市内のアパートは無理でも、郊外に住み、通勤できるような給与をもらっている人は、 郊外の○○「村」"Vila"「ヴィラ」、というような名前のついたところに住んでいることが多い。 サンパウロ市の中心部の高級住宅街でも、○○村という地名はある。 "Vila Mariana"「ヴィラ マリアーナ」はその一例。 村々が集まって、サンパウロ市になり、今では「ヴィラ マリアーナ」は市の中の 「地区」"bairro"「バイホ」の名前になっている。 それぞれの「ヴィラ」の中心には、教会があることが多いと思う。 郊外の「ヴィラ」に行くと、「ファヴェーラ」のようなものから、立派なものまで色々ある。 床の無い、土間の家もある。 家の住所も、いい加減だったりする。 道路の名前が"Rua A"「フーア アー」、つまり「A通り」で、 番地も、50番地より遠いところが20番地だったりして、 道路の基点からのメートルが番地のはずが、その規則が守られてない。 一方では、サンパウロ市の内外に、プール付の邸宅ばかりの 「コンドミーニアム」"condomi'nio"「コンドミーニオ」もある。 多様性を言う必要もないほど、多様なのが当たり前。 これの方が、世界のほどんどの現状で、日本は例外的均一性に満ちた国か。