心の総点検と勉強を
英語科 樋 口 正 次
higuchim@cc.osaka-kyoiku.ac.jp
42期生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。
みなさんとは2年生の時から英Wを一緒に勉強してきました。
みなさんの卒業にあたり、今後の人生に少しでもお役にたてればと思い次の言葉を贈ります。
一つは、「心の総点検をしよう」です。
昨年11月に、親同士の心のぶつかり合いから2歳の女の子を殺害するという痛ましい事件が起こりました。気付かないうちに心がゆがんでしまったために起こったと思われますが、人の心がいかに不安定なものであるかを改めて思い知らされました。みなさんはこの3年間どのように過ごされたでしょうか。新しい生活が始まる卒業という人生の節目にあたって、自分の心はどうなっているか点検をしてみてはいかがでしょうか。忙しい生活の中で見失ってきたものはないでしょうか。悪い心で生まれてくる人はいません。本来の自分の心をいつまでも大切にしてほしいものです。
もう一つは、「勉強をしよう」です。
この間テレビで、ハーバード大学でも教えたことのある経済学者の竹中平蔵氏が、東大、京大、早稲田、慶應の学生の4分の3は、ハーバードでは落第すると言っていました。日本の大学生は遊び過ぎのようです。高校で3年間勉強してきたのにまた勉強の話かと思われるかも知れませんが、勉強だけが目的になるとしんどくなるのだと思います。勉強は自分の人生の目的を達成するための手段でなければなりません。将来こういうことをしたいから今これを勉強するのだ、という姿勢を持ってほしいものです。何も大学だけに限りません。どのような進路に進もうと、自分の人生に必要な事を常に学んでいく姿勢が大切だと思います。
それでは最後に、みなさんの将来が幸せなものになりますように、心から祈っています。