仕事のやり方に、あれこれ指図する人がいる。
自分はそういうやり方で成功してきた。というのが彼らの主張である。

私は仕事のスタイルというのは人の数だけあって、構わないと思っている。
勿論、そのスタイルを作るためには、マニュアルのようなものも必要だし、
他人から助言を受ける事も大切だ。
明らかに、効率の悪い仕事をしている人間に対しては、指導もしなければならないだろう。
利益を上げられない社員であれば、会社にとって不要であるのも事実である。
しかし、しっかりとした目的をもって、『考えて』いる社員に対して自分のスタイルを押し付けるのは、
お節介以外の何ものでもない。
目的とする場所が同じなら、道順は問われない筈だ。
タクシーの運転手にしても、同じ場所へ行く道筋はさまざまである。
時間帯を考慮して、時には遠回りしてでも、空いている道を選ぶ場合もある。
多くの経験から、自分なりに『考え』導き出された答えは、それぞれの人間にとって正しいのである。
横浜ベイスターズの種田選手をご存知だろうか。
『ガニマタ打法』で有名な選手であるが、あんな奇妙な打法は誰も考え付かなかったし、誰にも真似出来ない。
それでも成功しているという事実に於いて、彼にとっては正しいのである。

大切なのは、目的であり『考え』である。
成功談を披露する事は構わないし、資料として活かせるのだから、寧ろありがたい事だ。
しかし、それを強制する事は寧ろ逆効果であるという事を解って頂きたいものである。
(但し、一部の接客業など、その限りでない職種もあるとは思うが・・・・・・)

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