会長挨拶
               中央大学白嵐会
                   会長  姉川 邦彦

 卒業同期生の皆様、中央大学を卒業してから数年がたちますが、い
かがお過ごしでしょうか。
 私ども白嵐会は、1987年1月31日の第一回総会において結成
され、卒業と同時に運営をはじめました。
在学中の私は、恥ずかしながら「中央大学」に対する愛校心という
ものはほとんど持っていませんでした。現在でも愛校心というと多少
の疑問符が付きます。しかしながら、少なくとも四年間の大学生活の
背景には「中央大学」の存在があったことも事実です。
 他大学が良い、という訳ではないのですが、就職活動中に私は「中
大」に疑問を抱きました。卒業後の0B問の縦・横の関係がほぽ無い
に等しく思えたからです。しかし逆に、「白嵐会」の設立の意味をそ
こに見出したのです。就職活動を通じて、実に様々な人に出逢いまし
た。中大にも意外にいろいろな人問かいるものだと驚きました。一学
年七千人もいるのだから、あたり前と言えばそれまでですが、この時、
「将来、卒業してからも話ができる場を作りたい」という気持ちにな
ったのです。
 約30年問にわたって中大には卒業同期会が無かったため、結成時
に「何の会だ」「単なる就職組の集まりではないのか」等々言われた
ことを思い出します。卒業後の現在でさえも「卒業生の一サークルか
」という声を聞きます。しかし、私どもの意図する目標はもっと大き
いものがあります。
白嵐会の目的の一つに「会を通じて、会員が自己を高め、相互に啓
発し合う」という項目があります。お互いが持っているものを出し合
い、多少ぷつかり合っても、相手を見つめて、自からを成長させてゆ
きたいと思っています。また、白嵐会は「人脈」を作るための会では
ありません。私どもは、「人脈」とは決して作るものではなく、自然
発生的に必然性を伴って出来てくるものであると考えます。「人脈作
り」を第一義と捉えますと、単なる一つの集団になり下がる気がしま
す。目的が存在し、その旗の下に意を同じくする者が集まり、そして
互いに影響を与え合う。この過程において出来た人的つながりこそ「
人脈」と呼べるのではないでしょうか。
 白門に急に激しく吹き荒れ、暴れるほど大きくなる風、の意で名づ
けた「白嵐会」ではありますが、まだ歩きだしたぱかりでゴールなど
見えはしません。来たるべき私たらの時代のために、ぷつかり合える
人間、何かを求めている仲問が、集まつ合える場所を作って行きたい
と思っています。そして、まずは会員全員を集めての総会を、更に夢
を広げて87年卒業生を一同に集めての同期会を開催することが目標
です。また、後輩の白辰会、白友会そしてさらにその後に続く会との
合同総会の開催も検討中であります。そのためにも、早く我々白嵐会
を軌道に乗せなけれぱならないと頑張っています。
 まだまだ基礎固めの時期ですが、さて、十年、二十年後に如何なる
会になっているか楽しみです。なぜならぱ、我々自身で我々の「道」
を決めて歩いて行けるからです。
 最後になりましたが、一人でも多くの同期の方々と「白嵐会」でお
会いできることを楽しみにしております。