ガンダムウォー上級者編

ガンダムウォー上級者編



さて、いよいよ最後の構築論、ガンダムウォー上級者編となりました。
これまで初心者編・中級者編でほとんどの構築において必要なことを述べましたが、 実際上級者クラスになってくるとさらにデッキを作ることにおいて必要なことが出てきます。単純に述べれば、メタゲームの取捨選択情報が必要になってきます。では、実際にそれが構築においてどう必要になってくるのか、を説明していきますと、

・地域的メタ戦略
・汎用性メタ戦略

この二つに二分されると思います。まずは、メタゲームという言葉から説明していきましょう。メタゲームとはいわいる「大会参加者が選択して使用しているデッキの傾向」であり、それらのうち上位群で成績を残しているデッキタイプを指します。上位で成績を残せているということはそれだけ構築において優秀な面があり、かつ安定して勝てているわけなので、上位にそのデッキタイプのデッキが多ければ多いほどそれはメタの中心と言えるでしょう。またメタゲームは傾向を指すと同時に勝ちデッキの均衡を現すものとも言えるでしょう。例えて言えば低速デッキは中速デッキに勝ちやすく、中速デッキは速攻デッキに勝ちやすく、速攻デッキは低速デッキに勝ちやすいといったような三すくみの状態など(低速は中速のカードと比べ遅い分カードパワーが上なので中速のスピードならば追いつける、中速は速攻に対して「低速が中速」に勝てる理論と同じく、そして速攻は低速が展開しきる前にゲームを終わらせることができる)が言えます。
無論、これは低速・中速・速攻といった展開スピードによるものだけではなく、デッキの色の特性によって、「自分のデッキタイプはあのデッキタイプには勝ちやすいがこのデッキタイプには勝ちにくい」といったようなものもあります。(例えば赤のカウンターデッキに対し青デッキのプリベントカード群強く、青のカード群に対し破壊カードが多い黒デッキは青に強いが、ドロー操作が弱いため赤のカウンターカードに弱い、といったもの)
これらの様々な傾向が大会では存在するために、当然自分は自分がやりたいようにデッキを組むだけではどうにもならないこともあります。(メタゲームを無視したデッキ構築をしたために大会で同じデッキに何度も当たり大敗を喫すなど)そのため、上級者になるか中級者のままでいるかはメタゲームを読めるか読めないかの話になることもあります。メタゲームを読んで、それに則って対策カードをサイドボード・またはメインから入れておくことを上級者は必ず行っています。
さて、メタゲームの説明はこのくらいにして本題に戻ります。地域的メタ戦略は読んで字の如く、地域的に見られるメタゲームを読んでメイン・サイド構築をするということです。地域といってもそれぞれありますが、例えば、近場のゲームショップでやっている大会におけるものや、チャンピオンシップといった地方ごとに分かれた公式大会も地域メタが絡んでくるでしょう。 例えば、その近場の大会では赤のカウンターデッキが大流行しているのにわざわざカウンターに弱いデッキを持ち込んで優勝を狙おうなどという行為は到底優勝できるとは思えませんよね?そういった場合は、最初のデッキタイプの選択からメタの読み始めになることもあります。(元からカウンターデッキに強いタイプなど)そうすれば、サイドボードでは、ある程度カウンターデッキ対策を省いて、他のタイプに対するデッキ対策がしやすくなりますし、メインでカウンターに強い場合ならば少なくとも試合の1セット目は勝ちやすいわけですから、余裕を持ってサイドボーディングできるのも確かです。 地域メタの場合は、ことデッキタイプが絞り込まれますので、メタをちゃんと読めていれば優勝もできる可能性が高いといえるでしょう。
では、次に 汎用性メタ戦略について説明しましょう。これも言葉のとおりですが、要はバランスよく様々なデッキタイプと戦っていけるように構築するという戦略です。 (特に本HPで掲載されているデッキは大体がこのタイプ)GTのような全国大会といった大きい大会では様々な地域から様々なデッキが持ち込まれるわけなので地域メタのように偏ったサイドボーディングをしていると意外なデッキに足元をすくわれたりします。 (無論、時には特出したカードによってメタデッキが絞り込まれている場合もありますので、一概に間違いとは言えませんが)汎用性メタ戦略の場合は、自分が苦手とするデッキタイプの弱点克服をサイドボードやメインボード(とはいえ、傾向的に数枚だけ取り入れるだけですが)に対策カードを設定するといったものです。こうすることによって、安定して様々なデッキと渡り合えるように構築をしていくものがこの汎用性メタ戦略となります。
説明が長いので簡略してこの2つのタイプの違いをいいますと、 地域性メタ戦略はやや構築において特定タイプに対して完封勝ちできるような、いわいる尖ったデッキ構築をすることであり、 汎用性メタ戦略はメイン自体は基本的に安定しており、サイドボードにおいて相手のデッキに対して自分の弱点部分を埋めていくといった傾向を持つデッキ構築であるといえます。まぁ、攻めるタイプも守るタイプといえばもっと分かりやすいでしょうか?

このようにして、メタゲームに対して自身がどう取り組むか、またそのメタゲームは日々変わっていくため、日頃からデッキ研究をしてメタの読みを磨くことも大切でしょう。そうすることで、あなたは大会で実績を残せるような上級者プレイヤーとなっていくのです。
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