12月某日
若 「すいません、あんこうを送ってほしいんですけど。」
* 「鍋セットでよろしいですね。それでしたら3人分で…」
若 「いえ、一匹丸ごとください。」
こうして、あんこうの聖地、茨城県は大洗から
あんきもの本拠地名古屋に向けてあんこうが発送された。
12月29日
若 「お待たせ!」
買出しを終え、下準備をしながら既に腹をすかしていた白と舟券のもとに、
本日の主役(と鍋)を抱えた若が姿を現した。
早速あんこうの姿を拝んでみる。
白 「でかい!!」
確かにでかい。
この時点で豆腐を買い足したことが失敗だったと早くも気付くくらいでかい。
これを吊るし切りでさばくことが出来るのだろうか。
一人暮らしの賃貸マンションの一室で。
しかし、そんな迷いを吹き飛ばすように、
10分後にはあんこうは玄関のカーテンレールから
ビニール紐で庶民的に吊るされていた。
あんこうは捨てるところが無い。
まずは第一の食材である皮を剥がなくてはいけない。
早速力任せに剥いでいくが、これがなかなか大仕事だ。
そして、何よりもグロテスク。
これがうまい鍋になるのに、果たしてどれくらいかかるのだろうか。
つづく
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