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11)席替え
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いよいよ、今日は席替えの日。彼女と隣の席にならないかなぁ〜?
神様お願い!どうか隣の席に!
(左から順番に)
井上 山形 森 諏訪 ・・・・・(←注:適当な名前なので、実在しません)
おれの名前は、まだだな〜
もうそろそろ?
あ!でた〜。で、彼女の席は?っと・・・
ガーン
端と端じゃないか〜めっちゃ離れとるがな・・・・涙
=(1ヵ月後)さらに席替え=
今度こそ、お願いだから、彼女の隣でありますように〜と・・
お、お、お
・・・to be continued
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12)念願叶う
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10回目にして(10ヶ月目にして)、ようやく念願が叶った。
おれの隣に、遂に憧れの彼女が!!
ポカーン(開いた口がふさがらない)
やったね、パパ。明日はホームランだ!(古っ)
1ヶ月という非常に短いスパンではあるけれども、それでも、
彼女の隣の席というのが、非常に嬉しかった。
毎朝、彼女の顔を真近で見られるしな。
休み時間もおしゃべりができるじゃないかぁ。
ん?そうすると、お昼も一緒に食べられるじゃないかぁ!!
嬉しくて嬉しくて仕方がない。
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13)教科書忘れ
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いつも、家を出る(登校)前に時間割をあわせるものだから(前日にしとけよ(笑))、
教科書を忘れてしまった。
ああ、どうしよう・・・
と、困っていたら、隣の憧れの彼女が、
「教科書忘れたの?見せてあげるよ」
といいながら、やや離れていた机をくっつけてきた。
「悪いな」と、
おれも、彼女の机に寄せる。
うっわ、すごい至近距離だなぁ・・・
何気に匂ってくるこのいい香りはなんだろう??
彼女から発せられる匂いなのだろうか???
いかんいかん、集中集中。
・・・to be continued
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14)匂いの元
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匂いの元が気になって仕方がないので、
思い切って、彼女に聞いてみた。
「なんかいい匂いがするのだけど、なんだろう?」
「え?ああ、この消しゴムね」
・・・ああ、なんだぁ消しゴムの匂いかい(笑)
「いい匂いだね」
「でっしょ〜(にこやか)」
微笑んだところも、又可愛いじゃないか。
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15)ずって〜〜〜ん
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憧れの彼女が、階段で足を滑らせてこけちゃった・・・
その時に、見てはいけないもの(これは神の領域か?)を見てしまった。
白かった・・・・はっ!しっかり見とるがな・・・おれ。
いやいや、下着の色はこの際どうでもええねん。彼女を助けなくちゃ。
「大丈夫??ほら」
そう言って、手を差し伸べる。
「ありがとう」
「痛いところはない?」
「ここが痛い」
「ああ、擦り傷ができちゃったね、血が出てる」
ゴソゴソ・・・ふぅ、とりあえずこれでいいでしょ。
自分の持っていたハンカチを傷口に巻きつけてあげた。
「とりあえず止血したけど、あとで消毒した方がいいよ」
「ありがとう、○○君って、やさしいね」
彼女はすごく嬉しそうな表情を浮かべていた。
=なんだか、書いてて、ドキドキしてしまった・・不覚(笑)=
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16)文化祭(クラスの出展物)
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クラスの出展物を制作しているのだけど、こりゃ意味不明の物体だなぁ。
こんなのでいいのか?
ドーム上になっている。中にはちょうど、二人位入れるスペースがある。
=放課後=
誰も手伝おうとするものはいないのか?
とりあえず、今のところ、おれだけか・・・
はぁ、仕方ねぇ、一人でやるよ・・・
〜1時間後〜
急に目隠しをされる。
?!?
な、なんだ?なんだ?
「だ〜れだ!」
ぇ?
ひょっとして、ひょっとすると、ひょっとしなくても、、、
そう、憧れの彼女だったのだ!!!
「ごめんね〜図書委員で古本バザーの準備してたら、遅くなっちゃった。
今から手伝うよ〜」
「ああ、いいよ。手伝ってくれるだけでも、ありがたい。でもさ〜うちのクラスの人ら、
やる気あるのかな?あ、そこ貼り付けてくれるかな?」
「あ、ここね、りょう〜か〜い」
彼女の真剣に作ってるところを見て、ちょっと胸がドキドキ。
って、、んな事、思ってたら、マジで間に合わないな・・・よ〜〜し!!
気合入れてつくるか!!!
・・・to be continued
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17)文化祭(帰り道、雨)
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「すっかり遅くなっちゃったな。」
「そうね」
時計を見たら、20時をまわっていた。
「そろそろ帰ろうか?」
「うん」
「あ・・雨だ」
「あ・・あたし、今日傘もって来なかったんだ。朝晴れてたから」
「そうか、じゃあ入れてあげるよ」
持ってきた傘は、折畳みの傘だったので、やや小さい。
「この傘小さいからさ、くっつかないと濡れちゃうよ?」
彼女は、おれの方にぴったりとくっついた。
それでもなお、彼女の方をみたら、濡れそうになっていたので、
彼女が濡れないように、傘をやや斜めに傾けた。
おれは別に雨に濡れて風邪を引こうが、熱を出そうが、構わない。
彼女だけは、いつも元気でいてほしいから。
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18)文化祭(雨降った次の日)
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優しさがあだとなったのか、雨に濡れたせいか、風邪を引いてしまった。
全身寒気。頭ガンガン。背筋がぞわぞわっとする。
体温計で体温を計ってみる。38度5分か。
学校に行って、彼女の顔を見たいけど、仕方がないので、学校を休もう。
「母〜さん、悪いけど、学校休むから、電話しといて」
風邪を引いて、寝てる時ほど、暇なものはないな。
なんもすることがない。ただ寝てるだけ。テレビも見られない。
いやいやいや、それより以前に、彼女に会えないのが、残念でならない。
早く良くなって、彼女の顔を見たいものだな。そう思ったら、
病気になってる場合じゃないな。
ふう。。どっちにしろ、暇だ。。。
雲がゆっくり流れている・・・
あ!あの雲、なんか顔に見えるよ〜
・・・・・・
地球って丸いねぇ〜
・・・・・・
うとうと・・・・Zzzzzz
・・・to be continued
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19)文化祭(お見舞い)
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夕方頃、体温を計ってみる。まだちょい熱あるかな。37度。
明日には学校行けそうかなぁ。
ピンポーン(呼び鈴がなる)
誰だろ??
母「○○ちゃんが、お見舞いにきたわよ。どうする?あがってもらう?」
おれ「うん、あがってもらって」
彼女「風邪大丈夫?」
おれ「ああ、もうだいぶ良くなったよ」
彼女「はい、これ今日の分のノート」
おれ「わざわざ悪いね」
彼女「いいよ」
彼女「これも食べてね、ここ置いとくから」
そう言って彼女は帰りました。
彼女のノートを見てみる。綺麗にまとまっている。
すごく綺麗な字だ。性格がにじみ出てるな。
字を見れば、だいたいどんな人が分かるというが、
まさしく、それ。
あとで、お礼言わなくちゃな。心配かけちゃったしな。
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20)文化祭当日(演劇の場合)
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今日は、文化祭。うちのクラスは演劇をすることになっている。他のクラスでは、合唱
をするみたいだ。
彼女は、準主役で、おれはっていうと、照明係。地味だな・・しかし。
まあ、でも、舞台に立つと、ものすごく緊張するので、駄目だな〜(^^;)
照明の光の加減や、照明の色など、場面によって考えていく。
特に彼女が出ている場面では、特に彼女が目立つように(えこひいきか・・おれは)
彼女は、とても演技も上手で、見ている人の心をぐっと掴んだ。
演劇は何事もなく、無事終了。大成功だった。
拍手喝采を浴びた。彼女は満面の笑みを浮かべていた。
=後に、卒業アルバムに演劇のクライマックス場面が載せられる事となる=