モスクワを発つ朝、タクシーでホテルを出た。 途中、運転手は幾度かエンジンを切り、 "ine'rcia"「イネルスィア」つまり「惰性」で走った。 ガソリンを節約しているようだ。 広い道を走る車も少ないから、このような運転が可能でもあるのだろう。 パリに着いたときは、なんだかホッとした覚えがある。