2009年9月26日の洪水被害を受けた人々への支援
                             (9月29日掲載)
                            
               
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大洪水から3日目の9月29日
現地シスター有田からのレポートです。

シスターは今日、スーパーマーケットでラーメン、お米、缶詰を、また市場では子供の下着、野菜などを買い、みんなの好きなソパス(スープマカロニ)を作って被害を受けた人たちに食べていただいたそうです。以下写真でご覧ください。



SMSFスタッフ、ドイツからのボランティア、中国人・ベトナム人留学生
が洪水被害を受けた人々のために食事を用意しています。




ソーパスを食べる洪水被害を受けた人たち



食事を終えた子ども達が ドイツからのボランティアと楽しそうに遊んでいます。

「みこころの家」の教室で支援物資(服や生活用品)を渡しています。



ドイツ人のボランティとスタッフが手に怪我を負った「みこころの家」の子どもの手当てをしています。彼の手は膿んで晴れ上がっていたそうです。
昨日のレポートにあった写真で彼は、洪水で家に入ってきた大量の泥をかき出す作業をしていましたね。きっと大変な作業だったのでしょう。



洪水で被害を受けた「みこころの家」に通う子ども達の家族が、泥まみれになった家を片付ける合間に大洪水の経験を分かち合っている。

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最後の写真の人々はSMSF女性自立支援プログラム(刺繍やお裁縫)に参加している女性たちです。みんな無事で良かった。本当に良かった。大雨の中、とても怖い経験をしたと思われる子ども達ですが、笑顔を見せて楽しそうに遊んでいる姿にホッとしています。そして、「みこころの家」がまさに共同体として支えあっている姿に大きな希望を感じます。

フィリピン政府は、正式に国連をはじめ、世界への人道支援を要請しています。日本政府もこの要請に答え22万ドルの緊急支援物資を表明したようです。アロヨ大統領は首都マニラの80%が洪水となった今回の惨事を”Once in a life time"(一生に一度)のものだといっています。これほどまでに深刻な被害をもたらしたルソン島に、また台風が近づいているという情報もあります。

貧しい人たちはその日の稼ぎがその日の食事になるといった状況で、、このような非常事態への備えがなく、自力での回復が非常に難しい状況にあります。また、政府の支援も貧しい人々の手にはなかなか届きません。
彼らを支えるのは「人とのつながり」です。多くのものを失いながらも残ったものを分かち合ってなんとか過ごしていますが、病気になっても薬を買ったり、病院に行くことができません。一番懸念されるのは洪水後の不衛生な環境下での感染症(デング熱や腸チフスなど)や肺炎などの病気です。子どもの多くが普段から栄養不足ですから特に注意が必要です。それだけに、「みこころの家」の食事支援はとても重要だと思います。

今回の被害状況を知った方が、身近な方に声をかけ、どんどん支援の輪が広がっているようです。どうぞ引き続きご支援とお祈りを宜しくお願いいたします。

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