◆ アメリカ旅行記・パート2 ◆

2005年3月26日〜4月2日、ロスアンジェルス滞在記(2)

★3月26日(土)ロサンゼルス到着


飛行機は定刻より15分早い(現地時間)8時30分にロサンゼルス国際空港に到着。
入国手続きと通関で約30分ほどかかり、バッゲージクレームで荷物を待つ間に
借りて来た携帯で旦那さんに連絡する。すでに出口で待っているらしい。

無事、荷物も引き取り出口へ向かうが長蛇の列。
待っている間にふと思い立ち、本当にロスへ来た事をちぇりるにも知らせようと
メールで聞いてあった彼女の携帯にかけてみた。彼女に電話するのはこれが初めて。
緊張しながらもメモのとおりにダイヤルするとちゃんと呼び出し音が鳴っている。
が、そのあとに聞こえてきたのは留守電のメッセージだった。(たぶん)

最初は本人が出たと思い、「はろー?」と声を出したのだが、どうも留守電らしく
ベラベラと英語で何か言い出し、おまけに電波の調子が悪くよく聞き取れない。
「うっ、、、、あっっ、、、、。」ブツッ、、、ツーツーツー。
予期せぬ留守電に動揺してしまい思わず切ってしまった。あひーーー。(小心者)
私は普段でも留守電が苦手でいつもメッセージを入れずに切ってしまうのだ。
もう一度かけようと思ったが、丁度出口にさしかかっており
向こうに旦那さんの顔が見えたので、また後でかけることにした。

笑顔で迎える旦那さんに娘達も私もホッと安堵。やっぱり緊張してたんだな。
それと共に、ホントにロスに来たという実感。うれし〜〜〜〜。

ターゲット 旦那さんの車は表の道路向こうの駐車場に止めてあった。
車に荷物を積み込んで、旦那さんのアパートに向かうべく出発。
アパートは空港からは車で南に30分くらいのトーランスというところである。

フリーウエイを降りてアパートに行く途中、旦那さんが
「ちょっとお店に寄って行こうか?コーラやお菓子欲しいだろ?アパートにはなんにもないから。」と
アパート近くにある「ターゲット」という生鮮食品以外なんでもある
マツキヨとヨーカドーを一緒にしたようなお店に寄った。ここには会社の商品も入っているらしい。

日本と違うのはやたら広い平屋の店。土地が余っているアメリカならでは。
店の中の通路で100m走ができそうだ。そこで取りあえず会社の商品を見た後
ダイエットペプシ1ダースとミルク、りんごジュース、ポテトチップス巨大袋、ハーシーチョコ数種、
トイレットペーパーなどを購入。娘達は化粧品売場から動かずずっと物色を続けている。

で、待っている間に私もブラブラしていたら実家の兄に頼まれた
「ゴールデンフィッシュ・チーズ味」というクラッカーと兄嫁に頼まれた
プリント柄が可愛い「ヴァウンティ」のキッチンペーパーを見つけたのでゲット。
どっちもカサ張るが、持って来たスーツケース半分を占めるお土産がなくなるので
その空いたスペースが使えるし、旦那さんのアパートにある余分なスーツケースも
使えるので大丈夫だろう。

娘達も自分でそれぞれ何かコスメ用品を買っていた。
(成田でそれぞれに1万円相当のUS$=ほぼ$92を渡していた。
 ↑出発時に義母から渡されたこづかいを空港で一部換金してやった。)


※※※※※※※※  アパート(トーランス) ※※※※※※※※※※

よろずや「ターゲット」から5分ほど走った住宅街の中に旦那さんのアパートがあった。
このあたりはいくつかの区画が集まっている住宅街で、
一区画数十件からなるそれぞれの区画は周りを塀で囲まれて
入り口の所にゲートがあり、居住者、もしくはその関係者しか入れないようになっている。

旦那さんの住む区画はタウンハウス形式の集合住宅(長屋)で、
東洋人が多く住んでいるらしい。日本人も大勢いるという。
トーランスには「トヨタ」や「ホンダ」「ANA」などに始まる日系の会社が多く、
そこに勤める日本人も多いので、このあたりに集中して住んでいるらしい。
比較的治安が良く、セキュリティもしっかりしているからだそうだ。

「ボクみたいに日本へ帰ったり出張でしょっちゅう留守にする人間はこういうとこじゃないと
 安心して住めないんだよ。」と旦那さん。なるほど。
偶然だが、旦那さんの両隣りは日本人だそうだ。数件先にも知り合いの日本人が住んでいるという。
言われてみれば、私が滞在中の5日間、その区画内で見かけた人はほとんど東洋人で
それも、時々聞こえて来る言葉の様子からみんな日本人。白人はたった一人だけだった。

旦那さんの住むアパートは入り口ゲートからすぐのところで
「あそこだよ。正面のとこ。」と示された方を見ると
一階がずらっとガレージになっている3階建て長屋のひとつのガレージの
白ペンキで塗装された板戸が上に跳ね上がりはじめた。(車の中からリモコン操作)
おおっ、ガレージの感じがいかにもアメリカ!ちょっと跳ね上げモーターがうるさいけど。

車から荷物を降ろし、ガレージから続く洗濯場の横の階段の登り口で靴をぬいで2階に上がると
25畳くらいのリビング・ダイニング。そのわきに小さな2畳くらいのキッチン。それと洗面所トイレ。
申し訳程度に玄関があるが、普段はガレージから出入りするので開かずの扉となっている。
さらに3階へ上るとダブルベッドの主寝室とシングルベッド2つのゲストルーム。両方とも12畳くらい。
それぞれにシャワールーム(トイレ,洗面付き)がついている。床はすべて厚手のじゅうたん。
つまり、日本で言うところの2LDK(車庫付き)である。アメリカサイズなので広いけど。

「へえ、、、、思ったよりきれいにしてるねえ。」
「そうだろ?ちゃんと洗濯もしてるし、ヒデたちが来るから掃除機もかけたんだ。」
「明るくて、こじんまりしてるし、このくらいの部屋が手入れも楽でいいねえ。」
「だよな。まあ、、お客さんを呼ぶにはちょっと狭いけどな。
 このダイニングテーブルや机も、それからソファーや棚もぜーんぶ『IKEA』で
 買って来てボクが組み立てたんだぜ。いい趣味だろ?」

部屋は白の内装でじゅうたんはライトグレー。家具は白と木調で揃えてあり、
ソファーとダイニングチェアーがマリンブルー。窓にはすべて白いブラインドがかかっていた。

「このブルーもいいだろ?ここはカルフォルニアだからな。そのイメージで選んだんだ。」
「そうね、、ここは暖かいところだからねえ。寒いとこなら暖色になるんだろうけど
 ここならブルーのほうが爽やかでいいね。」

ほかにもダブルベッドは腰痛にならないようなスプリングの堅いやつを選んだとか
洗面所トイレは会社の商品で統一しただの、ご満悦で語ってくれた。
どうやらここは完全に「旦那さんの城」となっているようだ。

荷物をほどき、日本から持って来たコーヒーを入れる。やっぱりおいしい。
普段、旦那さんはめんどくさくてコーヒーも入れないそうだ。(スタバ専門)
食事も外食かテイクアウトで自炊はしていないと言う。(作るのはカップ麺くらい)
小さな台所はお湯を沸かす以外全く使っている様子がなく、きれいだがホコリまみれ。
ちょっと主婦の虫が騒ぎだして、コーヒーが入るまでザッとふき掃除。よし、きれいになった。

時刻は11時を回ったところ。私の体内時計では明け方4時になる。ちょっときついか。
でもまだ長い一日は続く。時差ぼけ解消のためにも22時までは頑張ろう。


※※※※※※※  近場へおでかけ  ※※※※※※※※※※※※※※

コーヒーを飲み終わったところで旦那さんが言った。
「そろそろお昼を食べに行く?」
「え?まだそんなにお腹空いてないけど、、あ、でも信長さんは空いてるね。
 近くに日本食材のスーパーがあるって言ってたよね?ミツワって言ったっけ?
 そこでなにか買ってきてうちで食事を作ろうか?」
「いや、いいよ。外で食べれば。ちょっとドライブがてら出かけよう。」

というわけでドライブがてら食事に出かける事にした。旦那さんのいきつけの店だという。
どこを走っているのかさだかでないが、太陽の方向からどうも西に向かっているらしい。
平らだった道がだんだんアップダウンを繰り返している。町並みも高級住宅街。

「ねえ、ここらへんってパロスバーデスとかいうところ?日本人が多く住む高級住宅街?」
「う〜んそうだな。その近くだよ。もうすぐ海が見えるよ。」
と、まもなく坂を下ってちょっとした商店街に出た。正面突き当たりは海。
(アパートからは30〜40分ぐらいのとこだが場所はよくわからなかった。)

ありがとう 路上駐車の車の列に空いているところを見つけ入り込む。
街並はちょっと田舎のこじゃれた感じ。マリーナが近くにあるのかもしれない。
旦那さんに連れられて行ったのは日本人のママが経営する「Arigato」という
カフェレストラン。表のデッキには日よけ傘の下にテーブルが出ている。
お天気もよくさわやかだったので表のデッキで食べる事に。

メニューには「うどん」だの「カレーライス」「オムライス」など色々あったが、
あまりお腹が空いていないのでコーヒーと自家製チーズケーキを頼む事にした。
旦那さんもコーヒーだけでいいと言う。娘達もジュースとチョコケーキを頼んだ。
大きなカップで出て来たコーヒーの味はまあまあだったがケーキは美味しかった。

食べている時「あれ?羽柴さん?」と旦那さんに声をかける人がいる。
50代後半くらいの真っ黒に日焼けした小柄な日本人男性。ポロシャツに半ズボンといういでたち。
「あっ、どうも、Kさん!やっぱり見えてたんですか。これは私の女房と娘達です。」
簡単に紹介されたあと、軽く世間話をしてその男性は店の中の客に呼ばれて立ち去った。

旦那さんの話しでは、そのKさんは同じタウンハウスの数件先に住んでいる方で
たまたま共通の知人の紹介で知り合ったという。なんでも日本の○○運輸の会長さんらしいが
一年の大半を単身こちらで過ごしているとのこと。
この店の常連さんで(←ほとんど毎日食事に来ている)旦那さんも彼からこの店を教えてもらったらしい。

その店でまったり過ごしたあと、あたりを観光ドライブしながらアパートに戻る事になった。
地図を持って来ていないので正確な道はわからないが、海沿いの住宅街をぬける途中
さっきよりももっと敷地の広い高台の高級住宅地があり、「ここがパロスバーデスだよ。」とのこと。
窓の外をぼんやり眺めながら以前ここに住んだ事があるちぇりるに聞いた事を思い出していた。
「なるほど、、。ここが坂道の多くてブレーキがすぐ磨り減る、霧の多いとこなんだな。
 でも、天気のいい日の海の眺めは最高だな。」

アパートの近くに来た時旦那さんが「ちょっと日本のスーパーに寄って行こう。」と言い出した。
「あ、じゃあ夕飯の材料を仕入れて行く?」と聞くと
「いや、今日はいいよ。夜は別のとこに連れて行くよ。ちょっと買いたいものがあるんだ。」と言う。

そのスーパーは某脱力サイトでも時々登場するが「旧ヤオハン=ミツワ」というスーパー。
彼女は1時間弱かけて行くと言っていたがアパートからは15分くらいのとこらしい。
道を挟んですぐ向かいは日本のクレヨンメーカー「さくら」の大きな社屋がある。

「ミツワ」の建物は日本家屋だか神社だかよくわからない和風デザインの平屋建物で
中はかなり広くメインのスーパーの他に、「旭屋書店」「和風雑貨や」「頭火山ラーメン」
「イタリアントマト(ケーキショップ)」「寿司や」「カレーや」「清閑院(和菓子屋)」
などのテナントも入っている。スーパーの商品群も日本のそれとほとんど変わりがなく(やや高いが)
ここにくれば確かに日本の食材には困らなさそうだ。なんでもある。
旦那さんは焼酎を買っていた。私は「ここまで来てわざわざ日本の製品を買うのもなあ、、。」と
ぼんやり眺めていたのだが,娘達の希望でカップラーメン数種を購入。

アパートに戻ったのは4時半過ぎ。コーヒーを入れてくつろぐ。
娘達は買って来たコスメ用品を並べていろいろ試している。

「夕飯は『おたふく』に連れて行くよ。前に話しただろ?△△さんの友人の店。」
「ああ、美味しい日本蕎麦の店ね?」
「ソバのほかにも色々料理があるし、このあたりでは一番旨いんだ。」
「(3年)前に連れて行ってくれた『磯源』より美味しい?」
「もちろんだよ。じゃあ6時頃、うちを出ような。」


※※※※※※※  日本蕎麦・料理屋『おたふく』  ※※※※※※※※※※

アパートから車で15分くらいのところに『おたふく』はあった。
前回行った日本料理屋「磯源」を通り越してすぐの同じ通りにある。(反対側)
日本で言えばあまりこぎれいとは言えない小さな定食屋のような店だが
中は結構にぎわっている。顔を見るとほとんどが日本人のようだ。

長女が時差ぼけでダウンしたのでこの店に行ったのは私達夫婦と次女の3人。
裏の駐車場に車を止めて、そのまま裏口から厨房横の通路を抜けて店内へ。
すると旦那さんを見つけたオーナーマスターSさんがそそくさとやって来て
入り口近くコーナーのテーブルに案内してくれた。

このSさんはロスに住む旦那さんの日系知人△△さんの古い友人で
旦那さんがロスに行くようになってすぐにこの店とSさんを紹介されたそう。
美味しい蕎麦と日本料理が気に入った旦那さんは
それ以来、ロス出張の折、時々日本からこの店の料理に使うダシのための
特注のかつおぶしを運んであげている。(30キロ)

時差ぼけで寝ぼけ眼になっていた次女も機内食以来、食事らしい食事を取っていなかったので
「すぐにお蕎麦が食べたい。暖かいのがいい。」と言う。
旦那さんはビールと焼き鳥とジャコおろし、私はサワラのみそ漬焼き、手羽先(塩)を頼んだ。
どれも日本で食べる味と変わらず美味しい。次女も蕎麦が美味しいと言っていた。
(以前行った「磯源」は全体的に砂糖が多く、甘ったるかった。)

そろそろお蕎麦を頼もうかと思っていたらマスターがサービスで「タケノコの素焼き」を出してくれた。
「これは初物だよ。サンディエゴのほうで取れたタケノコなんだ。
 新鮮な生を素焼きしたものだけどレモンと醤油で食べると美味しいよ。」
おお、アメリカに来て初物のタケノコを食べれるとは思ってもみなかった。
生の素焼きと聞いてエグ味があるかと思ったがさにあらず、美味しく初タケノコを堪能した。

仕上げはもちろんお蕎麦。せいろを2枚注文。(それぞれ1枚ずつ)
出て来た蕎麦はかなり色白で、「ひょっとしてひやむぎ?」という感じだったが
口にするとまさしく蕎麦。コシが強く美味しい。つけ汁も甘くなくてダシがきいており私好み。
アメリカ人には不評かもしれないが、ほかの日本人にも美味しいはずだ。
旦那さんが「美味しい蕎麦屋」というのもうなずける。

ただ、ちょっと気になったのは出された蕎麦がせいろの水切りすだれの上ではなく
すだれの上に置かれた大きなパラフィン紙のような紙の上に盛り付けられていた事だ。
上から見ると、すだれはおろか、せいろの木わくすら見えない。
それで、そばにやってきたマスターに聞いてみた。

「あのう、どうしてお蕎麦がこの紙の上に乗っているんですか?」
「ああ、これね。衛生局からのお達しなんだよ。
 すだれの上に直に盛り付けるのは衛生上感心できないって事で
 そうしないとお店の衛生格付けで「A」をくれない、って言うんだ。
 見た目は悪いんだけど、ランク「B」と「A」じゃお客さんの印象が全然違うから。
 それで紙を敷いてるわけ。ほら、「A」になってるでしょ?」

示された先を見ると、壁にちゃんと「A」の表示版がかかっている。
なるほど、、、。アメリカってうるさいのね。
(もちろん日本も厳しいとは思うけど、蕎麦=すだれに関しては食器(竹)文化意識の違いだろうなあ。)

お腹もいっぱいになり(時差ぼけであんまり食欲がなかった)次女のまぶたもくっつきそうなので
そろそろお店を出る事に。正確な金額はわからないが、旦那さんに言わせると
「ここは結構高い。」そうだ。が、メニューを見た限りでは一品$6〜8くらいが最も多く
(日本のサラリーマン御用達の居酒屋は別として)松戸の普通の料理&蕎麦屋でもこのくらいは
取っている。ちょっとした店ならもっと高い。ロスは物価が安いのかなあ。
まだ金銭感覚が$に切り替わってないのでよくわからないが
「世界一物価が高い東京」と言われるのはあながちウソではないのかも。(松戸だけど)

駐車場まで見送りに出てきてくれたマスターが旦那さんの車(日本で言う所のハリアー)を見て
「羽柴さん、この車はどう?調子いい?」と聞く。
「ああ、やっぱり車は日本の車が最高ですね。故障はないし燃費もいいし。
 そういえばマスターも車買ったんでしょ?もう来たんですか?
 確かハイランダーのハイブリッドでしたよね?」
「そうそう、まだ来ないけど。ラゲージスペースが広いから選んだんだ。」

「ほら、ハイランダーってヒデが乗ってる車だよ。クルーガーの事。
 こっちではハイブリッドが出たんだ。」
「へっ?そうなの?、、そうそう、ラゲージスペースが広いから私も選んだんですよ。
 それに視界がよくてとても運転しやすいですよ。
 ハイブリッドですか?いいですねえ。じゃあよく走るでしょう。」

ううむ。ちょっと悔しい。私の車は前の車に比べれば格段に燃費がいいが(ひとケタ)
日本の一般的な車の燃費のよさ(2ケタ)にははるかに及ばないからだ。
トヨタさん、日本でももっとハイブリッド車を増やしてください。(今は少な過ぎて選べない)


※※※※※※※  電話連絡(ちろりとの初交信)  ※※※※※※※※※※

アパート アパートに戻ったのは21時過ぎ。日本は翌27日の14時頃だ。
松戸の義母に電話をかけ、無事に到着した事を報告し、息子達の様子を聞いたが
特に問題もなく平和のようだ。ちょっと安心。

次女はすぐにシャワーを浴び、そのままベッドにダウン。
旦那さんもシャワーを浴びに3階へ上っていった。
そうだ、ちぇりるに電話しなくちゃ!取りあえず「間違いなくロスに着いた」事だけでも
伝えなければ。今後のスケジュールについても知らせておかなくてはいけない。
(ロス滞在中のスケジュールはすべて旦那さんの都合に合わせる事になっていたので
 ちぇりるとの対面日程は決まっていなかったのだ。)

ドキドキしながらちぇりるの携帯に電話をかける。今度はちゃんと繋がりますように。

プルルルル、プルルルル、、
「Hellowーー?」
「(おっ、出た!)はろーう!ですいず ひでよし すぴーきん!」
「あーーーっはははははははは。ヒデヨシーーーー?」

「そうそう、ヒデヨシです。遅くにごめんね。ロスに無事に着いたよーー。
 空港に着いた時連絡したんだけど留守電だったんで切っちゃった。」
「あーーヒデヨシだったんだ。あっ、とかなんか変なのが入ってたけど。」

「留守電が英語だったんであわてちゃったんだ。わはは。
 で、これからのスケジュールなんだけど、まだ旦那さんの予定がはっきりしてないから
 それがわかってからまた連絡しますよ。ちぇりるの仕事の都合もあるから
 長い時間は無理だろうけど、今回はなんとしてでも会いたいからね。
 おみやげも持って来てるからそれだけでも渡したいしね。また明日連絡するよ。」
「OK、わかった。じゃあ連絡待ってる。」
「うん、じゃあまたね。」

取りあえずちぇりると連絡が取れた。一安心。
あ、ちぇりると話すのはこれが初めてだったんだ。
オカマだと言っていたが声はちゃんとした大人の女性の声じゃないか。ちょっと英語なまりだったが。
私のほうがよっぽどハスキーでオカマ声だったに違いない。(おまけにねっとり納豆な話し方)
ま、いっか。ともかく早いとこ旦那さんと相談してちぇりるに会う時間を捻出しよう。
一番可能性の高いのは明後日、月曜日にちぇりるがトーランスの教室に教えに来る時だ。

旦那さんがシャワーを終えて降りてきたが、「ヒデもシャワーを浴びて、寝なよ。」と言い
そのまま仕事関係の人に電話をかけはじめたので、スケジュールの相談はせず
先にシャワーを浴びたが、まだ電話をしていた旦那さんを待つうちに
猛烈な眠気に襲われついにダウン。ダブルベッドに潜り込む。22時過ぎ。

こうして日本とロスにまたがる41時間の、ながーーーーーい3月26日は終わったのだ。


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