(光文社古典新訳文庫)「目玉の話」はかつて「眼球譚」として翻訳・紹介されてきたもの。2編ともポルノ小説、とりわけ「目玉の話」はエログロ。文学的修辞や哲学的な要素はあるものの、高度な文学作品といえるのかどうかははかりかねる。「目玉の話」の、海辺の精神病院で嵐の夜シーツがはためくシーンなどは文学的ではある。(2007年11月30日)
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