朔日餅


 『朔日餅』って知ってるかな?

 伊勢名物、赤福餅はみんな知ってるであろう。
その赤福が毎月1日に限ってその月ごとに種類の違う御餅を売ってる。
これを「朔日餅(ついたちもち)」っていうねん。

 由来はというと、伊勢には昔から毎月ついたちに伊勢神宮を参拝する風習があり(今でもその風習はある)これを「朔日参り」っていう。

 ★「朔日参り」意味とは・・・
 毎月1日は日常より早く起き、無事に過ぎた1ヶ月を感謝し、新しい月の無事を内宮(伊勢神宮の大きい方の宮のこと)の神様にお祈りすること。

 そして「朔日餅」はその参拝客に月ごとの季節の菓子でもてなそうと赤福が店主の発案で始めたものだそうや。

 その「朔日餅」は発売されたころ(昭和53年)は伊勢神宮の赤福本店でしか食べれなかった。もちろん趣旨が参拝客をもてなすためやから、それでよかった。

 しかし口コミでドンドン広がり、毎月1日はこの「朔日餅」を求めて早朝2時や3時から長蛇の列ができだした。

 そういうのを聞くと一度食べてみたいと思うのが人のこころ。しかしそんな朝早くから伊勢に行くのは大変やと思っていたら、なんと!!

  梅田の阪急百貨店で売ってた・・・

 これは三重の地元の人もあんまり知らんのやろうけど、阪急百貨店の赤福売ってるとこで予約を毎月取ってる。そしてその予約をした人は1日になったら引き取りにくるしくみ。毎月お伊勢さんに早朝から並んでる人が聞いたらビックリやろうなぁ。

 そのことを知って以来、ウチでも何度か「朔日餅」を食すことができるようになった。

 そして昨日も1日。
3月の「朔日餅」はまだ食べたことがなかったので、予約はしてなかったけどキャンセル分を狙って夕方6時に阪急へ。すると狙い通りありました!

 今月はひな祭りということもあって、千代紙の包装紙はひな人形。中身はよもぎ餅。
  「たいへんおいしゅうございました」

 よもぎ餅といっても、赤福の3原料の小豆・米・砂糖を主体に作ってるんで、あんこは赤福のあんこやし、御餅も赤福にどっか似たものがある。

 これを読んで興味が湧いた人は一度ご賞味あれ!
阪急百貨店で楽して買うか、昔の倣え通り伊勢神宮までお参りに行って食すかは自由やで〜



2002年03月02日 16時39分35秒

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