政権交代

 

副校長  樋口 正次

 

 52期生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。

皆さんとは1年生の時、イギリス海外研修に参加した人たちと2週間以上一緒に生活しましたね。参加された皆さんも同じ想いでしょうが、ウェールズの素晴らしさは一生忘れないでしょう。本当に懐かしい、いい思い出です。

2年生の時には修学旅行で全員の方とご一緒しましたね。北海道の大自然に包まれてゆったりと過ごした日々も大変懐かしく思い出されます。

囲碁部の人とは3年間一緒でしたね。皆さんが入部してくれたおかげで囲碁部の灯を絶やさずに存続できて感謝しています。1年生の時に近畿大会に出場するなど、顧問としても新しい体験をさせていただきました。囲碁は生き方を学ぶ素晴らしいゲームですので、卒業後もぜひ続けていただきたいと思います。

早いもので、もうご卒業ですね。52期生の皆さんの前途が素晴らしいものになることを心から祈っています。

 

さて、平成21年度の大きな出来事として「政権交代」がありました。長く続いてきた自民党政権が民主党政権に変わりました。自民党の中でいつかは首相になると思われていた小沢一郎が、自民党を離れて「新生党を作る時に、こんな小さな政党で果たして首相になれるのだろうかと思い、その後も少し注目して見ていました。その後、「新生党」から「新進党」、「自由党」と名前を変え、「民主党」と合併し、だんだん選挙で勢力を拡大してきて、平成19年の参議院選挙の時に参議院第1党となりました。私は、この時ちょうどウェールズの海外研修に行っていて、イギリスでこのニュースを知りました。

そして、政権交代の機運が最高潮に達していた今年の衆議院選挙直前に、西松建設の裏金問題に絡んで、小沢一郎は民主党代表を辞任しましたが、民主党はついに政権交代を果たしました。彼は首相にはなれませんでしたが、政権を取るという夢は実現しました。私はこれを見て、目標を持ちつつじっと機をうかがっていれば、その目標は必ず実現するものなのだという思いを改めて強くしました。皆さんも夢を持ってください。自分の理想を高く持ち続けて、それに向かっていつも前進してください。

最後に、新政権の岡田克也外務大臣は池田校舎の14期卒業生です。私は13期で1年先輩にあたります。2年間同じ学び舎で過ごしていたのですが、当時はお互いに全然知りませんでした。先日岡田克也さんのホームページから「母校に講演会に来ていただけませんか」とメールを差し上げると、1時間もたたないうちに秘書の方から「岡田に伝えておきます」と返事があり、2日後に「本人にも伝えたところ、大変光栄に感じているようでした。今は多忙ですが、今後機会がありましたら是非御連絡させていただきます」とご返事がありました。いつになるかはわかりませんが、母校での講演会を是非開きたいものです。

 

それでは皆さん、附属高校池田校舎で培われた知恵と知識を活用され、将来さらにその上に様々な経験を積まれて、自分の夢の実現に邁進していただきたいものです。

また、時間ができましたら母校にも帰ってきていろんな話を聞かせてください。いつでも皆さんをお待ちしています。それではお元気で。