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西暦3075年、物理学者エレスト=レイシス氏は魔法科学(通称:魔科学)において魔法を 理論化しそれを用いることに成功した。人類は旧科学を捨てこの魔科学による新たな生 活をスタートさせた。 時は移り変わり西暦3187年魔法が人々の生活に浸透してもうすでに100年がたっていた。 人々の生活が充実する一方で確実に負の面もあらわれていた。世界各国で魔法兵器が 開発 されアメリカではこれらを武装した世界最強の軍隊「Oz(オズ)」が発足され他国を刺 激した。魔法による犯罪率も急速に上がりだし、世界各国の治安は最悪なものへとなりだ した。事態を重くみた国際連合はこれらを阻止すべく魔科学の全面禁止を提言したものの 大多数の反対派国によりあえなくとりさげられた。各国間で緊張が走り第三次世界大戦が 懸念されるなか、アメリカと中国は共同開発を進め魔科学を直接生物に組み込むという 従 来の国々で禁忌とされてきたことを無視しついに実現させた。これが人類の犯した最悪 の 罪だということも知らずに…。 アメリカと中国の共同開発チーム「USCL」は魔科学を直接生物に組み込むことに成功 した。その結果生まれたものは人間の亜種である「魔人(通称:デ・ビル)」と他生物の 亜種である「魔獣(通称:テュフォン)」である。当初人間に従順な彼等を見て研究者た ちは成功を確信した。しかし、生まれてきた最初のデ・ビルの一言を最後にUSCLのメ ンバー全260名は死亡した。 「シヲモッテツグナウノダナ…」 最初に生まれたデ・ビルはタイプ−0「エキドナ」と呼ばれ、世界各国はこれを討伐すべ く国際連合のもと、討伐14隊を結成した。アメリカは別行動をとり、他国の静止を無視し 「エキドナ」を生け捕りにするためにOzを送り込むがエキドナの前になすすべはなく全 滅した。全世界がこの出来事に落胆し、誰もが死を覚悟したが討伐14隊と一人の青年に よ る激戦の末「エキドナ」をフリーズさせることに成功した。 これはエキドナをフリーズさせることに成功した一人の青年の物語である。 |