受験:一次選考


群馬大学の場合、学士入学試験は書類選考から始まります。
後からその理由について担当のK教授に伺ったところ、「試験会場に入れる人数に絞る」ためだとか。
……なんとも実際的な理由ですね。

さてこの書類選考ですが、群馬大学には所定の様式紙がありますので、これを取り寄せます。詳しくは群大医学部のホームページに載っていると思いますので、リンク先をご参照ください。
取り寄せた書類を見ますと、特に準備が必要なのは の二つ。
大学の成績証明書は、出身大学の事務に依頼すれば発行してもらえます。これはまず問題ないでしょう。私も、さほどよろしくない成績のずらっと並んだ紙を同封しました。

しかし問題なのは、推薦書です。
これは当然、自分で書くわけにはいきません。
群馬大学では、推薦書は指導教官、上司などの受験者を良く知る人(指導教官が望ましい)に書いてもらえ、という事になっております。
……誰にお願いするべきか。

さて、ここで唐突にちょっと生臭い話をします。
推薦書というからにはやはり、それなりにインパクトのある人物にお願いし、それなりの文章を書いていただく方がベターです。

そうなると、会社の上司は複数の理由で頼みにくいものがあります。
なにしろ私は単なるエンジニア。アカデミズムなんてあるわけありませんから、こういう私を見て医学部に推薦する文章を書いてくれ、と言われても、上司だって困るでしょう。
それにもし頼めたとしても、まさか「情報収集のために受験するんで一筆」なんて事を言うのは、いくらなんでも図々しいというものです。受けるんなら合格して来い、と言われるのが関の山です。

そうなると、残るは指導教官という事になります。
幸いなことに、修論を指導してくださったN教授はそれなりに知られてもいる方です(よほどマニアックな人なら、研究者でなくても目にしたことのある名前です)。ですから教授にお願いできれば、私としては非常に嬉しいわけです。
しかし、実はここに問題がありました。私のかつての成績です。
とはいえ尻込みしていても始まりませんので、(元ダメ学生のために)一筆お願いできますかとメールでお願いしたところ、快く承諾していただけました。
持つべきものは師と言えましょう(よいしょ)。
というわけで半日ほど有給をとり、はるばる研究所まで出かけて説明させていただきましたところ、教授からは「要は誉めればいいんだね」とのお言葉を。
その通りですので、その旨お願いし、数日後には推薦書をいただくことが出来ました。

このように、各所で書類をそろえるため、やはりちょっと時間がかかりました。
締め切り間際にどたばたすると不備なども増えますから、これから挑戦される方はぜひ、時間の余裕を持って準備してください。

※ところで、推薦書を書いてもらう人は基本的に上述のとおり「指導教官か上司」になるのですが、中には自分の親に推薦状を書かせた方もいらっしゃったそうです。
これは間違いなく一次予選落ちだそうですので、避けた方がよろしいかと思われます。


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