1度ハッキリ言っておくが、私は、エクスジールというゲームを「失敗作」と見なしている。
エクスジールには、「失敗」と思われる要素が本当に多い。数ある「失敗」の中でも致命的な「失敗」が2つ。1つは1月30日の日記で挙げた、当たり判定がズレる現象。もう1つは3号機の難易度の高さだ。
ロケテスト時、エクスジールをプレイする人の多くは、3号機を使っていた。レバガチャをしなくていいというお手軽さと攻撃力の高さにより、最も扱いやすい機体だったのだろう。
その状況を耳にした藤野社長は、「3号機ばっかり使わないで他の機体も使ってくれ〜」と思ったに違いない。そこで発売バージョンでは、3号機の攻撃力が抑えられることになったのではないだろうか。3号機を使わせないために・・・。これが「失敗」だった。3号機を扱いづらくしたからと言って、他の機体の扱いづらさが解消されるわけではないのだ。
発売当初、相変わらずエクスジールは3号機を使用する人が多かった。レバガチャをしなくていいというお手軽さはそのままで、インストに「ショットの攻撃力最強」と書いてあり、いかにも扱いやすそうだった。しかし、実際は攻撃力はそれほど強くないし、倍率が低くて点効率が最も悪いので、全1レベルの稼ぎをしないと2回エクステンドできない。他の機体は、慣れるまでにやや時間はかかるものの、扱い方を覚えてしまえば、難易度自体は特別高いわけではない。要するに発売バージョンでは、3号機だけが難易度の高い、上級者向けの機体になってしまった。扱いやすそうに見えて実は上級者向けなんて、詐欺みたいなものだ。
発売当初3号機を使っていたプレイヤーも徐々にそのことに気付いたらしく、エクスジールをやめていったようだ。そして3号機を使うプレイヤーがいなくなったら、エクスジールそのもののプレイヤーがほとんどいなくなった。結局、エクスジールは、どの機体でプレイするにも敷居の高いゲームになってしまったということだ。初心者救済的な機体がないのは、明らかな「失敗」だった。
では、「失敗作」であるエクスジールを、私がつまらないと思っているかと言えば、そんなことはない。4号機は面白い。面白いが、この機体の面白さはレバガチャが苦手な人には一生解らない。この機体の面白さを他人に伝えようと思うと、先ずレバガチャのレクチャーから入らなければならない。実に馬鹿馬鹿しい話だ。この点も「失敗」の1つだと思える。
もし家庭用にレバガチャボタンが搭載されれば、最高得点機体である4号機に人気が集中するはずだ。その時、4号機の面白さ、エクスジールの面白さを解ってくれるプレイヤーが大勢現われることを期待している。
また、今回ここで書いたことの大部分は、藤野社長自身はとっくに解っていることだと思うので、エクスジールでの「失敗」を糧にした次回作にも期待したい。
2008.3.12記
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