形容詞 形容詞は、名詞を修飾・説明するものです。 形容詞の位置 原則としてその名詞の後ろにきます。 ただし、単音節の形容詞は、名詞の前にくるのが普通です。 vestidos de bom gosto 趣味の良い服装 vestidos de mau gosto 趣味の悪い服装 また、単音節でなくても、意味を強めたり違う意味で使う場合、名詞の前 にくることがあります。 um homem grande 大きな人 um grande homem 偉大な人 指示形容詞、所有形容詞、不定形容詞、疑問形容詞も名詞の前にきます。 指示形容詞: este, estes, esta, estas(この) esse, esses, essa, essas(その) aquele, aqueles, aquela, aquelas(あの) Nesta rua tem um bosque. この道には森がある。 所有形容詞: meu, meus, minha, minhas(私の) teu, teus, tua, tuas(あなたの) seu, seus, sua, suas(彼の) nosso, nossos, nossa, nossas(私達の) vosso, vossos, vossa, vossas(あなた達の) seu, seus, sua, suas(彼達の) Nos teus olhos mora um anjo. あなたの瞳には天使が住んでいる。 不定形容詞: algum(いくつかの) muito(多くの) mesmo(同じ) nenhum(いかなる〜もない) outro(他の) pouco(少しの) qualquer(どの〜でも) tal(そのような) tanto(それほど多くの) todo(全ての) Qualquer pessoa sabe que todos sao iguais. いかなる人も、みんな平等だということは知っている。 疑問形容詞: que(何の) quantos(いくつの) Que dia da semana e hoje ? 形容詞の性 形容詞の語尾は、その名詞の「姓」と「数」に合わせて変化します。 Um gato preto(1匹の黒い雄猫) Uns gatos pretos(何匹かの黒い雄猫) Uma gata preta(1匹の黒い雌猫) Umas gatas pretas(何匹かの黒い雌猫) 男性形から女性形のつくりかた 1. 語尾が oである形容詞(男性形)の女性形は、 o を a に変えます。 Bonito、Bonitos(かわいい) Bonita、Bonitas(かわいい) 2. 語尾が ao である形容詞は、ao をa に変える場合と、ona に変え る場合があります。 Bonita~o、bonito~es(大変かわいい) Bonitona、bonitonas(大変かわいい) Crista~o、Crista~os(キリスト教の) Crista~、Crista~s(キリスト教の) 3. 語尾がes or u の形容詞は、a を加えます。 Portugue^s、portugueses(ポルトガルの) Portuguesa、portuguesas(ポルトガルの) Iluminador、luminadores(啓発的な) Iluminadora、iluminadoras(啓発的な) Nu、nus(裸の) Nua、nuas(裸の) 例外: cortes(丁寧な)、maior(より大きい)、 melhor(より良い)等 は男女同形。 mau, ma(悪い)、europeu, europe'ia(ヨーロッパの) 4. その他の場合( a e l m r s z )は、男性形と女性形は同じ です。 Agri'cola、agri'colas(農業の) Diligente、diligentes(勤勉な) Difi'cil、difi'ceis(難しい) Comum、comuns(共通の、普通の) Exemplar、exemplares(模範的) Simples、simples(単純な、質素な) Feroz、ferozes(獰猛な) 例外:bom, boa (良い)、espanhol, espalhola(スペインの) 形容詞の数 数による語尾変化は、名詞の場合と同じです。 2つ以上の名詞を1つの形容詞が修飾する場合の、性と数 1. 名詞の前にくるときは、一番近い名詞の性と数に一致します。 Bons homens e uma mulher. 良い男達と一人の女性 2. 名詞の後にくるときは、次のようになります。 aそれらの名詞が、いづれも同じ性で、単数の場合:  形容詞は、名詞と同じ性で単数形になります。 O rato e o gato preto. 黒い雄ねずみと雄猫 b.それらの名詞が、いづれも同じ性だが、複数形の名詞がある場合:  形容詞は、名詞と同じ性で複数形になります。 Alguns porcos e um cavalo selvagens. 野生の、数匹の豚と一頭の馬 c.それらの名詞が、男性名詞と女性名詞の両方あり、数はいづれも単     数か複数の場合: 形容詞は、一番近い名詞の性と数に一致します。 Vacas e bois mansos. 飼い慣らされた雌牛と雄牛 d.それらの名詞が、性も数もバラバラの場合:  形容詞は、男性形の複数形になります。 Meus sobrinhos e minha tia paternos. 父方の甥達と叔母 代名詞 名詞を繰り返す煩雑さを避けるため、 「これ」「それ」「あれ」などの指示代名詞、 「私のもの」「あなたのもの」などの所有代名詞、 「私」「あなた」「彼」などの主格人称代名詞、 「私を」「あなたを」「彼を」などの目的格人称代名詞、 「どれ」「何」「誰」などの疑問代名詞などがあります。 形容詞の中の、「指示形容詞」「所有形容詞」「疑問形容詞」と比較して ください。 主格人称代名詞 名詞の代わりをする「代名詞」のうちで、「主格人称代名詞」は、文の 主語となる代名詞です。 Eu(私) No's(私たち) Tu(あなた) Vo's(あなたたち) Senhora(あなた)(女) Senhoras(あなたたち)(女) Senhor(あなた)(男) Senhores(あなたたち)(男) Voce^(君) Voces(君たち) Ela(彼女) Elas(彼女たち) Ele(彼) Eles(彼たち) 「人称」と「数」について: 「1人称」は、自分(単数)や、自分たち(複数)、 「2人称」は、あなた(単数)や、あなたたち(複数)、 「3人称」は、彼女・彼(単数)や、彼女たち・彼たち(複数)、 動詞の語尾は、この人称と数によって変化(活用)します。 主格人称代名詞を省いても動詞の活用形で主語の人称や数が分かるの で、主格人称代名詞を省くこともあります。 ブラジルでは、tu とvo's はほとんど使われません。 対等の間柄では voce^(s) 、目上には senhora(s) senhor(es) を使いま す。 主語が男性女性の両方の人たちである場合、男性形の複数形を使いま す。つまり、senhores とか eles を使い、senhoras やelas は使い ません。 目的格人称代名詞 動詞の目的語、つまり動詞の動作の対象、となる人称代名詞です。 動詞の目的語には、動詞によって、直接目的語と間接目的語がありま すので、目的格人称代名詞にも、直接目的格と間接目的格があります。 たとえば、「私はあなたにパンをあげる」という文では、「私」が主語 ですので主格人称代名詞、「あなたに」と「パンを」は「あげる」とい う動詞の動作の対象で、二つとも目的語ですが、「〜を」というほうが だいたい直接目的語で、「〜に」というほうが間接目的語となります。 Dou-lhe o pa~o. 私はあなたにそのパンをあげる。     直接目的格 間接目的格 前置詞の目的格 comの場合 単数 1人称 me     me     mim       comigo 2人称 te     te     ti       contigo 3人称 o, a    lhe     ele, ela    com ele, ela 複数 1人称 nos     nos     no's      conosco 2人称 vos     vos     vo's      convosco 3人称 os, as   lhes    eles, elas   com eles, elas Joana de arco escreveu me uma carta. ジャンヌダルクが私に手紙を書いた。 Beija me muito. 私にいっぱいキスをして。 Encontrei-o ontem. 昨日彼に会った。 間接目的格代名詞は、「前置詞+前置詞の目的格代名詞」の形でも表現 できます。 Dou a ti o pa~o. あなたにこのパンをあげる。 日常会話では、3人称の直接目的語 o(s) a(s) の代わりに、 主格代名詞を使ったり、 前置詞の a +主格代名詞を使うことがあります。 Na~o o vejo ha' muito tempo. Na~o vejo o senhor ha' muito tempo. 長らくあなたにお会いしません。 Na~o vejo a ele ha' muito tempo. 長らく彼に会ってません。 指示代名詞 これisto, este, estes, esta, estas それisso, esse, esses, essa, essas あれaquilo, aquele, aqueles, aquela, aquelas Isto e' um lapis e isso sa~o duas folhas de papel. Este e' um lapis e essas sa~o duas folhas de papel. これは1本の鉛筆で、それは2枚の紙です。 Isto, isso, aquilo は、性と数による変化はしません。 Isto, isso, aquilo 以外の指示代名詞は、指示形容詞としてもつかわれ ます。この場合は、「この」「その」「あの」という意味になります。 Este lapis e essas duas folhas de papel sa~o do senhor Marcos. この1本の鉛筆とその2枚の紙は、マルコスさんのものです。 所有代名詞 所有形容詞と同じ言葉が、所有代名詞としても使われる。 所有形容詞は、形容詞なので名詞の前後に置かれてその名詞を説明す るが、所有代名詞は名詞なので、単独で使われる。 たとえば、meu が所有形容詞として使われる場合は「私の」という意 味だが、所有代名詞として使われるときは「私のもの」という意味に なる。 所有代名詞として使う場合は、定冠詞をつける。 所有形容詞の場合は、定冠詞をつけない場合もある。 Este e' meu livro. これは私の本です。(所有形容詞) Os seus esta~o la'. あなたのものは、あっちにあります。(所有代名詞) 私のものmeu, meus, minha, minhas あなたのものteu, teus, tua, tuas 彼(女)のものseu, seus, sua, suas 私たちのものnosso, nossos, nossa, nossas あなたたちのものvosso, vossos, vossa, vossas 彼(女)たちのものseu, seus, sua, suas 疑問代名詞 何Que Que e' isto ? これは何ですか。 誰Quem Quem e voce^ ? 君は誰ですか。 どれQual Qual e' seu carro ? どれがあなたの車ですか。