"alcachofra"は、ブラジルに着いた翌日に食べたのが初めてで、 それから約15年滞在したが、2、3回しか食べなかった。 毎日食べるには高級過ぎたし、 倹約に喜びを見出しているうちに、帰国してしまった。 あの蕾は、直径約10センチほどもあるのに、 食べれるところはわずかで、 猿に玉ねぎを食べさせたら、最後まで剥いて、 何も無いので怒るという話を思い出す。 花びらなのか、葉のようなものをむしって、 根元の少し肉厚の部分にあるものを、 歯ではさんで、しごきとる。 しかし、むなしい程しか口に入らない。 何個食べても決して腹は膨らまないだろう。 これだけなら、腹が立って、 人類はアーティチョークを食用にするのを 諦めたのではないだろうか。 全部むしりとったら、やっと台座の部分を食べれる。 ここは柔らかい竹の子の根元のようなもので、 多少の食べ甲斐があるので、救われる。