マッチング:就職活動(2)
就職活動の開始時期
就職活動=病院見学(または実習)になりますが、これの開始時期は「各大学の都合による」としか言いようがありません。
臨床実習の合間を縫って、あるいは臨床実習が終わった後に就職活動を行なうわけですが、5年次以降に行なわれる病棟臨床実習(ポリクリニークまたはクリニカル・クラークシップと呼ばれます)の終了する時期は、各大学によって異なるからです。
群馬大学の場合、5年生の実習は3月には終わってますので、5年生の3月以降は比較的時間もとれます。気の早い人は4年次の冬休みくらいから、そうでない人は5年生の夏くらいから、見学に出かけるようです。また群馬大学の場合、6年次に一週間以上の外部実習を行なうのであれば、単位として認めてもらうことも出来ます(2006年度、2週間分まで単位になります)。
しかし学生を大学病院に縛り付けたがる大学の場合、就職活動が非常に困難だそうで、他病院の見学さえもままならないケースがあるそうです。
この点についても、入学前に検討しておくべきでしょう。
就職を有利にするためには
そんな良いものが判るなら、こっちが教えてもらいたいくらいです。ハイ。
なんて本音を書いてもしょうがないので、とりあえず当方が5年次終了時までにやったことを書いておきます。
- 学外研修への参加
各種勉強会、セミナーなどが各地で開催されていますから、興味の持てそうな分野で学生を受け入れているものがあるなら、積極的に参加すると良いでしょう。むろんコストはそれなりにかかりますが、医学に対するモチベーションの維持につながりますし、交友関係が広がるというメリットがあります。
- 資格の取得
BLS、ACLSなどの資格は学生でも取得可能です。持っていて損になるわけでもなし、取得しておくといいでしょう。
もっとも、これらの資格をただ取っても意味がない(持っているだけでは意味ありません)ので、「大学で学んだ事との関連付け」をしっかりしておくことが肝心です。
逆に言うなら、「自分の知識の切りなおし」のために取得しろ、ということ。
- 過去の専門分野の強化
他の学生にない強み、といえばやはりこれです。
といっても、一般的には「資格なんて単なる飾り」です。医学分野における医学博士みたいなもの。
この現実を知っている者としては、情報処理技術者を持ってても意味ないしなぁ……と思いますが、病院は資格に弱い人も少なくない所ですから、何か持っていると徳かも知れません。
で、この他にももちろん、やっておいて損のないことは多々あります。
以下に、私には出来なかったことのうち、やっておいて損のないことを挙げておきます。
- 運動部への参加
サークルではなく運動会系(体育会系)の活動ですね。
医学部は医学部だけで大会などを催していますので、極めてクローズドなコミュニティが出来上がっています。この閉塞感が嫌だという方にはオススメしませんが、クローズドであるからこそ、中に入ってしまえば密度の高い交流も生まれるわけです。
情報流通量が全く変わってきますので、余裕のある方には運動部への参加をお勧めしておきます。
- 学内の各種勉強会への参加
当方は腰が引けていた(年寄りが若い人の邪魔をする羽目にならないかと^^;)ので出遅れまくりましたが、年齢を気にしない図太さがある方にはオススメ。
横のつながりは大変重要ですよ。
医学部といえども、それなりの就職活動が必要な時代になっています(もっとも当方には、「これまで、医学部では就職活動の必要がなかった」事がカルチャーショックでしたが)。時間のやりくりなども考えて、学生時代を無駄に過ごさない工夫も必要という事になるでしょうかね。

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