります。
今回の試験ワイヤーはφ0.38の15−40クラス対応のものです。
試験結果
考察。 伸びは最大で20o発生しました。ワイヤー自体の伸びと巻き付け部分の縮みが合わさったものと思われますが殆どは巻き付け部分から発生しているようです。引っ張り応力に対して、ほぼ比例的に伸びて行くのが判ります。引っ張るにしたがって、グロメット部分のワイヤーの遊びが無くなって行き首絞め状態になり、暫くしてグロメット側ではなく反対側の巻きの終端部分から瞬間的に破断しました。
試験結果
その時の試験力は157Nで15.99kgfでした。
予想以上に強度が無いですね。まぁ実際は2本で飛ばしていますから合計約32kgfとなるので良いとは思いますが・・・・。
試験結果からエナメル巻きの端末処理は、引っ張り力に対し伸びが比例的に発生することで、瞬間的な荷重が掛かった際にバネのようにショックを吸収してくれる役割がありそうだということです。ワイヤーにヨレとか折目、キンクがある場合は、対荷重は小さくなると思われます。

訂正、「バネのようにショックを・・・・・・」と表現しましたが、荷重に対して巻き付け部分が縮んだ後、荷重が抜けた時に縮んだ部分がまた元に戻るかは確認していません。エナメル銅線巻きですから予想では元には戻らないでしょう。非可逆的といった感じですね。表現が不適切でした、すみません。


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