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(ギター編とかぶってるところがいっぱいあります)
バンドでベースを弾くために最低限必要なもの。 ■ベースギター いわゆる「ベースギター」は、見た目や値段や形やタイプで音がぜんぜん違ったりします。
自分の好きなアーティストがひいていると同じタイプのベースを買えばたぶん問題ないでしょう。 よく分からない場合は楽器屋の店員さんに自分のやりたい音楽を話してみましょう。 高ければ良いとも限らない気がするので、自分のお財布とも相談のうえで長く愛せるかっこいいベースを買いましょう。 ■チューナー ベースのチューニングをするために必要な道具です。
絶対音感の持ち主でなければ絶対に必要です。ないと下手になります。 電気式のやつから「おんさ」からエフェクターに内臓されているモノまで色々ありますが、安いので充分だと思います。ただ「おんさ」だとスタジオ練習の時辛いかも知れません。 ■メトロノーム どんなんでもいいんで絶対あったほうがいいです。ピアノ用のやつでもOK。
楽器屋さんには電子音が鳴るヤツとかドラムの音が鳴るモノなど色々あります。 いわゆる「マルチエフェクター」ってやつにはこのメトロノーム機能もチューナー機能もついてることが多いです。予算があえば「マルチエフェクター」を買ってもいいですね。 ■ピック 色んなタイプがあります。大きいの、小さいの、薄いの、厚いの、柔いの、硬いの等。
ピックは安いんで(1コ100円とか)、最初のうちは色々買って試してみて自分が一番弾きやすいのを選べば良いと思います。 ベースは「ピックを使う人」と「指で弾く人」がいますが、弾きやすさの違いの他に音が歴然と違ってきます。色々試してみて、自分に合う弾き方をみつけましょう。 ■シールド ベースとアンプ、ベースとチューナー、ベースとエフェクターの間をつなぐ「電線」です。
ちょい長めのを複数本もっていると便利です。たまに信じられないくらい高価なシールドが売ってますが別に必要ないと思います。 かといって極端に安すぎるのとか細すぎるのとかもおすすめできません。 ■ストラップ ベースを肩からさげるヒモ(?)ですね。
ライブで弾く事を前提としているなら最初に買っておいた方がいいです。 座って弾く事に慣れたら立って弾く練習もしておいたほうがいいです。意外と弾けないんですよ立つと。 あと、プロの中には(アマも)ストラップをあり得ない程さげて弾く人がいますが、あれはかなり弾きづらいんで無理をすることはないと思います。 ■替えの弦 ベースの弦はギターの弦と比べてめったなことじゃ切れません。が、切れなくても消耗します。いっぱい弾いたらマメに張り替えましょう。
スタジオに行くときは、シールドと替え弦は多めに持っていきましょう。 これも高い弦とか買う必要ないですが、ベースの弦はギターの弦に比べて高価ですんで、そんなにしょっちゅう替える必要はないと思います。 自宅での練習。 ■とりあえずひいてみる ベースを買ったら、とにかく無心にひいてみましょう。 適当にがーっと。飽きるまで。 アンプがあるならつないでみましょう。アンプを色々いじって、自分のベースはどんな音がするのかをちゃんと確認しておきましょう。また、「指で弾いたとき」「ピックで弾いたとき」の音の違いを確かめておきましょう。一般的には、指で弾くとアタック感の弱い低音のふくらんだ「優しくまるい音」になります。ピックで弾くとアタック感のハッキリした「攻撃的でロックな音」になります。 ウッドベースの音を再現する場合なんかは指で、激しいサウンドが欲しい場合なんかはピックで、と使い分けられれば一番いいんですが、どっちも練習して中途半端になるよりはどっちかを極めたほうがいいような気もします。 それが終わったら、チューニングをしましょう。 チューナーの説明書にチューニングのやり方は書いてあると思います。 4弦からひとつづつ。1弦まで終わったらまた4弦に戻って。すべての弦がちゃんとぴったり合うまで。 チューニングは、面倒くさくても練習中何度もやる習慣をつけましょう。自分の耳に正しい音程を覚えさせる為です。間違ったチューニングのままベースを弾きつづけるのは非常に良くないです。細かいことですが大切だと思います。 ■コードを覚える ベースにも和音で押さえるコードは存在しますが、使う機会はほとんどありません。 コードを見てベースを弾く場合、コードの【ルート音】を押さえれば良いでしょう。ベーシストの場合、コードを覚えるよりはしっかりしたリズムキープができる練習に重点を置いた方が良いと思います。 【ルート音】……例えば"C"というコードの構成音はドとミとソです。"D"だとレとファ#とラです。この場合Cコードのルート音はドで、Dコードのルート音はレです。『CDEFGAB→ドレミファソラシ』です。また、たまに『E/D(またはEonD)』のようなコード表記がありますが、これは『オンコード』といって、この例だと"E"の本来のルート音はミですが、オンコードがDなのでベースはレを弾きます。 ■正しいリズムで弾ければ他に何もいらない 自分の弾くフレーズを覚えたら、今度はメトロノームにあわせて弾いてみましょう。 メトロノームに合わせてカッチリ弾く。難しいんです意外と。 ここは重点的に練習すべきだと思います。 録音できるラジカセ等があれば、自分の演奏を録音してみましょう。 自分の演奏を聞いて、もたっているのか、ツッコミすぎているのか、見極めてなおしましょう。 上手い人はこの「もたり」「つっこみ」をあえてやることで独特の効果を出す場合もありますが、そういうことを意図的に出来る人は「ピッタリ弾け!」と言ったらピッタリ弾ける人です。とりあえずはリズム通りに弾けるようになることを目指しましょう。 また、地味に重要なのが「ミュート」です。音を出さない(音を消す)技術です。弾くべきところはしっかり弾き、弾かないところはしっかり弾かない。アタリマエの事ですが、コレがしっかり出来るだけでかなり上手に聞こえます。 バンド全員で演奏した時、全員が同じタイミングですっと音を切って、同時にドカンと入る(←いわゆる”ブレイク”って奴です)。完璧に決まった時の気持ち良さは「バンドやっててよかった」と思える瞬間のひとつです。 ■リズム練習についてもうひとつ たとえば、良くある8ビートでこんなフレーズがあったとします。
コレが、最初のうちはこんな風になるかと思います。
わかりますでしょうか。左手のフレット間の移動がスムーズに出来ないために、押さえるフレットが変わるたびにもたったり、つっこんだり。 まずは、均等に8分音符をキッチリ刻む練習を心がけましょう。 メトロノームで最初はゆっくりなテンポから。慣れてきたら徐々にはやくして、目標の曲と同じテンポで。ラジカセかなんかに録音して自分の音を聞いてみると良いと思います。 ■リズム練習についてさらにもうひとつ たとえば、同じ8分音符をひたすら刻むようなフレーズがあったとします。
ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ 簡単じゃん、と思って弾いてみると最初のうちはこのようになると思います。 ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ ボ わかりますでしょうか。右手のピッキングの強さが一定でないために、音符ごとの音量にバラつきが生じてしまいます。これは、アンプにつないで弾いてみないと気づきにくいところです。しかも、これを克服するのはかなりの練習量が必要です(ある程度弾ける人でもできてない人が結構多いと思います)。日々の地道な練習を重ねるしかないと思います。 ※地道な練習しかない、と書きましたが、実は簡単に解決する方法があります。コンプレッサーというエフェクターを使うことです。 コンプレッサーは、出過ぎた音を圧縮し、また足りない音を持ち上げてくれるので、音の粒を簡単に揃えてくれます。コンプレッサーは大抵のマルチエフェクターに入っているし、(質さえ問わなければ)安価で手に入れることができます。 のちのちスラッピング(チョッパーともいう)ベースを弾きたい人ならばずっと重宝します。 が、本来ピッキングの強弱でコントロールすべきものを機械でやっちゃうような使い方はあくまでも”ごまかし”なので、上記にあげた練習は必ずやっておくべきだと思います。 ■CDにあわせてみる ある程度スムーズに弾けるようになったら、CDをかけて一緒に演奏してみましょう。 その際、CDのベースの”雰囲気”をつかみましょう。難しいことは考えなくていいです。その曲で実際にベースを弾いている人の気持ちになって、「ノリ」というか「雰囲気」をつかみましょう。 ただ、ベースはやはりメトロノームでの地道な練習でリズム感をモノにすることが一番大切だと思います。あんまり楽しくないけど。 ■”音を作る”事の大切さ ベースは楽器ですから、いくら上手に弾いてもしょぼい音が鳴っていたら台無しです。自分の持っているもので、出来るだけいい音を鳴らす努力をしましょう。 「いい音」をコトバで表現することは非常に難しいのですが、自分の知ってる「かっこいいベースの音」に近づける努力をしましょう。 自分のアンプを持っている人は、アンプにつないで、アンプのつまみを色々いじってみましょう。 グラフィック・イコライザーがついている場合はそれも色々いじってみましょう。 エフェクターを持っている場合でも、とりあえずエフェクターを使わないでアンプだけで音を作ってみましょう。 アンプを持っていない人はスタジオに入った時に色々やってみましょう。 アンプにはさまざまな種類があり、メーカー、タイプ、古さなどにより全然音が違います。練習スタジオで色々なアンプに触れ、アンプごとのクセをつかんでおきましょう。 初心者にありがちな間違いは、低音を強調し過ぎてボワボワいって何を弾いてるんだかわからない音になってしまったり、逆に低音が足りなすぎて存在感のないベースになってしまったりしてしまうことがあります。色々試行錯誤して”かっこいいベースサウンド”を作っていきましょう。 ベースという楽器は地味で目立たないイメージがあるかもしれないけど、それは多くの場合間違いです。 皆で合わせて演奏する場合、ギターやキーボードや歌が居なくても練習できますが、ベースが居ないと練習そのものが成り立たなくなることもあります。自分がバンドで一番重要なんだ、くらいに思っていてもあながち間違いじゃないと思います。 ■エフェクターを使ってみる エフェクターは、ベースの音に様々な効果をもたらしてくれます。上手に使えばとても便利ですが、下手に使うとひどい音になってしまうことも少なくありません。
「お前それむしろエフェクター無かった方が良かったんじゃねーのか」という事もよくあります。 エフェクターを上手に使いこなすにはある程度の経験とセンスが必要ですが、とりあえず”さりげなく”かける事を心がければ良いんじゃないかなと思います。 またエフェクターは上記の「最低限なもの」に俺はあえていれませんでした。事実無くてもなんとかなっちゃうと思うし、無いなら無いで弾き方や、アンプの設定でカバーする努力をすることが大事だと思います。 ■まとめ
・メトロノームを使って練習する。
・リズムキープをメインに練習する。 ・左手はスムーズに、右手は一定の強さで! ・コンプレッサーは便利。 ・音を作ることは大切だ。 とりあえず思いつくまま書きました。 今後も何か気づいたことがあれば追加・修正しようと思います。 |