"sesmaria"「セズマリーア」というのは、 ポルトガル国王が、ブラジルの土地を開拓したものに与えた土地らしい。 それは、貸し与えたのか、与えたのか。 買って住んでいるこの土地が、実は、もとセズマリーアの一部で、 国に返せ、と言われたらどうする? そんな馬鹿なことが、と日本式に、法に基づいて判断して安心してはいけない。 法が、水のように、ただで保証されている国が世界にいくつあるだろうか。 "desapropriac,a~o"「デザプロプリアサン」、つまり「接収」というのは日本にもある。 道路を作るのに、国などが、個人の土地を買い上げる。 路線価格で買ってくれるのか、売れない土地を買ってくれれば有り難いかも。 ブラジルでは、雀の涙のような金で、土地を取り上げられた話は珍しくないだろう。 土地が安いかわりに、土地を持っていても安心できない面がある。 もともと、土地は誰のものでもない。人間だけのものでもない。 海の底だったものがアルプスの頂きにもなる。