一度きりの人生だから妥協も後悔もしたくない。そう思って生きてきた。
後悔は全て悪いものでも無い事はわかっている。それが大きな後悔でなければ。
悔やむ事で、同じ過ちを繰り返さぬよう生きていく事ができる。
しかし、悔やんでも悔やんでも元には戻らない事だってある。そんな後悔は誰しもしたくない。
生きていく上では後悔する事は必ずある。
あの日あの時、もっとああしていれば、今頃は・・・。
あの時もう少しこうしていれば・・・。
今の人生に満足している人は手を挙げて。こう言ったら何人の人が手を挙げるかな?
「お金もない、すごく平凡な人生だけど、それなりに満足しています。」
こんな答えなら返ってきそうな気がする。
「満足していますよ。人生全てに。何もかもうまくいって。本当、生まれてきて良かった。」
こうやって言える人はどの位いるだろうか。
この人はきっと今後、この幸せな時を思い出して後悔する事になる。
あの時、ああしなければ、ずっと幸せなままで居られたのに・・・。
じゃあ、人生は後悔の連続なんだね。
人生の浮き沈みによって、好、不調が繰り返される。
いつまでも好が続くわけじゃなく、不に少しでも傾けば、後悔は生まれる。
僕は今まで、妥協しない事が後悔を生まない事だと思っていた。
しかし、おそらく、妥協せずに生きていったら、どこかで必ず後悔が生まれる。
妥協せず上を目指す姿勢を大事にしてきたが、どこかで躓いた時、
「あの時、妥協してでも進んでおけば、こうなる事はなかったのに・・・」
自分の選択ミス。妥協しない道が必ずしも最良の道だとは限らない。
つまり、妥協しない自分が妥協していた自分よりも結果的に妥協している事も有り得る。
だからこの世の中は後悔無しでは生きてはいけない。
最良の道なんて誰もわからない。
山を登って頂上から見下ろした時に初めて自分の辿った道が最良かどうかわかる。
最良の道を進むための計画は必要だが、必ずしもそれが最良の道への計画だとは限らない。
計画通りに進むかどうかもわからない。だから人生面白いのかも知れないけど。