久しぶりに現地の様子をお届けします。
下記の写真でご覧ください。
(モンタルバンにある聖心会修道院敷地の
フェンスを掃除する地域の人々)
(フェンスの修理を手伝う親を待つ子ども達)
(「みこころの家」のマーシー先生と病気のお母さんのために祈る人々)
(祈りのためのキャンドルと
聖マグダレナ・ソフィアのご絵)
(川沿いに掲げられたフィリピンの国旗)
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10月3日の現地の様子でお伝えしたように「みこころの家」で働くマーシ先生のお母さんの病状が非常に悪く、ほとんど食事も取れない状態が続いています。病院に行ってもあまりに状況が悪く、拒否されていたところ、シスター有田の知り合いのお医者様の紹介でケソン市総合病院で診ていただけたそうです。かなり古びた倉庫のような病院だったそうですが、お医者様は丁寧に病状をマーシに説明しできるかぎりの治療をすると言ってくださったそうです。
マーシのお母さんは、ものすごい脱水症状と栄養失調の状態で、腎臓と肝臓はほとんど機能していないようです。心音にも異常があり、かなりのバクテリアに感染しているのにこの2カ月熱が全く出なかったことは、菌と戦うだけの抵抗力が全くないことのあかしだそうです。どんなに食べさせようとしても、この2カ月食べなかったことと、検査の結果から判断すると、たぶん癌があり、それが末期になっているであろうとのことです。CTなどの高価な検査をいましたからといって、抗がん治療ができるわけでもないのでとりあえずは腹部のレントゲンだけで、癌の可能性を見て見ましょうということです。こういった状態では、公立病院は普通は患者を受け入れないのだそうです。
なんと悲しいことでしょうか。シスター有田は今回のことで、貧しい人たちの医療体制の乏しさを目の当たりにされたようです。もっと早く病院にいけていたら、そしてもっと早く必要な治療をうけることができていたら、これほど苦しむことはなかったでしょう。
この優しいお医者様は貧しい人に「尊厳」をもって対応してくださいました。
どんなに汚い病院であっても、このお医者様はマーシのお母さんに向き合い、診療して、薬を与えてくださったのです。そのことに感謝をせずにはいられません。
地域の人々もマーシのお母さんのために祈り、マーシを力づけようとしています。
そして、「みこころの家」がある聖心会の修道院の敷地の壊れたフェンスを供に掃除し、修理してくれている人々の姿・・・・・
ここは本当に人々の人々の思いやりが集まる「みこころの家」ですね。
聖書を手にしたら、こんな箇所が目にとまりました。
彼らは助け合い、互いに励ましの声をかける。
職人は金工を励まし、大槌を振るうものは小槌を使うものを励ます。
一人が据えつけて、良しと言うと
一人は釘を打って動かないようにする。・・・・・・・
恐れることは無い、わたしはあなたと供にいる神。
たじろぐな、私はあなたの神。
勢いを与えてあなたを助け
私の救いの右手であなたを支える。(イザヤ書41:6,7,10)
私は日本にいて、一人では何も出来ないけれど、毎日集まる支援物資や寄付を通して支えてくださる多くの方々の温かい気持ちを感じ、それが集まると、こんなにも大きな力になるのだと感謝の気持ちでいっぱいです。
聖心女子学院の姉妹校の連携、児童・生徒、保護者の方々、卒業生、その他関係者の皆さんの繋がりによるこの支援活動は「みこころ」で結ばれた大きな輪を作り出しています。そして、今、その輪はフィリピン「みこころの家」の人々を包み込んでいるようですね。
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