第四回  押し寄せる大群
  2001年 3月19日


2日続けて暖かい日が続いた19日の夜。例の如く「あんきも」のメンバーが集合する。

今日もヤル気満々の
先日スーパーでキスが売られているのを見て、もう行けば釣れるぞくらいの勢いである。かるく暴走気味。

飲み会から直行してきた
いつもは釣り場につくまでにイイチコでコンディションを整えるが、今日は既に出来上がっている。準備万端だ。

静かに登場した舟券
研究室が忙しい、忙しい、と言いながらも今一番の釣りバカではないだろうか。今を生きろ。

他のメンバーの勢いに押されがちなDr.キヨ
集合時間になっても来ないと思ったら、家で寝ていた。果報は寝て待てか?

そして今回ゲスト参加のトオル(17)
白の家庭教師の生徒であり、敦賀湾に釣り旅行に行くほどの好きモノ。『釣り頭』タイトルに挑む。


さて、今回はDr.キヨが徹夜で収集した情報から、内海新港に決定。
産業道路を爆走しながら内海へと到着。目的地はまさに内海海水浴場の隣であった。
今までの釣り場とはまるで天と地の差、風もなくいたって快適な場所である。
今日こそ大漁な気がする。

ここで男の中の男、若 登場。
ランタンの火を付ける作業を手馴れた手つきで行う若の背中は、いつ見てもカッコいい。

迅速に各自準備を整えると、我先にと海へと釣り糸を垂れる。
一人出遅れるトオル(17)。彼は浮きで勝負のようだ。

と思ったら、早速舟券が最初の一匹を釣り上げた。

舟券 「なんだ、結構引いたんだけどな。」
見ればメダカのようなカサゴである。

しかし、この反応の速さから言って今日は入れ食い状態になるのでないのか、という期待がみんなの心浮かんだのは間違いない。

その直後、白が手ごたえの重いのに気が付いた。しかし喜ぶのはまだ早い。
重いだけでビクビク感がないからだ。

期待と不安を胸に釣り上げたものは・・・






































体長15cmほどのナマコであった。

白  「マジすかぁー?なんなのコレ。」
若  「ヒャーヒャッヒャッヒャ」

若の笑い声が響く。

と、若にも手ごたえが・・・
































若が釣り上げたのはヒトデであった。

若 「ヒトデ釣っちゃいましたぁ。」
白 「ダハハハ」

何もネタ勝負しなくてもいいぞ、若。

Dr.キヨや舟券も魚を釣るが、どれも小型のものばかりである。

しばらくして白の竿が再び重くなる。根がかったのかと一瞬思うが、少しずつ引けるではないか!
こ、これはひょっとして若や舟券が体験したような大物の手ごたえではないのか?

リールを巻く手にも自然と力が入り、全神経を竿に集中する白。
今まで見たことがないくらい竿がしなっている。エンガワか!? エンガワなのか!? なのデスか!?

やっとのことで釣り上げたものは・・・






























ウミウシでした。それもソフトボール大の。

白  「なんでやねんっ!!」(なぜか関西弁)
舟券 「おい、ちゃんと魚を釣れ、魚を。」



しかしその後も次々とウミウシを釣り上げる白。
もう入れ食い状態である。
その勢いに押されたのか、Dr.キヨもウミウシを釣り上げる。

ウミウシは釣れても魚が釣れる気配は全くない。
そのまま朝になっても魚は釣れず、あんきも釣行初の手ぶらでの帰宅になったのでありました。

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