◆ REI=ZERO/アメリカ旅行記 ◆

2002年3月25日〜4月2日、ロスアンジェルス滞在記

プロローグ
ある日、月一回の割合いでロスに出張している旦那さんが言った。
「今度ロスにみんなで行こうか。」それが去年の暮れ。
どうせ実現しないだろうと聞き流し、末っ子の受験でバタバタして忘れていた。
年が明けてやっと受験も終わり(3年連続)ホッと一息した時
「飛行機の切符の手配をするから、みんなの都合のいい日程を教えてくれ。」
(ええーーっ?!ホン気だったのーーーー?!)
「お金は?」「大丈夫、ANAのマイレージポイントがごっそり貯まってるから。みんなタダ。」
それからあわててみんなのパスポートを取るために写真を撮りに行き、旅券申請へ。

子供達は生まれて初めての海外旅行だし、私も新婚旅行以来で18年ぶり。
ワクワクドキドキしながらも一抹の不安が、、、。
今回は旦那さんの出張について行く形で、旦那さんは半分仕事の予定。
だから彼が仕事をしている間は「英語赤点」の私が家族を引き連れて歩くことになる。
なんせ12歳から75歳までのいろんなキャラクター6人の御一行様。
長男(17歳)だけは2月に修学旅行で行ったハワイの食事が激不味だったらしく説得するも
「ぜってーアメリカには行かない!あんな食事の不味いところ行くくらいなら
こっちでずっとカップメン食べてる方がまし。(←かなりのトラウマ)」と不参加。
(彼が行かないぶん、いくらかトラブルも少なくなるだろうとは思ったけど、、、ははは。)
さて、、、ヒデ一家のロス旅行はいかに、、、。

  ※注)ハッキリ言って、ほとんど海外旅行経験のないワタクシです。
     些細な事にも感激しているので 海外旅行初心者と思い、大目にみてください。
     また、ところどころ記憶喪失になっているので文章が
     なんの脈絡もなくすっ飛ぶ事があります。あしからず。

★3月25日(月)日本
いよいよ出発の日。飛行機は日本時間17時15分成田発ANA0005便。
旦那さんは会社から成田に直行する予定だったので
私、子供3人、姑の5人、私の運転のランドローバーで自宅を14時に出発。
普段成田には縁がなく、数年前(日本円を忘れて帰国した旦那さんに
駐車料金をとどけに)行ったのが最後だったので
空港の出発ゲートに間違いなく行けるか心配だった。(いろいろ新しくなってたのよ)
でも表示もきちんとしてあり(当たり前)道路も空いていたので
空港には15時過ぎに無事到着。車を駐車場に入れて
15時30分にANAのチェックインカウンターへ。

旦那さん以外の切符は全部私が持って行ったのだけど
カウンターに行って切符を差し出したらお義母さんのだけ無い!いっきに冷や汗が。
私と子供はエコノミーだけどお義母さんのはビジネスクラス。(←これもタダ)
(ここまで来てそれはないだろーーー!!取りに戻る時間もなーーい!)と心の中で叫んでしまった。
あわてて鞄を引っ掻き回していた私に次男が
「かあちゃん、、、それ、、、手にもってるやつ、、、。」
え?何?あるわけないじゃ、、、、、ぐあーーーー!
切符の入っていた封筒の裏側にへばりついていた。
エコノミーと切符の色が違うので、空港案内のパンフレットだと思い握りしめていたのだった。

家族の冷たい視線を浴びて固まっているところへ旦那さん到着。
さすが手慣れたもんでちゃっちゃとチェックをすます。(彼はビジネスクラス←くどいようだがタダ)
搭乗時間までまだ時間があるというので「どっかでお茶しよう。」というと
旦那さんがカウンターの女性と話してから、手に何やらチケットを持ってやって来た。
それは「VIP専用ラウンジ」のチケット人数分。
ホントはビジネスクラス以上の人のみ使用可なんだけど、談判してみんなの分をもらったそうな。

ロス事務所の人へ「おせんべ」のお土産を買った後、搭乗ロビーのほうへ。
手荷物検査を受けた後、いよいよ「VIP専用ラウンジ」へ。(ここですでにドキドキ←貧乏性)
そこはいかにも「サロン」という感じで広い窓からは空港が見渡せ
お酒からジュースまで、またスナックやパイなどの軽食があり、それがぜんぶタダ!
あれもこれもタダ。飲み食いし放題。セルフサービスでああ幸せーーーー。(にんまり)
(機内食は期待できないから、こうなったらここでお腹いっぱいにしていこう!)と
お腹に詰め込むだけ詰め込んで、ふと隣の次男を見ると
缶コーラと野菜缶ジュースをカバンに詰め込んでいた。やっぱり「カエルの子はカエル」。とほほ。
(ラウンジの皆さん、缶ジュースの棚が空になったのはうちらのせいです。ごめんなさい。)

いよいよ搭乗時刻となり飛行機に搭乗。そして定刻通り17時15分過ぎ離陸。
旦那さんとお義母さんはビジネスクラスだから私は子供達だけでお気楽だと思いきや
旦那さんがひょっこり現れて、「次男坊、おまえ後学のためにビジネスクラスへ行け。」と交替。
「なんで?あっちのほうが広くていいんじゃないの?」と聞くと
「ビジネスクラスだと(ほっといてほしいんだけど)寝てたいのにいつも
スチュワーデスが世話を焼き過ぎてうるさいんだ。」と旦那さん。
(え?初めてきいたぞ。するってーといつもはビジネスだっていうこと?ふーーん。)
そのくせ彼はサービス業の人のサービス態度が悪いと必ず相手を呼びつけて文句(説教)をする。

しかし飛行機、それも長距離飛行機に乗れたので私の心はすでに舞い上がっていた。(おこちゃま)
初めての海外なのに子供達のほうがよっぽど冷静。
「あっ今高度10000メートルだ!外気温ー51℃だって!すごいねえ」と
前面のスクリーンにはしゃぐ私を尻目に娘達は「ちょっと静かにしてくれない?今本読んでんの。」
それからは声に出さずにひっそりと感激していた。

機内食(サカナプリーズ)も想像していたよりは食べれるものだったけど
なんせ「VIP専用ラウンジ」で詰め込んだのが祟って少ししか食べれなかった。
(ここで懺悔。お箸スプーンセットの中のスプーンを持って来てしまいました。ごめんなさい。)
機内はとても乾燥していて、顔が突っ張り通し。それで鼻の奥も痛くなってきたので
ティッシュを水で濡らして鼻から上半分にかけて寝ていたら
「頼むからやめてくれ。」と旦那さんに言われました。いい案だと思ったんだけどなあ。(←怪しすぎる?)
その間も飛行機は順調に一路ロスへ、、、、。(つづく)
3月25日(月)ロスアンジェルス
ロス空港に着いたのは現地時刻で10:30AM
以前に来たのは20数年前だからまるで初めて同然。
バッゲージクレームで荷物を待っている時、
機内に旦那さんのお土産のおせんべを忘れたのに気がつく。(旦那さんの機嫌は一気に急降下。)
ちょうどその時、日本語のアナウンスで
「アナ0005便で到着のお客さま。お忘れものがありますのでカウンターまでおいでください。」
そちらに向かうと、パーサーだと思われる男性が
大きな「銀座あけぼの」の紙袋を下げてやって来た。(これで旦那さんの機嫌も浮上。)
ちなみに旦那さんは「けんかっぱやいB型」。

荷物検査の時、鞄に入っているガメたスプーンで咎められるのではないかと
ドキドキした。スーツケースを透視された時はその映像を横目でみて
またドキドキした。万が一、運良くこちらのネット友達に会えた時のために
自作のミルクピッチャーと箸置きを厳重に包んで入れてあったから。(←小心者)
あれって、すっごくリアルに中の物がわかるんだよね。びっくり。

****** ロス事務所 ******

到着口ロビーのところで、現地駐在社員のOさん(日本人49歳独身女性)の出迎えを受ける。
彼女は数年前にディズニージャパンを止め、旦那さんの会社にロス駐在員として再就職した
グラフィックデザイナーである。(今はもっぱらマーケティング担当)
私も仕事柄、東京時代の彼女には何回か会ったことがある。
大柄でぽっちゃりしたおかめ顔のさっぱりした性格の持ち主。

家族紹介の挨拶の後、「御主人がどんなところで働いているか御覧になりたいでしょう?」と
旦那さんの会社の事務所見学に行く事になったのだが、、、、。
ここで、この旅行で絶対はずせない人物が登場。
私達一家のロス滞在中の案内運転手を申し出てくれた人。
その人の名は仮にモーさんとしておこう。
彼はOさんのボーイフレンドでイラニアン、37歳独身。
この素朴なイラニアンが私達の旅行に大きく関わってくることになるのを
その時は知る由もなかったのである。

さて、Oさんの車(ワーゲン=ビートル)に旦那さんが、
残りの家族はモーさんの車(たぶんクライスラーのステーションワゴン)に分乗して
サンタモニカの事務所目指してハイウェイを走る事30分余り。
着いたのはすぐ側に大きな「モーモーチャンプル」(モルモン教の教会)がある
こじんまりしたガラス張りのビル。
ワーナーブラザーズのビルらしいけど、小さなオフィスがいくつも入っている。
旦那さんの会社の隣のオフィスは、あの松田聖子の娘さやかの(所属する)プロダクションだそうで
何回か松田親子を目撃したそうだ。(Oさん談)

事務所で新たにそこのスタッフを紹介された。
Eさん =44歳既婚男性、ロス支社(?)の支社長。元某ボールペンの社長。
     長身195cmくらいでどっからみても白人。
Jさん =37歳既婚男性、若ハゲの入っているヒゲのラテン系アメリカ人。
     やっぱり長身太め、190cm近く。たぶん営業本部長。
マイキ =36歳独身男性、日本の短大を出てすぐに渡米留学し、
     15年在住の日本人(??、彼はアメリカ市民権を持っている)。
     彼が(つき合いはないが)genki姉さんの事を知っているという人物。175cmくらい。
     マーケティング、その他もろもろ担当。
S・Yさん=30(?)歳独身女性、非常勤。Oさんの紹介で仕事を手伝っている日系3世(?)。
     もともとは日本の会社がロスでコマーシャル撮影をする時にいろんな手配をする
     エージェントなんだけど、9月のテロ以降、めっきり依頼が少なくなったので
     アルバイトに来ている人。美人でコンパクトグラマー。
     「カリスマ美容師」は彼女が情報提供者。
これに先述のOさん(アート、マーケティング担当)で合計5名。

うちの旦那さんはと言えば、いわゆる東京本社(中小玩具メーカー)と
ロス支社(事務所)とのパイプ役。(彼は大学時代NYに留学していたので英語は話せる。)

ひととおり御挨拶が済んだので、ホテルに行って夕飯までひと休みする事に。
(ホントは昼食を食べてなかったけど、みんな機内食と時差惚けで食欲なし)
宿泊先はビバリーヒルズにあるホテル。事務所から車で10分とかからない。
チェックインを済ませ、2部屋に(義母、次男、次女)と(夫&私←スモーカー、長女)で別れる。
夕食は7時半の予約でモーさんが6時半にホテルまでピックアップに来てくれるとのこと。
それまで荷物をほどいたり、(英語のちんぷんかんぷん)テレビを見てくつろいでいた。
(旦那さんは寝てたけどね)

****** レストラン「GLADSTONE’S」 ******

夕飯を食べたレストランはサンタモニカから北に40分くらい走った海沿いの
シーフードレストラン「GLADSTONE’S」というお店。
木造の船のキャビンを模した、日本で言う所の居酒屋風。
入り口の待ち合い室には樽に山盛りの殻つきピーナッツが置いてあり
自由に食べていいそうで、その殻が床中に散乱していたが、誰も気に止めない。
またその壁じゅうに店を訪れた有名人(らしい)の写真がいっぱい飾ってあった。
たぶんほとんどがハリウッドスター達だったと思うけど。(忘れてしまった、、とほほ)

夕食のメンバーはヒデ一家とOさんモーさん、マイキの9人。
そこでエビやらカニやら貝やら食べたのだが、、、、やっぱりここはアメリカ。
1人前のボリュームがすごい!日本なら2〜3人前。
それでも子供達はほぼ1人前ずつ平らげていた。餓鬼。
私と義母は最初のクラムチャウダーとパンだけでもうすでに満腹。とほほ。
盛り付けは繊細さに欠けるけど、味は美味しかった。

モーさん ここでモーさんの事をちょっと。(食事中の話題より)
彼は本人いわく「ペルジャン」でイラン人。旦那さんと同じくらいの身長だったから
たぶん176〜7cmでかなり太め。90〜100キロくらいはありそう。
これまでにも度々、ロスに24年住んでいる姉を訪ねて来てはいたそうだが
4年前からこちらに移り住むようになったそうだ。
日本語は(簡単な挨拶だけ)からっきしダメで御国の言葉と英語しか話せない。

彼の本業は「リムジンドライバー」である。でも、9月のテロ以来、利用客(観光客)が減って
ついに私達が行く2週間前にリストラされて失業したてのホヤホヤ。
ここが大事なポイントで、時間が余っている彼は親切にも
ヒデ一家がロス滞在中の全ての日程のドライバーを申し出てくれたわけだ。
Oさんとモーさんは私達がロスに行くと聞いたときから
「あそこを案内しよう、子供はここに連れて行こう。食事はここがいい。」と
いろんな案を練ってくれていたそうだ。

(ロス行きを決めた頃)まさか彼が失業するとは思っていなかったので
旦那さんも私もせいぜい2〜3日つきあってもらうのがいいとこだと思っていた。
だからそれ以外の日は旦那さん(orマイキ)がつきあってくれる予定になっていたのだ。
ロスで足を確保できたのは喜ばしいことだったが、一抹の不安が、、、。
(Oさんも普段は仕事があるし、、ひょっとして通訳無しでモーさんとロス観光?)
その不安は当たったが、、、、、それはまたあとで。

食事が終わったのが9時近くだったがホテルに帰る途中で
Oさんが「ちょっとドラッグストア覗いてみます?」とサンタモニカの
「Walgreens」という所へ案内してくれた。
私が日本の義兄(義姉の旦那さん)に毛生え薬の「ロゲイン」を頼まれた話しをしたからだ。
「Walgreens」で目的の毛生え薬をゲット。
で、そのまた近くにあるドリンクスタンドで、
Oさんが最近ハマっているという飲み物を買って来てくれた。
それが「ボバ・ティー」。甘いミルクティーに黒い大粒のタピオカが入っている代物。
(あれ?これって、、前にchaoが言ってたやつ?これがそうなんだーーー!)
ふっといストローで底に沈んでいるタピオカをずずっっと飲む(食べる)。
おいしい。、、、、、でも、、、あっま〜〜〜〜いっ!(さすがアメリカ)

そして夜もふけた23時過ぎホテルに到着。
ふぃ〜〜〜〜〜。長い一日だった。

3月26日(火)ロス2日目
ロス2日目の予定はお決まりの「ディズニーランド」。お天気は薄曇りでやや寒い。
朝は9時半にモーさんが昨日の車でホテルまで迎えに来てくれた。
と、同時に旦那さんはやはり別の車で迎えに来ていたマイキと事務所に御出勤。
出かける時に旦那さんがモーさんと打ち合わせをして、夕飯は8時に「トニーローマ」。
だからそれに間に合うように帰って来ることになった。

さて、、、いよいよここからが正念場。サバイバル英会話。
義母はもちろんのこと、子供達も(挨拶程度で)ほとんど英語がわからない。
強いて言えば半年前から週2回英会話教室に通いはじめた次男坊がほんの少しわかるだけ。
高校時代「赤点英語」の私にモーさんとのコミニュケーションすべてがかかってきた。
というわけなので、これから先、通訳なしの私とモーさんの会話に関しては
私の「そう言ったつもり。」「そう聞いたつもり。」となる。
その会話の信憑性はさだかではないのである。
だからニュアンスだけでもわかってもらえばいいかな。わはは。

****** マクドナルド ******

ホテルを出発してすぐにモーさんが
「おなか空きませんか?」と尋ねてきた。
そういわれりゃ、朝はみんな寝坊したので何も食べていない。
「あんまりヘビーなものはいらないけど、軽い物なら。」ということで
5分ほど走ったマクドナルドへ。
するとそこには先客が。マイキと旦那さん。
彼等は旦那さんのロス出張中、いつもここで朝食をとっているそうだ。
(ここから事務所まで5分だもんなあ)

マクドナルドなら日本のものとそう変わらないだろうと思って頼んだのだが
やっぱりボリュームが違う。んでもってドリンクフリー。
(日本でもドリンクフリーマックはあるのだが、私達は未体験。)
子供達は大喜びでお替わりし、テイクアウト用にも詰め込む。(タダと聞くと目の色がかわる)
彼等は朝マックスペシャルのデラックスセット、ベーコンスクランブルエッグ
ソーセージにホットケーキ、ハッシュドブラウン(ポテト)にかぶりついている。
私と義母はといえばお決まりの薄いマックコーヒーをすすりながら
一番ライトなホットドッグをもてあましていた。
(でも、義母はハッシュドブラウンはいたく気に入ったらしく
後々まで「おいしかった!」と言っていた。)
モーさんももちろんボリューム満点のデラックスセット。ぺろり。

76 ****** ハイウエイ ******

おなか一杯になったところで、旦那さん達と再び別れ、一路ディズニーランドへ南下。
ハイウエイを走っている時、次男坊が「カメラ!あれ撮って!」と叫ぶ。
私達の前方を大きなガソリンタンク車が走っていたのだが
それが日本では彼等に人気の「76」スタンドのロゴマークをつけていた。
私もあのオレンジとブルーのロゴは好きだったのでカメラでパチリ。
「やっぱりアメリカだなあーー。」と次男坊は御満悦。

それにしてもみんな飛ばしている。モーさんは決して飛ばしていたわけではないが
メーターを見ると70マイル近く。
単純計算でも時速110キロ。うーーーん。どうりで景色が飛んで行くわけだ。
こりゃ、私がレンタカーを借りて運転しようなんざ、命知らずの行動だなと思った。
(ランドローバーの場合いつも巡行速度80キロのワタクシ、それもキープのろま車線
過去にランドローバーで高速道あわや大事故という経験から、極力安全運転を心掛けている。)

昨日、次男坊が英会話の勉強をしている事を知ったモーさんは
自分とよく話ができるように次男坊を助手席に乗せていた。
でも次男坊はもともと英語が苦手科目だったので、勉強中とはいえその英語力は中1程度。
さかんに話し掛けるモーさんにちんぷんかんぷんの様子。
で、、モーさんは考えた。「このくらいの年齢の男の子なら車に興味があるだろう」と。
「どぅーゆーらいく ほんだ?」「どぅーゆーらいく とよた?」と片っ端から
そばを走っている車を指差しながら聞いていく。
さすがにこのくらいの言葉はわかる次男坊が「いぇーす。あいらいく ほんだ。」と
返していたが、どれが一番好きかと聞かれるとわからずに後部座席の私を振り返る。
通訳してやると「うーーん、どれも。」と日本語。
結局、英語で答えるのがめんどくさくなった彼は前を走っていたポルシェを指差した。
「あいらいくざっと。」
「おぅ、ポルシェ!いっつべりーないすかー!ばっといっつべりーいくすぺんしぶ!」
それからポルシェが側を通り過ぎるたびに、モーさんは「次男!るっく!ポルシェ!」の連発。

****** ディズニーランド ******

ディズニーランドに着いたのは11時過ぎ。この頃には雲も晴れて暖かくなった。
20数年前に行った時はまだ東京ディズニーランド(TDL)はなかったので
ひどく感激したのだが、今回行ってみてアレアレ?
向かい側にアドベンチャーランドができている。チケットはそれぞれ別料金。
そんなの聞いてないぞーーーー!いつの間に!(私はこっちのほうがいい)

76 しかし、子供達にとって「ロスの本家ディズニーランド」ははずせないだろうと
昔ながらのディズニーランドへ。昨日のOさんの話しでは
こちらにも新しくて面白いアトラクションができたとのこと。
でもよくよく聞いてみると、どうも日本のディズニーシーにできた
「インディジョーンズ」と同じものらしい。
まあいいや!と本家に入場したのは良かったが、、、、、混んでいた。すごく。

人気のアトラクションはどれも80〜90分待ち。
せっかちな私には耐えられない。それでも子供達はやっぱり乗りたい。
それで、大人と子供と別行動を取る事に。ところがモーさんは
「ヒデさんの旦那さんにみんなの面倒を見るように頼まれたから(大人はともかく)
子供だけで歩かせるわけにはいかない!」と言い出した。
ヒデ「でも、、、子供達はジェットコースターばかり乗ると思うけど、モーさんは大丈夫?」
モー「私は大丈夫!じゃあ時間を決めてどこかで待ち合わせましょう。」
ヒデ「オッケー。じゃ1時にあそこのウォルトディズニーの銅像の前に。
   それまで私とお義母さんはお店を見て歩いてます。」
それを私から聞いた子供達は不安そうな顔。(モーさんと言葉が通じないからねえ)
でもそのほうが返って自力でなんとか会話しようとやっきになるのではないかと思った。

というわけでモーさん組と別れたあと、私と義母はプラプラお店を見て廻る。
その間に目についたのはお店に並んだ商品よりお客さんのほう。
頭ではわかっていたが半端じゃなく太った人が多い。「コニシキ」クラスがうじゃうじゃ。
私の太ももほどもある二の腕を平気でさらしている。巨大な3段腹のヘソ出しルック。
それも若者、中年、年寄りと年齢に関係ない。すごい!勇気が湧いて来る。
ここなら私は「スレンダーヒデ」で通る!もう「トド」なんて言われない!がはは。

本家ディズニーランドの印象は「小さい」だった。
20数年前のときは大きく感じたんだけど。(私が大きくなったのか?)
TDLに比べて全体の面積はさほど違わないはずなんだけど
入り口付近のショップ群がこじんまりしている。
TDLと違い、アーケードがなく建物も背が低いせいかもしれないが、
やはりショップの数が圧倒的に少ない。それに商品群もアイテムが少ない。
日本の方はいろんなジャンルに及び(生鮮食品、薬以外)無いものはないくらいである

そうやって時間をつぶしているうちに約束の時間。
待ち合わせの場所で待っていると遅れる事15分ほどして
モーさんと子供達がやってきた。子供達は浮かない顔。
スペースマウンテンは乗れたけどビッグサンダーは待ち合わせに遅れるというので
行列の途中で抜けてきたそう。(モーさんにせかされたらしい)
ホットドッグのお店で昼食を取ったあと、また別れて行動しようと言うと
「お母さん達と一緒がいい。モーさんだけだと気疲れする。」と子供達が耳打ちしてきた。

ううむ。確かに言葉の壁は大きいに違いない。モーさんと通じないストレスもあるだろう。
それにモーさんはとても真面目で責任感も強く、親切な人なのでとても面倒見がいい。
でも16歳、13歳、12歳の子供にとっては「おせっかい焼き」に映るらしい。
まあ、日頃TDLに行き慣れている子供達にとっては(ランド内ではいつも放し飼い)
ロスのディズニーランドも(言葉が通じなくても乗れるし)、
「初めてだから、、」という緊張や不安はないのである。

結局それからは全員で一緒に行動。義母(75歳)の疲労具合を見ながら、
刺激の少ない(かつ比較的空いている)アトラクションを選ぶ。
イッツスモールワールドとジャングルクルーズへ。
そこで帰る時間が近づき、あとひとつしかアトラクションに乗れないとわかったので
子供達の希望を聞いてビッグサンダー(ジェットコースター)へ。
ただしこれは義母には刺激が強すぎるので、私と義母は待っていることに。
当然ながらモーさんは子供達についていった。子供達も最後なので承諾。
子供達を待っている間(待ち時間70分と出ていた)、何もしないのも芸がないので
せっかくだから私達も何かに乗ろうということになり、マークトゥエイン号に乗船。
そのあと義母とベンチで西日をたっぷり浴びながらジュースを飲んで待っていた。

子供達と落ち合い、帰り際におみやげの小物を購入。(←子供達が)
そしてついにディズニーランドを後にする。
子供達と義母は疲れたのか帰りの車の中では静かで、気がつくとみんな眠っていた。
モーさんが「子供達、ディズニーランドは楽しんだかな?」と聞いてきたので
「はい。とても。でも彼等は疲れたみたい。」と答えておいた。(複雑な気分)

****** レストラン「トニーローマ」 ******

夕食はまた昨日と同じメンバーで9人。(ヒデ一家、Oさん&モーさん、マイキ)
ビバリーセンターの近くにある「トニーローマ」
(日本にもあるバーベキューリブのお店)で食べた。
ヒデ一家は東京の九段にあるこのお店が好き。わざわざ松戸から出かけて行く。
子供達も大好物のバーベキューリブが食べれるというので元気づいていた。
(これをバーベキューソースを付けずに塩胡椒だけで頂くのがヒデ一家流。)
でも、、、ここはアメリカ。やっぱりアメリカ。
日本の3人前がここの1人前。つけ合わせも皿からあふれんばかり。
肉もやや堅めであまりジューシーではない。それでもやっぱりおいしい。
今日、ジャンクフード以外の物を口にしたのは初めてだったからね。
それに、お値段は日本の半分以下。文句言ったらバチがあたります、わはは。

ここで私は昨日食べれなかったデザートとしてアップルパイを注文。
アメリカサイズを期待したのに、これは日本と同じサイズ。なんだ、がっかり。
でもダイエットしてるからそれで我慢した。(←甘いもの好き)おいしかったけどね。
コーヒーも頼んだが、これも想像に反せずやっぱりマズイ。
(日本のファミリーレストランだってこれよりはもう少しマシな気がするんだけど、、。)

さて、食事の話題はといえば、モーさんの今日の「ディズニーランド報告」と
明日の予定の打ち合わせ。明日はゆっくり市内観光することになるらしい。
モーさんの頭の中にはすでにそのタイムテーブルとマップが出来上がっている。
(私、とてもラグナビーチに行ってほしいなんて言えませんことよ。とほほ)
というわけで明日もびっちりモーさんと一緒。もちろん旦那さんは仕事。

少し嬉しかった事と言えば、どうやら私のサバイバルイングリッシュが
モーさんにかなり伝わっていたらしい。(Oさん談)
「思った以上にヒデさんと会話ができた」とモーさんが話してたそうだ。
そりゃそうだろうな。あれだけ必死の形相で話してれば、言葉はともかく
ニュアンスは伝わるもんだよ。わはは。(気が大きくなった)

食後、ホテルに向かう途中、また昨日とは別のドラッグストア「TARGET」で御買い物。
次男坊が日本にはない「コカ・コーラレモン」を飲みたいと言ったから。
念願の「コカ・コーラレモン」ダイエットを1ダース購入。
ホテル到着はまたしても23時。
、、、、、、、今日も長い一日だった、、、、。


★旅行記2へつづく


私のホームページへ | Milano-Aoyamaのページへ | メイン | 今すぐ登録