購入教科書一覧


教科書代はバカになりません。
しかし、買わずに何とかなるかというと、そういうわけでもありません。雑記帳にも書きましたとおり、試験前の肝心な時期になると、図書館にあったはずの教科書はほとんど、いずこかへと消え去るものなのです^^;
旧解剖学教室(だったと思う)のホームページにあったとおり、教科書は先行投資のつもりで諦めて買う他ないんじゃないでしょうか。
医学系教科書はほとんどが5000円オーバーですので、かなり高い感じがしますが……
 

# アマゾンにリンクしましたので、アマゾンのカスタマーレビューもご参考にどうぞ。
 リンクしておいてこう書くのもアレですが、和書を買うなら大学生協、洋書を買うならAmazon.com(co.jpではなく)がお安いです

2003年度(3年次)購入分
科目 書籍名 使いやすさ その他コメント
解剖学 イラスト解剖学 使いやすい 分量が少ない、いささか漫画的に過ぎる、などの批判もあるようですが、実際にミニマムで必要な事柄は全て満たしています。絵も分かりやすい。
どうせ本物を開けてみれば異型の山なんだから、分かりやすい本が手元に一冊あることで理解しやすくなるほうが重要。
骨学実習の手引き 必要。 好き嫌い以前に、手引きがないと実習になりません。
解剖学実習の手引き 必要。 同上。
ネッター解剖学図譜 学生版 かなり良い これ以外にも良い図譜はありますが、個人的にはSobotaより使いやすかった。一冊でまとまっているのも嬉しいところです。
生理学 オックスフォード生理学 ……ノーコメント。 指定教科書なので、持っていたほうが良いでしょう。誤訳があるのでその点は要注意(特に初版)。
試験の話をするなら、これだけだと全く足りません。読んで分かりやすい一冊ではありますが。
標準生理学 まあまあ なんとなくゴチャついていて読みにくい教科書の一つ。GANONの医科生理学展望(通称いかてん)の方がよっぽど分かりやすいです。しかし、第二生理学の試験は標準生理学を元にして出題されます。
組織学 カラーアトラス組織学 別の本をお勧めします。 悪い本ではないのですが、どうも自分には合いませんでした。特にアトラス類の場合、図書館などで借りて試しに使ってみてから購入すると、このような失敗をしないですみます^^;
本に対する相性というものがどうしてもありますから。
微生物学 シンプル微生物学 それなりに良い 各微生物が属・科ごとに分かれて書いてあるので理解しやすい一冊だと思います。おまけに安くて薄いし。
ただし薄い分、内容的には物足りないと思うかもしれません。
それと、ウイルスについての記述がやや少ないので、この点については別途参考書を見る必要があると思います。
ブラック微生物学 それなりに良い こちらはどちらかというとClinical Oriented。
病理学 標準病理学 まあまあ ロビンスのBasic Pathology をベースに講義が進むので、これを買うことが正しいかどうかは謎。
ただし標準は日本語で書いてあるので、理解しやすいのはたしかです。
病理学教室では講義で使用したPPTファイルを公開していたりしますので、それと併用して勉強すると吉。
薬理学 標準薬理学 無いと話にならない。 なくても何とかなる人は何とかなるんでしょうが、自分にとって講義だけ聴いて何とかできる科目ではありませんでした。
もっと良い本もあると思いますが、とりあえず購入した一冊。
免疫学 Celluler and Moleculer Immunology まあまあ 英語が苦手な人は、購入しても本棚の飾りになるだけでしょう。
内容は平易で分かりやすい。
発生学 The Developing Human 買いましょう。 Amazon.com で購入したほうが安いかもしれない一冊。
日本語版もあります(ムーア 人体発生学)が、この手の本の常で日本語訳が出たときはすでに次の英語版が出ていたりします^^;
絵が分かりやすい。
分子生物学 ヴォート基礎生化学 必須。 指定教科書で、かつ分子病態学の一部講義は教科書に書き込みをしていくくらいの勢いで無いと講義についていけません。持ってて損するものでもないでしょう。
 
2004年度(4年次)購入分
項目 書籍名 使いやすさ その他コメント
内科学 内科学(朝倉・分冊版) まあまあ 定番テキストだけに内容に文句はありませんが、全ページ写真製版のため重い上、読んでいて目が疲れます^^;
内容はやはり細かく書かれているため、とにかく記憶するためには別途簡単な教科書があった方が良いような気がする。
内科診断学 内科診断学 イマイチ。 人によって好みが分かれるところでしょう。
鑑別診断の本なら、もうちょっとハンディなものを選んでも良いような気がしました。内容に不足はありません。
外科 標準外科学 まあまあ 手ごろな価格で読みやすいテキスト、という観点からの一冊。その割にぜんぜん安くありませんが、網羅的に書いてあるので良しとします。
外科や画像診断って、絵がないと勉強になりません。
ところどころ、ツッコミたくなる言葉の誤用があったりします(なんでもかんでもIT技術と呼ぶんじゃない、とか)。
小児科学 標準小児科学 まあまあ Newとどちらにするか迷いましたが、森川先生が編集に関わっておられるのでこちらに。これだけだとちょっと物足りないかも。
Pediatrics まあまあ 森川先生ご推薦、だったかな?
英語で書いてありますが、Problem-based なので購入。斜めに読んだだけです。
代謝・内分泌疾患 病気が見える 代謝・内分泌疾患 読みやすい 追試を食らう羽目になったので購入。
内容的には今ひとつ不足してますが、ざっと理解するには丁度いい感じです。値段も手ごろ。
血液疾患 標準血液病学 まあまあ 朝倉の教科書と併用。微妙に記述が異なっているので戸惑うこともありますが、朝倉より読みやすい(かつ、軽い)。
神経疾患 図解神経内科学テキスト 読みやすい。 試験問題がここから出るぞというお言葉があったので、これ中心に勉強することにしました。
むろん最終目的は医師免許ですが、それ以前に定期テストを落としていてはしゃれになりません^^;
精神疾患 現代臨床精神医学 読みやすい。 もちろん、読みやすさと理解しやすさはまったく別物。そもそも精神科は良く分からん。
将来的に精神科医になるとは思えないですし(自分には不向きです)、なればこそ今の間にきっちり勉強しておきたい。
心臓・脈管系 図解心電図学 必須。 心電図のことだけに絞ってあるので、やはり分かりやすい……とはなりません^^;  やっぱり難しいです。
しかし、朝倉の教科書だけでは足りないのでその補いにしています(なかなか覚えられないけど)。
すでに改定されなくなって久しい本ですが、Golden Standard じゃないかな、とは教官のお言葉でした。
産婦人科学 標準産科婦人科学 それなり。 テストに通ればいいという人は不要かもしれませんが、自分が医学部に入った目的を考えると産科・婦人科は必須。というわけで真面目に勉強するために買いました。
皮膚・結合織疾患 図解皮膚科学テキスト それなり。 それなりなんて書いてますが、カラー図版はテストに出ます
一通り目を通しておく方が無難でしょう。……と言いつつ、私は追試で救出される羽目になりましたがorz
麻酔科学 麻酔科ガイドブック それなり これまた指定教科書。
ざっと斜めに読んで、あとは過去問を解いておけば、テストは通ります。ただし、講義にある程度出席していれば、ですが。
行動科学 Behavioral Science 4th Edition まあまあ。 臨床講義には関係がありません。カリキュラム上、まったく手付かずとなった分野なので、フォローのために判り易そうな物を一冊購入。
救急医学 ACLS Provider Manual まあまあ。 臨床講義には関係がありません
アメリカで夏期救急医療研修を受けることになったため、購入したもの。なお2005年秋に版が変わります。
日本語版が出ているので、興味があるならそっちを買ったほうがいいでしょう。
Advanced Medical Life Support second Edition まあまあ。 臨床講義には関係がありません
アメリカで夏期救急医療研修を受けることになったため、購入したもの。これはまだ日本にあまり紹介されてないですね。
BTLS: Basic Trauma Life Support 5th Edition まあまあ。 臨床講義には関係がありません
アメリカで夏期救急医療研修を受けることになったため、購入したもの。なおBTLSは日本にそのまま持ち込めないので(法律の都合上)、JPTECを勉強した方が良いという話もあります。
 
2005年度(5年次)購入分
項目 書籍名 使いやすさ その他コメント
診断学 一目でわかる患者診断学 良い 臨床実習用です
アメリカ医学生の定番、「at a glance」シリーズの翻訳書。
身体所見をとる時のカンニング用として使いました。ヘタレ学生なので評価は「良い」になっていますが、出来の良い人には不要かもしれません。
余談ですが、このシリーズの内科版も結構使えるらしいです(by 某巨大グループ病院のドクター)。
感染症 レジデントのための感染症診療マニュアル 良い 臨床実習用です
研修医になってからも使える一冊。これを持っているレジデントは結構います。感染症の第一人者(らしい)青木眞氏の作。
学生として読まなくてはいけないのは、第一章のみだという話もあります。
感染症 感染症レジデントマニュアル 良い 臨床実習用です
研修医になってからも使える一冊。白衣のポケットに突っ込めるサイズなのも嬉しいところです。ただし、内容はそれなりに簡略化されています。
内科 UCSFに学ぶできる内科医への近道 それなり(学生用としては) 臨床実習用です
研修医でも持っている人がぽつぽついる一冊です。カルテ書きの際には役に立ちますし、簡単な鑑別疾患も挙げてあるので便利です。学生がこれに頼りきりになるのはどうかと思いますが。
国試対策 クエスチョン・バンク スタンダード 通称QB。問題が古い、という欠陥はありますが、医師国家試験対策として最も良く用いられているシリーズの双璧です。分冊になっており、全部で5箱ほどあります。
国家試験に奇をてらった勉強は必要ありません。というわけで、スタンダードなものを購入しました。
アプローチ スタンダード 問題が古い、という欠陥はありますが、医師国家試験対策として最も良く用いられているシリーズの双璧です。中身はQBと似たようなものですから、どちらを選ぶかは好みの問題。
QB同様に分冊・5箱ほどありますが、QBとは並びが違うので互換性がありません^^;
イヤーノート スタンダード お手軽にまとまった参考書みたいなもの。これまたゴールデン(?)スタンダードです。ところどころ間違いがあるので、探してみるのも一興でしょう。
これは購入せず、すでに卒業した方からお下がりをいただきました。
医師国家試験問題解説 スタンダード 要するに、過去問集です。頻出問題はどうせ似通ってますから(というか病気なんてほとんど変わらんし)、やっておくに越したことはありません。
これは購入せず、すでに卒業した方からお下がりをいただきました。
USMLE対策 A&L Review
USMLE STEP 1
使える 日本の医学生には関係がありません
アメリカ版国家試験USMLEの第一段階、STEP1(基礎医学)のための問題集です。
なおUSMLEに関しては、カプランからQ bookというシリーズも出ています。
PreTestシリーズ 使えない 日本の医学生には関係がありません
アメリカ版国家試験USMLEの第一段階、STEP1(基礎医学)のための問題集……ですが、どうにも内容がマニアックすぎ。
とハワイ大学の某S先生に愚痴ってみたらやっぱり、あれはマニアックだよとのことでした。
 
その他、教科書以外(ソフトウェア含む)
辞書 英和辞典 必須 学士入学を目指す方、手元にある英語の辞書は10年も前のものだったりしませんか?
言葉は生き物ですので、受験を機に新しいものを一冊購入されることをお勧めします。普通の、10万語くらい収録してあるもので十分です。
ポケット医学英和辞典 必須 定番はステッドマンPDA版もあります)ですが、私は医学書院から出ているこの小型のものを使用。
電子辞書はなんとなくパラパラめくっていって検索することが出来ないという致命的な欠点がありますので、紙にしました(元ITエンジニアのくせに紙を使うの〜?!と言われますが、そんなこと言われたって各メディアには長所短所があるんです)。
なんでステッドマンにしなかったかというと、そりゃあもちろん、あんな重いものを持ち歩くのは嫌だからです(必要なら図書館にあるし)。
ソフトウェア Microsoft Office 好みでどうぞ。 アルバイトなどの都合があって購入しましたが、別に医学生をやるのに最新のソフトが必要というわけではありません。
ただしパワーポイントを見られるツールは何かしらあると便利ですから、安く上げたい人はOpenOfficeを使っておくといいです(これはフリーウェア、しかもPDFまで作れるスグレモノでパワーポイントほかのファイルも作成可能)。
McAfee VirusScan 必須。 べつにノートン先生でも何でもいいですが、お願いですからアンチウイルスソフトは入れてください^^;
入学してびっくりしたのですが、なんにもせずにただぼけ〜っとコンピュータを使っている人が多すぎます(学生でも)。つまり彼らのPCはバグだらけ・穴だらけってことです。
ウイルスやワームにやられてから泣いても遅いので、あらかじめ対策しておきましょう。
パターンファイルのアップデートはこまめにね。
 

なお、価格については次ページをご覧ください。



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