「きっとまだ終わらない」

    自分には世の中の流れを変える大きな力があるのだと
    信じていた若かりし日々
    父親も母親も
    自分より小さな人間に見えた

    つまらない大人には絶対にならないと決め込んで
    ただがむしゃらにはしゃぐ
    目をつぶって走り回るようなことを何度もやって
    案の定つまづいてすり傷がたくさんできたよ

    だけどもう体がずっとすり傷を忘れてる
    つまらない大人になりたくなかったと
    思っていたのを忘れたことにも気付かずに
    大きな子供をつくってしまうかもしれない

    その前に走ろうか
    一番大きなすり傷を作るために




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