試される大地・北海道

幸福への旅
2003,8,6,〜2003,8,21


1日目





09:00に起床。


「おはヨーグルト!よっしゃー!行くぜ北海道!
ジンギスカーン♪ウニいくら〜♪」




なんてテンションには一切ならず、淡々と準備。
台風と冷夏の話題で持ち切りのニュースを横目に黙々と準備。
ここ数日徐々に落ちていくテンションはある種マリッジブルーになる新婦のようだ。
今考えても不思議だ。何であんなに落ち込んでいたんだろう。
虫の知らせか悪い予感かとマイナス思考な俺は予定より4時間も早く出発。
ちなみにフェリーの出発は22:00
気、小さ過ぎかも・・・。





荷物満載


14:00に出発
大津にあるお気に入りのラーメン屋で昼飯
鯖街道に入り小浜に抜ける
道は混んでいなかったがやたらめったら暑い!
バイクに取り付けている気温計が36℃を指しっぱなしだ


「北海道は多少は涼しいんやろうなー・・・」


なんて今考えると完全アホなことを考えつつ汗を拭き拭き舞鶴へ
後に述べるがこの気温計が30℃を超えたのはこの時が最初で最後だった
まさか気温計が娯楽と凶器になるなんてその時考えてもいなかったわけで・・・。



見難いけど36℃




予定より全然早く、16:00に舞鶴港に到着
有り余っている時間を潰すために「近畿百景第1位」の五老ヶ岳展望台に行く事に


俺の大っ嫌いな峠道を4キロほど登る
充分苦労した価値がある快景
黄昏の東舞鶴港と西舞鶴港両方が見渡せる
職員のおっちゃんに勧められた展望タワーにも登りたかったが200円の入場料を渋って断念


「景色で商売するなんて無粋だぜ、ミスター」


とか適当な言い訳つけて一服し撮影(無料の場所で)




舞鶴港に戻って乗船手続きを済ませてもまだ18:00前
待合室で仮眠を取ったり野球中継を見たりダラダラしている

と、タバコとお茶がないことに気が付く。
カバンの中をゴソゴソやってみるとなんとデジカメもない!



「しまった!五老ヶ岳展望台だ!」


風景を撮影をした時までは確かにあった
運転中に落としたのでないなら五老ヶ岳展望台しかない

外を見るとすっかり夜になっていて小雨まで降り始めている。

夜道・山道・満載の荷物・不慣れな道・降り出した雨
出航時間間近の焦り。
およそ考え得る最悪の要素が盛り沢山
先日の車との接触事故の恐怖が思い出される


「命に関わる事故になりかねないな・・・」


自分を落ち着かせ、しかし気を張り、慎重に慎重を重ね五老ヶ岳へ向かう




度重なるスリップと峠道と突然の対向車にビクビクしながら展望台へ
急いで撮影をした場所に行向かう
暗くてよく見えない、目が慣れるまで待つ時間も惜しみ
手探りで探す。

4時間も放置されていたのになんとそのままの姿で俺の迎えを待っていた

感動のあまり思わず抱擁&接吻
メモリーこそ消えてしまったがそんなことはどうでもいい
お前さえいてくれれば俺は幸せなんや〜
と、普段彼女にさえ言わないような台詞を吐きつつ舞鶴港へ




舞鶴港に着くと既に単車の列が出来ていた
その数ゆうに200台!
暴走族の集会、いや古今東西バイク(オフ車メイン)の展覧会のようだ
気合の入った単車の群れに少し萎縮しつつ乗船




二等船室という幼稚園の教室サイズの部屋に40人のおっさんがごろ寝する部屋
そんなところで寝る気にもなれずテラスで酒を飲みのみ日記をつける
今日のデジカメ紛失や上陸当日の天気予報は雨、しかも台風がやって来る。



「やれやれ、北海道は俺が嫌いみたいやな」




幸先悪いスタート、俺の幸せはどっちだ!?




ストレートでも美味い


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