これまでに、『極道』(特に「ターゲット」)が面白いということを何度か発言してきましたが、勘違いされる前に一応言っておきます。私は、今まで『極道』を作ったスタッフを褒めたことはありません。これから褒めるつもりもありません。『極道』をある程度プレイして、このゲームは丁寧に作っていないということが解ったので、むしろ『極道』のスタッフには、「もっと一生懸命作れ。」と言いたい。はっきり言って「ターゲット」が面白いのは、まぐれ。スタッフがそれほど一生懸命作ってないのに、たまたま面白くなってしまっただけだと思います。
  今のままでも『極道』は面白いですが、もっと丁寧に作っていれば、もっと面白くなる可能性がありました。特に「チェインカラー」と「ターゲット」には、TGMシリーズにはない面白さがあります。「チェインカラー」は、もっと連鎖による点数システムを煮詰め、「ターゲット」は、全20面ぐらいでタイムボーナス重視のスコアアタックが出来るようにすれば、飽きが来にくくなったんじゃないでしょうか。

  この前トラタワ(『極道』以外のテトリスを置いてない)で『極道』をやってる人が、連れの人と「ホントはARIKAのテトリスがやりたいんだよな〜」とか話してたのを聞いてしまったんですが、なんつーか、「やっぱりそうか」と思ったわけです。ARIKAのテトリス(TGMシリーズ)が、『極道』とは比べものにならないほど丁寧に作られていて、格段に良作だということは、誰の眼にも明らかだと思う。ぶっちゃけた話、今の時代、みんな「テトリスならARIKA」だと思ってるんですよ。てゆーか、『極道』のスタッフもそう思ってるんじゃないですか?
  私には、『極道』のスタッフが、「どうせ真面目に作ってもARIKAには勝てないから、テキトーに一般人の目を誤魔化せるようなテトリス作っとくか」というスタイルで『極道』を作ったように思えてしまうのです。ARIKA並に丁寧に作れば、ARIKA並に面白いテトリスが出来た可能性が感じられただけに、それが歯がゆくて仕方ありません。もし『極道』をプレイした時に、スタッフの「ARIKAに勝つ!!」という気持ちが伝わってきていたら、私の脳内で「プロジェクトX」が放映されちゃいます。


2004.9.13記


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