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バンドでドラムを叩くために最低限必要なもの。 ■スティック 叩く棒ですね。たまに折れたりするんで多めに持っておくといいでしょう。楽器屋さんで握ってみて、持ち心地(?)のいいものを選びましょう。
■メトロノーム 絶対必要ですね。当然ですね。イヤホン端子のついている電池式ものを選びましょう。ヘッドフォンかイヤホンをしていないと、叩きながらは聞こえないからです。
■その他 スネアドラムやシンバル類など、自分用のを持っている人がいますが、最初のうちは必要ないでしょう。スタジオやライブハウスによっては備え付けのものがヒドい場合もありますが、チューニングや叩き方で工夫することを覚えましょう。
あと、滑らないために、ドラムを叩くとき用のクツを持ってくるドラマーは多いです。自分で色々考えてやってみて、叩きやすい環境を作りましょう。 自宅での練習。 ■イメージトレーニング ドラムセットが家にある人は稀です。あっても周囲に気兼ねせず叩ける環境にある人はもっと稀ですね。自分のヒザや空中をパンパン叩きましょう。 自分の持っているCDを、リズム楽器に意識を集中して聞いてみましょう。 「いち、にい、さん、しい」と心の中で数えながら、ノッて聞きましょう。ドラムの音だけではなく、ベースフレーズとドラムの音がどのように関連付けられているか、さらにはバンド全体の楽器はどのようなリズムの刻み方をしているのか、意識して聞いてみましょう。 また、リズムを刻む楽器がない曲(ギター弾き語りの曲など)やリズムを刻む楽器がない部分(よくある曲の途中でキーボードと歌だけになるやつとか)で、「いち、にい、さん、しい」とリズムをとってみるのも良い練習になります。 曲やフレーズを大体覚えたら、メトロノームを聞きながら(曲は流さず)イメージで手と足をふってみましょう。意外ときっちりリズム通りに叩くことは難しいことに気づくはずです。常にメトロノームの音を意識しながら、手や足が勝手に動くようになってくればいい感じです。 ドラムセットにむかってみる ■まずは叩こう ドラマーは一人でもスタジオを予約し、一人で入ります。はずかしがらず安いスタジオを探しましょう。スタジオに入ったら、とりあえず叩きましょう。適当に。思いっきり。力のかぎり。ときには軽く。ドラムセットのどの部分をどう叩いたらどんな音がするのかをしっかり頭に叩き込みましょう。スネアドラムひとつでも、叩く強さ、叩く部位、叩き方で出る音がぜんぜん違うことに気付くはずです。 ■4ビート、8ビート、16ビート。ゆっくりゆっくり覚えよう 適当に叩きまくるのに飽きたら、それっぽいリズムを適当に叩いて見ましょう。右手で左側にある皿合わせになっている小さなシンバル(ハイハット)を「チッチッチッチッ」と刻みます。その際左足はハイハットの下についているペダルを踏んでおきましょう。 とりあえずは、メトロノームを聞きながら「チッチッチッチッ」と延々やっているだけでも充分な練習になりますが(本当ですよ)、おそらく死ぬ程つまらないと思うので、右手に合わせて右足のペダルも踏んでみましょう。「ドッ、ドッ」と低い音がなりますね(バスドラム)。更に左手でスネアドラムを叩いてみましょう。右手は「チッチッチッチッチッチッチッチッ」、左足は踏みっぱなし、右足は「ドッ、ドッ」、左手は「 タン、 タン」これでドラムっぽいリズムの完成です。 さて、これをメトロノームを聞きながら延々と何時間もやりましょう。「わけわかんなくなってできなーい」という場合は、「これならなんとか出来そう」という早さまでメトロノームのテンポをおとしてやってみましょう。かならず、メトロノームを聞きながらやりましょう。 ずーーっとコレをやり続けて、だんだん気分が妙にトリップしてくる頃には、両手両足が勝手にリズムを刻んでいると思います。そうなったら、テンポを上げてみるなり、ちょっと違ったリズムに挑戦してみるなり、いろいろやってみましょう。(メトロノームは常にかけっぱで。) ■リズムの狂いやすいリズム。 メトロノームを聞きながら叩いていると、自分ですこしずつ「どういったフレーズの時にリズムが狂いやすいか」に気付いてくると思います。一般的にはリズムの表と裏がひっくりかえるようなフレーズ、忙しいタム回しが入ったフレーズなどの時に狂いがちですが、個人差もあるので、「自分がどういったフレーズの時にリズムが狂ってしまうか(=苦手なフレーズか)」を発見し、克服につとめましょう。しつこいようですが、もちろん、メトロノームを聞きながらでないと発見も克服もできないですよ。 ドラマーの”肝” ■重要その1:リズム!リズム!リズム! 当たり前すぎることですが、上手いドラマーとは、正しいリズムをきっちり叩ける人です。ドラムが正確なリズムを刻めれば、ベーシストもひきやすいし、バンドサウンドに安定感が生まれます。 あまり上手ではないバンドにみられる、「なんとなくハラハラしながら聞いてしまう(悪い意味で)ようなバンド」は、多くの場合、正確なリズムが出せていないため、安心感がないのです。 繰り返しますが、上手いドラマーとは、正しいリズムをきっちり叩ける人です。ものすごい細かいオカズ(=タム回し)ができる人でも、ものすごい速さで叩ける人でも、ものすごい力で叩く人でもありません。 メトロノームとお友達になりましょう。 ■重要その2:音のバランスを考えて叩く ドラムセットは複数のタイコから成り立っていますよね。その複数の”楽器”を一つの「ドラムサウンド」として成り立たせるためには、当然音量のバランスを意識して叩かなくてはいけません。 リクツは難しくありません。CDから聞こえるようなドラムの音量バランスで叩けばいいだけです。でも実際やってみるとなかなか難しいんですこれ。 なぜかというと、ドラムの音というものは、なかなか客観的に聞くことが難しいタイプの音だからです。(テープレコーダーなどで自分のドラムを録音するとしても、録音する場所、部屋の環境、その他の要因で録れる音が大きく変わってしまう)バンドのメンバーに「どう俺(私)の音?」と遠慮なく聞き、意見をもらって改善しましょう。 一般的には、スネアドラム(左手のターン、ターン)とシンバル(シャーン)の音がやたら強すぎて、バスドラム(右足のドン、ドン)が弱すぎるという状態に陥りやすいようです(中級者クラスでもこういうの結構います)。 バンド全体の出音や曲調、更にはスタジオの部屋の壁の響き方まで計算に入れてその時その時で丁度いい叩き方に変えられるようになれば、もう上級者と言って良いでしょうね。 ■その他の点 録音できるラジカセ等があれば、自分の演奏を録音してみましょう。 自分の演奏を聞いて、もたっているのか、ツッコミすぎているのか、見極めてなおしましょう。 上手い人はこの「もたり」「つっこみ」をあえてやることで独特の効果を出す場合もありますが、そういうことを意図的に出来る人は「ピッタリ叩け!」と言ったらピッタリ叩ける人です。とりあえずはリズム通りに叩けるようになることを目指しましょう。 例えば、曲をコピーする際、「このフレーズ印象的でカッコいいけど叩けない!無理に叩こうとするとリズムが崩れる!」なんて場合は、迷わずそのフレーズは捨てましょう。かっこいいフレーズよりも、リズムキープの方が10倍大事です。 また、地味に重要なのが「ミュート」です。音を出さない(音を消す)技術です。叩くべきところはしっかり叩き、叩かないところはしっかり叩かない。アタリマエの事ですが、コレがしっかり出来るだけでかなり上手に聞こえます。 バンド全員で演奏した時、全員が同じタイミングですっと音を切って、同時にドカンと入る(←いわゆる”ブレイク”って奴です)。完璧に決まった時の気持ち良さは「バンドやっててよかった」と思える瞬間のひとつです。 ■まとめ
・メトロノームはある意味スティックよりも大事
・とにかくリズムキープ!リズムキープ! ・音量バランスを考えて叩くことは大切だ。 とりあえず思いつくまま書きました。 今後も何か気づいたことがあれば追加・修正しようと思います。 |