◆ REI=ZERO/アメリカ旅行記 ◆

2002年3月25日〜4月2日、ロスアンジェルス滞在記5

3月30日(土)ロス6日目(言わずと知れた長さ)


ロス6日目。今日は旦那さんが一足先に帰国する。(ロス発12時15分発の飛行機)
以前にも書いたが、本社の4月1日入社式に出なければいけないからだ。
、、このあと残り2日半、私だけで大丈夫か?と不安がよぎる。
でも、明日最終日の観光と明後日のホテルチェックアウトのめんどうは
マイキが見てくれるとのこと。(どうもすみませんねえ、、わはは。)

今日は義母と別行動である。夕飯も。
なぜなら私と子供達は絶叫系コースターで有名なマジックマウンテンの
「シックスフラッグス」という遊園地にモーさんと行くからだ。たぶん閉園時間まで。
私は20数年前にここへ友達と行ったのだが当時は
世界最大の木造ジェットコースターが目当てだったのだ。(今は世界一じゃないけどね)
モーさんの話だと、その木造コースターはすでにメインではなく
もっとすごいやつがたくさんあるという。
その話だけで絶叫コースターが大好きな子供達はわくわくしている。

それではいくら元気な義母でも無理だと、最初からこの日に関しては
別行動を取る事になっていた。
義母はOさんの案内で市内観光、主にロデオドライブ巡りね。
私達は10時にモーさんがピックアップしに来てくれたが
義母は12時にOさんに迎えに来てくれるようになっているのでみんなのお見送り。
旦那さんも私達と同時に出社して、そのまま空港へ向かうと言う。
「じゃあ、これでオレは帰るけど、あと、頼むな。
明日はマイキに頼んで(日本語ガイドで)ロスの観光地だけじゃなく
住んでる人間の生活が解るようなところをまわってもらうから。
もともとどんな土地柄なのか、どんな人が働いているのかとかさ。
いいとこだけ見たってしょうがないからな。子供達に社会勉強だ。」と旦那さん。

ふーん、でもスラムとか行くわけじゃないでしょ。
それだったら、モーさんがいろんなところで説明してくれてるんだけどなあ。
まあほとんどが治安と土地家の値段の話しだったけど、、。
でもマイキのほうがアメリカ歴が長いし、日本語だからもっと内容がよく解るかもね。


****** マジックマウンテンへの道 ******


そうして旦那さん、義母と別れた私達は朝マックの後、一路マジックマウンテンへ。
マジックマウンテンはホテルから北に50キロくらい行った山。(地図で見るとね)
時間にして約一時間のドライブ。
今日もお天気は肌寒い。山のほうに行くというので子供達にも厚着をさせる。
私達がロスに行ってからはほとんど曇りで寒く、たまに雨も落ちて来た。
こんなんロスじゃなーーーい!!(怒)私なんか悪い事した!?(してますって)

フリーウェイに乗ると霧まで出て来た。(オイオイ)
おまけに途中から渋滞。
ヒデ「いつもこんなに渋滞してるの?」
モ−「うーん、今はイースターだからね。みんな休暇を取ってるのさ。
  それにここらへんはいつも混んでるよ。
  あっちからもこっちからも道路が合流して来てるだろ。だからさ。」
なるほど。いわれてみれば先の方で3つの道路が合流している。
「CAR POOL ONLY」の車線も詰まっている。

みんなも聞いたことあるだろうけど、あちらのフリーウェイは大抵
中央の車線が「CAR POOL ONLY」になっている。
日本の一般道路にある「バス優先道路」とコンセプトは同じ。
少しでも渋滞を緩和させるために、一台の車に2人以上乗ってる車優先の車線が
「CAR POOL ONLY」。(もちろん私達は利用資格あり)
あと、もうひとつ日本と違う車線がある。(全部じゃないけどね)
有料の車線。ここは空いている。
あちらではフリーウェイは(名前の通り)全てタダ。そう無料。日本では考えられない。
だから、それとは別に有料の車線があって、お金を払った人だけが走れる。
でもモーさんは締まり屋だから無料車線。わはは。

しばらく行くと救急車が後ろから走ってきた。
どうも事故らしい。車5台くらいの玉突き事故で前の方にけが人が出たようだ。
現場を通りかかると、おばあさんらしき人が救急車に運び込まれるところだった。
大事になってなければいいけどなあ。心の中で祈る。
これが渋滞の原因だったのだ。その後はスムースに流れ始めた。

いつもは次男坊がモーさんの言い付けで助手席に座っていたのだが、
今日はモーさんの駄洒落攻撃にへき易して
「かあちゃん、オレの代わりに座ってよ。モーさんには後ろで寝たいからって言ってさ。」
と私が助手席に。ホントに次男坊はすぐコテっと寝てしまう質なのだが
次男坊が助手席で寝そうになるとモーさんが片手をのばして
「オイ!次男!寝ちゃダメだ!起きろ!時差惚けが抜けないぞ!」と揺さぶるのだった。
で、「言う事聞かないと、ロープで縛って窓から放り投げるぞ!。」と笑って言う。
「君は可愛くないから、ここに置いて行こう。」とかもね。
リアクションに困る次男坊。通訳しないと次男は意味わからないしね。ははは。

さて助手席に座ってるのはいいが(←私)緊張。
スピードメーターは70マイルを超えている。つまり時速120キロ以上。
車は丁度私の乗っているのと同じくらいの大きさ&車高。
左ハンドルの助手席は日本の運転席。まるで自分が運転しているように感じる。
前の車との車間を気にして無意識にブレーキペダルを踏もうとして
足を踏ん張っている自分に気がつく。(笑)
こりゃ、ジェットコースターに乗る前にぐったりだな、、とほほ。

ロス市街地を出てすぐに山の中に入ったのだが、
ここらへんの山は緑が少ない。日本の山を見なれているものにとっては馴染みのない
延々続くなだらかなハゲ山の峰峰。やっぱり雨が少ないせいかな。
山のド田舎に来たと思うといきなり建て売り住宅の街が出現。そしてまたハゲ山。
そんな景色を繰り返しているうちに目的地が見えて来た。

ハゲ山の中、遠目にも巨大なコースター類の骨組みが見える。
それを見た子供達が「へっ?あそこ?、、、すっげーーーー!!」と狂喜。
「ジェットコースターならマジックマウンテンのシックスフラッグス遊園地!」
という私の言葉を彼等は半信半疑だったのだ。
しかし、そういう私も20年ぶりのそれを見てびっくり!増殖している!
「ここは毎年、新しいジェットコースターができているよ。
 あれは去年なかった。」とモーさん。


****** (マジックマウンテン)シックスフラッグス遊園地 ******



ここに来てお天気は快晴。ホテル出発時とは一転、暑い。
駐車場は混雑していたので、入り口からかなり離れたところにしか止められない。
駐車場と入り口ゲートを結ぶオープンシャトルバスがあったので乗る事にした。
チケットブースも行列。ここでまたモーさんが登場。
ここもユニバーサル同様アメックスの割り引きがきく。
窓口に来た時、やにわにモーさんがカードを財布から取り出した。

見るとなんとアメックスゴールド!ゴ−ルドカードだよ!?
今、彼は失業の身。しかしゴールドを持っているとは、、、。
そんなにリムジンドライバーは儲かっていたのか、、、へえ、、。
私がクレジットのゴールドカードを持とうとしても、資格審査でハネられるに違い無い。
スーパーのカードのサービスポイントはいっぱいあるが、預金残高は極少。わはは。

さて、モーさんに立て替えてもらってチケットを購入したあと
また例によって手荷物検査の行列。それをやっとクリアしていよいよ入場。時刻は11時半。
みんな喉が乾いたというので入り口近くのスタンドでダイエットコークを買う。
チョコチップクッキーも。(←モーさん用)
当然どこに何があるか解らないので(20数年前の記憶はあてにならない)
コーラを飲みながら案内地図を広げて相談。
取りあえず、入り口から見えた(今年出来たという)巨大ループのコースターに乗る事にした。
しかしそこへ行ってみると長蛇の列で、なんと「2時間待ち」だという。
冗談じゃない!(←せっかちな私)時間がもったいない!

隣にあるコースターは20分待ち。これしかナイでしょ!
これもかなりハードなジェットコースター。高低差がかなりあるし長い。
待っている間も子供達はうれしそう。念のためモーさんに
「モーさん、あなたこのジェットコースターは大丈夫?」と聞くと
「大丈夫!平気!」とにっこり。そっか、じゃ大丈夫ね。
座席が2列なので5人だとひとり余る。(子ども3人と大人2人)
するとモーさんは隣の列に並ぶという。隣にはやはり奇数で来た若い女の子のグループが、、。
なるほど。合理的。(笑)
娘達はジェットコースターに気を取られてモーさんの行動には気がつかない。わはは。


私はジェットコースターを比べられるほど多くは乗っていないが
これはかなりハードだったと思う。でも好き。つい、いつもの癖で
急降下するときに両手をあげて「ヤッホー!!イエーイ!」とやってしまった。
それをやったのは(私達の車両では)私と子どもだけ。ほかの人はみんな
手すりにしがみついて「キャーーッ!」と叫んでいる。ちと恥ずかしかったか?

さて、お次は?と地図を広げようとしたら、子供達が今のにもう一度乗りたいという。
さっきより行列が短くなっている。多分15分待ちくらい。
さすがに私は2度乗る気がしないので、(歳のせい、若い時は何回でも「カモーン!」だった)
モーさんと一緒に出口で待っている事に。
その間に次はどこにしようかとモーさんに相談すると
モ−「子供達はハードなコースターが好きだよね?
   それならうんと怖いやつがある。『スーパーマン』と言うんだ。」
ヒデ「どんなの?」
モ−「凄い勢いで飛び出して登るんだ。そして落ちてくる。」(手振りつき)
ヒデ「それは子供達が好きそうね。それにしょう。」
するとモーさんが手を振って
  「僕は乗らない。あれはきつい。僕は去年の夏、胆嚢の手術をしたんだ。
   で、そのあとあんまり具合が良く無くて11月に再手術したんだ。
   最初の手術で医者のミスがあったんだ。」という。
ヒデ「それじゃあ、ここ(シックスフラッグ)はモーさんにはきつかったんじゃないの?」
モ−「いや、今はもうすっかり良いんだ。でもあんまりハードなコースターに乗ると
   その時の傷あとがちょっとピリピリするんだ。だから『スーパーマン』には乗らない。」
なるほど。そういう事があったのか。これからはちょっと気にかけていよう。
(もちろん「胆嚢」という英語は私には解らなかった。ただ内蔵のどっかだとわかっただけ。
 後日Oさんに確認した際にわかったのである。)

2度目のコースターから降りて来た子供達がお腹空いたというので昼食を取る事に。
すぐ側に食べ物のスタンドが2〜3軒並んでいたのでそこで食べる事にした。
あったのはホットドッグ屋とドンブリ屋や中華屋(パンダエキスプレス)。
昨晩美味しかったのでパンダエキスプレスで春巻きだのヤキソバだのを注文。
やっぱりそれなりにおいしかった。
普通、遊園地内の食事はまずいと相場が決まっている。(日本でも同じ)
その中ではパンダエキスプレスはかなり美味しい方だと思う。

お腹がいっぱいになったところで、子供達に「スーパーマン」の話をすると
みんな乗りたいと言う。だた、今いるところからかなり歩くので
途中で面白そうな物があれば随時乗ってみようということになった。
歩き出してしばらくするとびしょぬれになった人達を多くみかけるようになった。
もしや、、、、と思ってきょろきょろしていたら、やっぱりあった。
水路を丸太型のボートで下るコースター。この待ち時間は20分。
これに乗らない手はないでしょう?子供達も大乗り気。
今日は暑いので多少濡れても平気だが、念のため、乾きにくい上着は
それぞれ小さくたたんで持っていた有り合わせのちいさなビニール袋にしまう。
みんな薄手のTシャツ一枚に、これで準備はオッケー。がはは。

これは結構面白かった。普通のコースターほど落差が過激ではないけど
なにせ雨樋(あまどい)のような水路をボートで下るので
横揺れもあるし、急流下りのようなスリルもある。(結構長い)
そして極め付きにハデな急降下が2回。もちろんずぶぬれ。もう笑いっぱなし。

ずぶぬれのまま、また歩き出したがふと振り返ると子供達がいない。
途中の似顔絵コーナーにひっかかっている。もどってみると
3人の若い絵描きさんがそれぞれお客さんの似顔絵を描いていた。
ユニバーサルスタジオにもあったが、ここの似顔絵は「カリカチャー」。
つまり日本で言うところの「似顔絵マンガ」である。
お客さんの特徴をかなりデフォルメしてコミカルに描くのが主流らしい。(いかにもアメリカ)

モ−「ヒデさんも似顔絵描ける?」
ヒデ「まあね。でももっとリアルになっちゃうな。
  日本の似顔絵は大抵もっとリアルだな。もちろんマンガチックなのもあるけど。」
モ−「じゃあ、ボクの似顔絵も描ける?」
ヒデ「うん、たぶん、あんまり上手くないけどね。わはは」
モ−「じゃあ、今度描いてほしいな。」
ヒデ「オッケー。いいよ。」
(ホテルに帰ったらちゃっちゃと鉛筆で描けばいいや。←結局忘れて帰国後になった)

しばらくすると子供達も似顔絵に飽きて歩き出した。
スーパーマンまでの道はまだ遠い。すると前方に巨大なコースターが。
園内で最大、もっとも高いコースターらしい。見上げると首が痛くなるほどだ。
当然子供達は乗りたがる。しかしここも長蛇の列。待ち時間は90分。ヤメヤメ。
閉園は22時。「帰りの空いた時間に来よう」と子供達を説得。

その向こうには私が20数年前に乗った巨大木造コースター「サイクロン」がある。
しかし20数年経った今では刺激が少なく人気も今ひとつらしい。造詣(見た目)はきれいなんだけどね.
「あの木造コースターなら富士急ハイランドのほうがもっとすごいよ。」と次男坊。なるほど。
というわけで今回は時間の関係上、パス。

今度は急な坂道を登る。ここシックスフラッグスは丘陵地帯にあるので
アップダウンがかなりある。ぜいぜい言いながらやっと登りきって
目的の「スーパーマン」に到着。待ち時間は約30分。
モーさんはさっきのお約束どおり行列には並ばなかったが、
待っている間に苺のアイスキャンディを買って来てくれた。色は凄いがおいしい。

映画「スーパーマン」の住処を模した氷の家のトンネルの中を並んでやっと順番がまわって来た。
「スーパーマン」というのは「L」字型のジェットコースター。
最初の水平加速で飛び出しその勢いで(Rを描いて)垂直に登り、一瞬止まって
そのまま後ろ向きに自然落下速度で降りてくるという代物。
つまり「ただ行って帰ってくる」というやつである。
ただし、最初の加速でかなりの「G」がかかるので
ムチ打ちの人や首の弱い人には向かないかもしれない。

これは登りの行きよりも帰りの後ろ向き急降下のほうがスリルがある。
私は最初の加速と帰りの落ちる時が好き。わはは。
「なんでこれがスーパーマン?」と思っていたら、登り詰めたレールの先端に
スーパーマン実物大人形が仁王立ちにくっついていた。笑える。

出口で待っていたモーさんと合流。次はどこにしようかと相談すると
「『バットマン』もいい。」とモーさん。
そこでバットマンに向かうがそこは70分待ち。うがーーーっ。
まあ面白い(刺激的だ)から混んでいるんだろうけどね。
それでその隣のループだらけコースターも覗いたがそこはなんと2時間待ち。ヤレヤレ。
んじゃ、あっちに見えるちょっと地味なコースターに行こっか?

もうお気付きだろうが、この「シックスフラッグス」は
ほとんどがハードなコースター系の乗り物で占められており、
老人や乳児幼児が楽しめるものは極わずか。(義母を連れて来なくて正解である。)

次ぎの乗り物を物色しながら歩いて行くうちに妙なものに行き着いた。
高さ60メートルもある巨大な鉄骨アーチだ。
よーく見ると、高い空中になにかぶら下がっている。
もう1本のロープで引き上げられているようだ。
それがいきなり弧を描いて落ちて来た。振り子のように。
そのロープの先についていたのは人間。ひえーーーっ。まるで振り子型バンジ−ジャンプ!

子供達の目が吸い付けられている。ま、、まさか、、、。
「かあちゃん、あれやりたい。」「空いてるし、、。」
この「デビルダイブ」という代物はパスポートとは別のオプション料金。
一人だと$28、2人だとひとり$22、3人だとひとり$16と安くなる。
一度に一緒にダイブできるのは3人まで。
薪の束のように3人一緒にシートでス巻きにされる。
次男「かあちゃんもやる?」
ヒデ「御遠慮申し上げます。」(←ホントはやりたいけどモーさんがいるから止めた。)
ということで子供達がトライすることに。もちろんモーさんは見学。

言っておくが、次女は高所恐怖症。それもかなりの。横断歩道橋の上でも怖がる。
それでもやってみたいと言う。(わたしゃシランぞ。)
いよいよ子供達の番になり束ねられた彼等がロープで引っ張りあげられて行く。
最高度まで達したと思われたが、なかなか落ちてこない。
いつまでも宙づりのままだ。「これはスリルを増強させるサービスか?」と思った時
やっと落ちて来た。ぶーーん。私の上空をかすめて子供達の顔が見える。
笑っている。おお、余裕だな。
何回か行ったり来たりしているうちに振れ巾が小さくなり、
子供達は係員が差し出した伸びる輪っかのついた棒をキャッチ。(これがブレーキ)

降りて来た子供達はみんな笑っている。(実は放心状態)
ヒデ「なんであんなに長く空中に止まっていたの?」
次男「こいつ(次女)が端っこのレバーを引かなきゃなんなかったのに解らなかったんだ。」
ヒデ「え?じゃあ、あれって頂上に行ったら自分達で落ちて来るわけ?」
次男「そうだよ。でもこいつがパニクっちゃって、
   『えーー?どこーーっ!?わかんないよーーっっっ!!』って固まっちゃってさ
   それで降りられなかったんだ。、、、でもすっげーーー面白かった!」

この様子を録画したビデオが$16で販売されている。記念に迷わず購入。
(帰国後、ビデオを見たが次女はトラウマになっており絶対見ようとしなかった。
 このビデオ、みんなの表情がしっかり映ってて、かなり笑える。)

さて、日も落ちてあたりは薄暗くなって来た。そろそろ夕飯の時刻だが
子供達は時間が惜しいので食べたく無いという。(19時)
この混雑ではあと1つか2つ乗ったら閉園時刻になってしまうからだ。
モーさんはお腹が空いていたようだが子供達の気持を察して
「じゃあ、あそこで飲み物とスナックを買って、夕飯はここを出たあと
帰る途中どこかのファミレスに寄って行こう。」と言ってくれた。

次は敗者復活で「バットマン」にトライしようということになった。
行ってみると待ち時間は50分になっている。せっかちな私としては気が進まないが
子供達の気持を尊重して行列に並ぶ。
すっかり日が暮れて、寒くなってきた。やはりここは山の中。
子供達に鞄にしまい込んでいた上着を引っぱり出させて着るように促す。
モーさんにも「あなた疲れて無い?大丈夫?」と聞くと
「大丈夫。心配ない。」とのこと。ホントかなあ。

やっと順番がまわって来た「バットマン」は宙づりの椅子にこしかけて乗る
モノレールスタイルのコースター。いわゆる足ブラブラ状態。
子供達がちゃんと靴を履いているかチェック。飛んでいっちゃうからね。
これは高低差はひどくないが、ともかくスピーディーで遠心力も大きい。
床がないので高い所はやっぱりスリルがある。終わるとみんな笑い顔。
なんでみんな笑っちゃうんだろうねえ。おかしくもないのに。わはは。

さて、残り時間を考えると乗れるのはあとひとつ。子供達の希望で
さっき2時間待ちだった隣のループコースターに行ってみる。
行列はさっきよりはるかに短くなっていたがそれでも1時間待ち。
もう最後なので私も百歩譲った。行列に並ぶ。
30分ほど並んだところでアナウンスが流れた。私にはよく聞き取れない。
するとバラバラと行列から人が離れていく。
モーさんに「みんなどうしたの?さっきのアナウンスはなんて言ってたの?」と聞くと
「うーーん。よく聞いてなかった。」と言う。(オイオイ)
するともう一度アナウンスが。「ただ今機械の故障のためストップしております。
復旧のメドは立っていません。」今度はわかった。(聞き耳たててたからね)
うがーーーーっ!!ここまで来てそれはナイでショーッ!(怒)

子供達に故障の旨を伝えて「どうする?」と聞くと
「もうあと閉園まで40分しかないから、ほかのとこには乗れないだろ?
移動するだけでも時間かかるしね。」と次男坊。他の子もうなずいている。
「じゃあ、もうすこし様子を見てみようか。」とそのまま行列についていた。
すると10分ぐらいして「機械が治りましたので運転を再開します。」とアナウンス。
やったね!みんな大喜び。かなりの人が列を離脱していたので順番が早まり
その後15分で乗れる事になった。

このコースターは自転車のサドルのようなのにまたがるが、基本形は立ちスタイル。
上から「U」字型のストッパーバーが降りて来て上半身を固定。そのバーを握りしめて踏ん張る。
これはきつい。立ったままというのは全身にGを浴びるのだ。とくに膝。
無意識に力を入れてしまうらしく筋肉痛になりかねない。
次から次ぎにループも来るので目がまわる。降りた時は膝がガクガクになっていた。(笑)
降りて出口に向かう途中モーさんがブツブツ独り言を言っている。
「どうしたの?」と聞くと「今のはループが8個もあった!」と真顔でいう。
そんなにあったかなあ?「ホント?」と聞くと「ちゃんと数えてたから間違いない!」とのこと。
どうやらトルネードループも勘定に入っているらしい。(笑)

時計を見るとちょうど22時。閉園時間だ。
子供達の顔を見るとかなり満足したようだ。モーさんが
「どうだい?楽しかったかい?」と聞くと子供達は異口同音に
「ここ、最高!いままでの遊園地の中で最高に面白かった!」と言う。
それを聞いてモーさんもうれしそう。良かった!
私もホッとした。ロス行きが決まった時、子供達に
「マジックマウンテンのシックスフラッグスは絶対お薦め!ぜったい面白い!」と
かなり強気で宣伝してしまっていたからだ。
(内心ここまでコースター揃いとは思っていなかったんだけどね。わはは)


****** シックスフラッグスを後にして ******


シックスフラッグスを後にして帰路に着く。
子供達はあまりお腹が空いていないようだったがモーさんは
しっかり夕食を食べるつもりで、すぐにフリーウエイを降り一般道へ。
そりゃそうだろうな。あの巨体でお昼以降、ポプコーンとスナックしか食べてないんだから。
デニーズを見つけて車を降りる。時刻は11時近く。
子供達はもう半分眠っている状態だったがモーさんにせき立てられてしぶしぶ車を降りる。

デニーズは日本でもお馴染みで見てくれはほとんど同じ。
しかし、メニューは違う。当たり前だがここはアメリカ。
ついうっかり考え無しに頼んでしまった。アメリカンクラブサンドウィッチ。
次男坊はハンバーガーセットを、娘達は私と同じものを2人でひとつ。(賢い)
モーさんはなんとステーキとスパイシーポテト。それもタルタルソースたっぷり付きね。
次男坊はまあ育ち盛りの男の子だから、食欲が無いと言ってもなんとか食べきれる。
モーさんは言わずと知れた健啖家。女の子はやや持て余し気味。でもまあいい。
問題は私。恐怖のアメリカンクラブサンドウィッチ。ボリュームあり過ぎ!
つけ合わせのフライドポテトもドデカイ皿からあふれんばかりにテンコ盛り。
うーーーん。これを全部食べろと?おまけに止せば良いのに食い意地がはっていた私は
デザートのアップルパイまで頼んでいたのだ。(←大バカ)

食べました。ええ、食べましたよ。ほとんど全部。
口を開くとあふれそうになるくらい目一杯詰め込みました。
美味しかったけどもう途中から味なんてわからない。(ただしアップルパイは別腹。がはは。)
普段だったら残すところだけど、モーさんが見てるからね。
モーさんは私達が残すと「もったいない!呆れた連中だ。」という視線になるんだ。
普段は私達だって残さない。だけどそれは日本での話し。
ここはアメリカ。参りました。

そうしてはちきれんばかりのお腹を抱えて一路ホテルへ。
途中の道はひどい霧。この道のこの時間はいつもそうなのだそうだ。
助手席に座っていたのでさすがに寝たりはしなかったが
子供達は後部座席で爆睡。おもいっきり遊んだからね。
モーさんもよくつき合ってくれたと思う。帰りの運転だって大変だ。
心から感謝の気持を伝える。
「モ−。さんきゅうーそーまっちふぉーゆぁかいんどねす。
ういえんじょいどあとしっくすふらっぐすめにーこーすたーず。
ういはどべりーないすでい。」
果たして伝わったかどうか定かでは無いが、、わはは。

ホテル到着は夜中の12時10分過ぎ。
良く遊び、良く食べた、心もおなかもいっぱいの一日だった。
やっぱり長かったけどね。(笑)


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