キナバル国立公園で、キナバル山(4095.2m)を登った時の写真です。
| 歩く前日(08Sep2002) |
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10時発の国立公園ゆきのバスに乗車の予定が、バンタイプのミニバスには満員で乗れずに、異なる会社のサンダカンゆきの大型バスに乗ることになった。このバスが待ってもなかなか来ずに、10時半過ぎの出発となった。だが、このバスは待った甲斐があり、ミニバスに比べたら断然快適だと思われた。なにせクーラー付きで、TVでビデオ上演もあり、途中に生温いけど水のペットボトルのサービスがあったからだ。多分、水は途中で降りる自分たちのためではなく、サンダカンまでは遠い道のりとなるためのサービスであろう。ビデオは、何十年前の映画?という代物で、もちろん知ったり、見たことのある俳優は出ていなく、車酔いもしそうなので、見ることはなかった。細い山道を揺られながら、昼過ぎに国立公園へ着いた。
曇っていたが、公園事務所前から、キナバル山の頂まで見ることができた。予想以上に大きく、そして山頂は遠く見えた。しかし、「明後日の朝は、山頂にいるのかぁ」と思うと、登るしんどさよりも、御来光が楽しみだった。公園事務所で、前泊する宿のチェックインをし、ゲート(Timpohon
Gate)まで移動するシャトルバス料金以外の登山料を現金払いして、さっさと事務処理を終えて、公園内を散歩した。
日の入り近い夕刻のキナバル山
(2002 Oct.)
| 一日目(09Sep2002) |
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朝起きて、すぐに窓から外の様子をうかがうと、曇りだった。しかし、晴れ用の服で仕度をして、部屋で日本から持ちこんだ食料で、軽く食事をとった。7時に公園事務所を顔を出したが開いていなかったため、レストランでお茶のつもりが、食事をしっかり取っていた。7時半ごろ、再度事務所に行って、入山申請書などの事務処理を行い、現地の登山ガイドを紹介された。荷物がウエストバックだけの軽装で、「えっ、彼が?」と思ってしまった。しかし、なんかそれが、アジアらしく感じてしまった。ガイドと一緒に、シャトルバスに乗り込み、スタート地点のゲート(Timpohon
Gate 1866.4M)へ向かった。
歩き出すと、1時間もしないうちに雨が降り出した。ザックカバーとゴアのウエア(上のみ)を装備して、登り続けた。ガイドさんは、ウエストバックから取り出した折りたたみの傘をさして歩き出したのには、再度「えっ、それで登るの?」ってびっくりしたのと同時に、ちょっと買い物へゆくようで笑えた。
その後も雨は激しくならず、気にならない程度で、約4時間20分ほどかけてラバンラタ(Laban
Rata 3272.7M)にたどり着いた。登ったペースは、下表です。
| 場所 | 時間 | |
|---|---|---|
| 着 | 発 | |
| Timpohon Gate (1866.4m) | 8:00 | |
| Kandis Shelter | ||
| 1km | ||
| Ubah Shelter | 8:37 | 8:42 |
| 2km | 9:00 | |
| Lowil Shelter | 9:09 | 9:15 |
| 3km | 9:36 | |
| Mempening Shelter | 9:50 | 9:58 |
| Layang-Layang Hut (2702.3m) | 10:23 | 10:36 |
| 4km | ||
| Villosa Shelter | 11:15 | 11:25 |
| 5km | ||
| Paka Cave Shelter | 11:42 | 11:47 |
| Waras Hut (3243.7m) | 12:15 | |
| Laban Rata Resthouse (3272.7m) | 12:17 | |
Mempening Shelter(歩行距離、3kmと3.5kmの間に位置)
写真右は、雨のため見難いですが、どのシェルターも、屋根付きの休憩所でした。そばに、公衆トイレと水道があります。
キナバル山のトイレは、予想に反してコタキナバルの街の公衆トイレよりも綺麗でした。和式と同じくしゃがむタイプで、自家水洗?でした。というのは、ホース付きの水道があり、自分で流すようになっていました。また、うれしいことに、無料でした。多分、入園料と入山料を払っているためと思われる。もしかすると、受付の人が大変だからかもしれない。
ちなみに、マレーシアの公衆トイレは、RM0.10、日本円で約3円を、入口付近に座っている受付の人に払う。受付の人は、いつも暇そうにしていた。場所と時間帯によっては寝ていたりもした。
ところで、日本円に換算するとただ同然の激安なのに、トイレを使用する際、お金を払う習慣がないため、外で公衆トイレへゆくことをよくためらってしまった。自分は、トイレが近いし、香辛料などに弱くてお腹がゆるみ易いので、街ではいつも小銭を用意しておかないといけなかった。
水道は、一度沸かさないと飲むのには、安全でないようです。しかし、現地の登山ガイドさんは、免疫があるため、平然と飲んでいた。
シェルターで休憩していると、リスが、少し距離を置いて、うろちょろしてきます。
急な石階段を上がる、荷物運びの人たちです。
階段は整備されていますが、急斜面が多くて、登りも下りも、足にきます。
荷物運びの人たちが運んでいる荷物は、とにかく背負い難そうでした。
食虫植物のNepenthe ウツボカズラです。
急な坂道脇に生えていたものです。後に、ガイドさんが、脇道に入り、幾つものウツボカズラを案内してくれました。
高山植物になり、標高2700〜3000mで、見ることができるようです。
石場の急な坂道や階段は、木陰から続々と現れてきます。。
Laban Rata Resthouse (3272.7m)
到着後、部屋のチェックイン、ガイドさんと明日の打ち合わせをして、解散(自由行動)→汗と雨で濡れた上着だけ着替えて、しばし休憩。
この建物にレストランが入っていて、ゆっくりと昼食を取りました。
ガイドさんは、ヒーター&温水シャワーが装備されたこの小屋に、宿泊でした。
昼食後、Laban Rata Resthouse から自分の宿泊する Gunting Lagadan Hut (3323.5m)まで少し登って行った。
標高差50mほどですが、疲労は回復されておらず、10分くらいかかった。
自分の宿泊したヒーターなし&冷水シャワーの Gunting Lagadan Hut です。
水シャワーは、冷たくて、とても浴びれるものではありませんでした。自分は、タオルを濡らして、体を拭きました。
ガスは、装備されていて、一応、2口ガスコンロが3つの計6つほどありましたが、火がついたのは、1つだけでした。自炊は、不可能に近く、お湯を沸かすのでいっぱいいっぱいでした。さらに次の日には、ガスが無くなったようで、お湯も沸かせませんでした。
Gunting Lagadan Hut から望む、下界に浮く Laban Rata Resthouse
(2002 Oct.)