最近、電車の中などで、ずっと携帯をいじっている人をよく見かけます。近頃の携帯はメールやネットだけでなく、ゲームまでできたりするので、暇つぶしをするのには最適。暇なときは携帯をいじってさえいれば退屈せず、あっという間に時間は過ぎていくでしょう。でも、それでいいんでしょうか。私は個人的に、暇つぶしというのは人間をダメにするものだと考えています。

  退屈な時に、何か暇つぶしをせずには居られないという人は、集中力や忍耐力等が欠けています。逆に、退屈な時に、何もせずにじっとして居られる人は、集中力、忍耐力等があります。と言うか、「何もしない」というのを長時間続けることが集中力等の鍛錬(座禅もその一種と思われる)になるわけで、それができない人には、集中力等は備わらないのです。


  暇つぶしをしないと、集中力等だけでなく、思考力、想像力等も鍛えられます。退屈で何もすることがない時、人は何をするでしょうか。何もない場所で、何も持っていなくて、できることは「考えること」です。

  私は割と頭の回転は良い方だと思います。良くなった理由のひとつに、乗り物に酔いやすい体質だからというのがあるでしょう。私は、電車の中で字を読むとすぐに気持ち悪くなるので、マンガも読めません。故に、電車の中でできる暇つぶしと言えば、「寝る」、「何か食う」、「音楽を聴く」ぐらいしかないのですが、当然、眠くなくて、腹も減ってなくて、音楽聴くのも飽きちゃって、何もすることがない時もあります。いや、むしろ何もすることがない時の方が多いかもしれません。だから、電車の中ではよく考え事をしています。そんな私が、家(鎌倉)から東京某所まで電車で1時間以上かけて、よく通ってたりすると、「考えまくり」な生活になるわけです。かなり思考力等が鍛えられてるんじゃないでしょうか。

  そんなわけで、退屈な時にやたらと暇つぶしをしてると、集中力、忍耐力、思考力、想像力等が身につかないので、基本的には暇はつぶすべきでないと考えるのですが、集中力等が鍛えられるような暇つぶしならOKかもしれません。なんとなく時間だけを消費してしまうような暇つぶしが、人にとって害だと思います。

  ところで、前に何かで「携帯でメールしてる時にゲーム脳と同じ脳波が出る。」という記事を見たんですが、もしかすると「ゲーム脳」って、なんとなく暇つぶししてる時の脳波なんじゃないでしょうか。・・・・まあゲーム脳関係の本読んだことないし、脳波に詳しいわけでもないので、なんとなくそう思っただけですが。


2004.4.20記


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