マッチングは仮住まいの選定。
というわけで、二年間の契約社員生活をどこで送るか、と物事を単純に考えることにします。
当方の選択基準は、以下のようなものでした。
大学病院に残るか否か?
「うちの大学は、残れる雰囲気じゃない。外部に出るしかない」という声は、他大学再入学者・編入学者から時おり聞かれます。大学によっては、「年寄りに残ってもらっても困るんだよ( ゚Д゚)、ペッ」という雰囲気が漂ってるんだとか。
幸いなことに、群馬大学は学士編入者が「居心地悪い、出て行こう」と思うような場所ではありません。むしろ残ってもらいたいという意向があるんじゃないでしょうか。
むろん相性が悪くて出て行く人、田舎住まいを堪能して都会に戻る人も多数いますが、誰もがウンザリして出て行く日を指折り数えて待つような、変な空気はありません。
居場所が確保しやすいわけですから、これは非常にありがたいことです。
実際、先輩方でも三年目から戻って来た人、最初から付属病院で研修している人などがいますし、我々六期生からも「別にここでも問題ないよ」という声が聞かれました。
先の項目に当てはめて考えると、大学病院は以下のような評価になります;
| スタートダッシュ | まあまあ可能でしょう |
| 給料 | やや安め。しかし生活費が安いから何とかなる範囲と言えましょう。 貯金は……3年目以降から蓄財に励むとします。 |
| 教科書 | なんとか買えそうです。 ただし医学書を扱う書店はあまりないので、購入前にはK国屋@東京あたりで下見か? |
| 人間関係 | なんとかなりそうです。 |
| 苦労しそうな幹部 | 無論います。普通の企業における嫌上司率と同じようなものでしょうか。 さすがに4年も所属して内情を把握しつつありますから、この辺の評価は他病院のそれよりも低い傾向にありますね。 |
| 『明日なくなったら』 | 県内唯一の大学病院。無きゃ困るようです。 |
| 気候 | ……実家のあたりも同じような気候だからなあ (ここまで強烈な風は吹きませんが、夏暑く冬寒いステキ気候です) |
さて、ここで重要なのは上記のほか、落ちる心配はほとんどないということですね。
よって、群馬大学付属病院のプログラムは全部登録してみました。
安定を求めるなら、大学病院だけ応募しておけば問題ありません。
それでもあえて、外部の病院に応募してみました。
理由はきわめて単純です。
うん、やってみなくちゃ面白くないじゃないですか。
当方のこの本音を聞いて、「やっぱりJFってヤマ師だよね」と言った友人どももおりました。……否定はしません^^;
年齢というデメリットはもちろんありますし、ぶっちぎりでよい成績を出している学生でもありません。入試のときも揉めたとおり癖のある性格でもありますから、けして分の良い賭けではありませんでした。
で、結果はと言うと。
仮住まいとはいえ、後期研修での専門性につなげることも考慮し、こうして六つほどをリストアップ。
たいていの人は2〜7くらいの病院をリストに含めるそうですから、まあ普通ってことでしょう。
北から南までいろいろな病院に伺い、そのうちの六病院に応募させていただいたわけですが、市中病院はどれも甲乙付けがたい。そして、「ここならリストのトップに書いておけば大丈夫」と言い切れる病院も無い。
そんなわけですから、体力温存を考えて「気候」で順位付けしてみました(いくら私が体力バカとはいえ、もともと寒冷地仕様+加齢という現実は考慮してみました)。
と、こんな風にして、実質的には某市中病院か、それとも大学病院か、どちらかになるだろうと予測されるリストを提出しました。
……第一希望の市中病院には振られてしまいました。
マッチングは要するにお見合いですから、先方から断られることもあるって事ですね(*)。
つまるところ、暑いのが嫌だの空っ風はウンザリだのと愚痴をたれず真面目に働け!という天の声なんでしょう。
しかしありがたい事に、アンマッチ(就職内定せず)と言う最悪の結果は逃れられました(*)。
というわけで、内定先は無事確保。 あとは、卒試・国試を何とか突破するだけです……それが大変なんですけどね。