立山、黒部アルペンルート・諏訪湖編
<2000年9月8日(金)(2日目)>
<富山地方鉄道 立山駅へ>
今日は、いよいよアルペンルートに向かいます。天気は曇り空。
8時にホテルを出発した。
そして、昨日行った魚津水族館の前を通過して、予定通り
県道「魚津立山線」に入った。今日も平日でさらに通学時間帯ということで
途中地元上市町の高校生のチャリンコ軍団に出くわしました。
県道は車が少なかったので、通行には支障はありませんでした。
そして、昨日から給油なしでここまで来たのでガソリンが残りわずか
この後、車を回送してもらわないといけないので、給油するために、立山の
ふもとのガソリンスタンドに入った。でも、ここのガソリンが高い。もう少し前に
入れておけばよかった。
で、9時10分に富山地方鉄道 立山駅に到着。事前に電子メールで予約していた
車の回送サービスをしている立山トラフィックサービスで手続きをしました。
ここでは、立山(富山)から扇沢(大町)へまたはその逆へ車を回送してくれるので
アルペンルートをまた戻る必要がないので便利なサービスです。
回送料金は、普通乗用車で30,450円(税込み)です(前振込割引きなしの値段です。
全額前振込すると割引きされて26,000円(税込み)になります。
立山トラフィックの方わざわざメールでご連絡ありがとうございましたm(__)m)
回送には5時間程度かかるので、その間ゆっくりとアルペンルートを満喫しましょう。
まず、スタート地点の立山ケーブルカー 立山駅の写真を撮り、
いよいよスタート。
立山ケーブルカー 立山駅
<立山駅〜美女平〜弥陀ヶ原>
9時20分発のケーブルカーが出発したばかりだったので、次のケーブルカーが出る前に
売店で見つけた「スタンプ帳」を買った。これは、アルペンルートの各場所にあるスタンプ
を押していくためのものです。あと、歩いて散策することが多いので、ペットボトルの
烏龍茶を買い、念のため防寒のセーターも準備しました。
立山・黒部スタンプ帳
9時40分発のケーブルカーで美女平まで行きます。
平日だけど、ツアー客とかで割と観光客は多かったです。7分で美女平に到着。皆がそのまま
室堂平行きの高原バスに直行するのを尻目に、まさしく自分だけが美女平探鳥コースの
散策に、駅を出て右手に進んだ。
次のバスは10時20分発で、散策するととても間に合わないので、11時のバスに
乗ることにして、約1時間で回れる内回りコースを散策しました。(他には2時間で
回れる中周りコース、2時間半で回れる外回りコースがあります)
この散策コースは、木道とかなくて自然のままの道なのでちょっと歩きにくいかも
しれません。それにあまり人が通らないのか蜘蛛の巣が多かった。
途中には、樹齢1000年を超える立山杉とかブナの巨木があります。
探鳥コースというだけあって、双眼鏡とかでいろいろな野鳥が見られるそうです。
僕は、バードウオッチングはしなかったのであまりこの散策は楽しめませんでしたが。
アップダウンも結構あって、出発前に買った烏龍茶が早速役に立ちました。
美女平探鳥コース入り口
空洞のある立山杉
最初の予定通り、11時発の室堂行きの高原バスに乗りました。約9割の人が直接
室堂に行く中、自分を含め1割ぐらいの人が弥陀ヶ原で途中下車です。
弥陀ヶ原に向かう途中に「称名滝」という滝があって、バスが滝が良く見える場所で
止まってくれるそうなのですが、今日はあいにく霧がかかっていて滝は全く見えず
素通りとなった。そして11時30分に弥陀ヶ原に到着した。
ところで途中下車する人は、次に室堂へ行くために乗るバスを事前に予約しなければ
なりません。12時10分のバスを予約して、先に立山カルデラ展望台
に行きました。
ここの散策路はさっきの美女平と違って、石畳の道で歩きやすいです。10分ほど歩くと
立山カルデラの見える展望台に到着。
しかし、ここでも霧がかかり到着時はカルデラは見えなかったのですが、少し粘って待っていると
霧が晴れてきた。撮影チャンスだったのですが、同じバスで来ていた女性3人組に先を越され
下の画像のような風景しか撮れなかった。
立山カルデラの風景(画像をクリックすると大きな画面で見られます)
立山カルデラ展望説明図(画像をクリックすると大きな画面で見られます)
バス停に戻ってきたのが11時55分ぐらいでバスの時間までもうちょっとあるので
弥陀ヶ原内回りコースにちょっと足をのばしてみました。
これがいけなかった。調子こいてちょっと奥まで行きすぎ、バス停に戻ってきた時には
予約していたバスが出てしまっていた。仕方ないので次の弥陀ヶ原始発13時5分の
バスを予約して、今度はゆっくりと内回りコースを散策することにした。
弥陀ヶ原の特徴は、名前が変わっている「餓鬼田(がきた)」が点在していること。
「餓鬼田」とは・・・一般にいう池塘のこと(といっても池塘って何?)池塘とは
低温で水分の多い土地に枯れた植物が堆積し、ミズコケなどで
土手が形成されてできるもの。
なぜ「餓鬼田」?・・立山信仰時代、この池で餓鬼道地獄に落ちた亡者が飢えに
苦しんで耕作したと言われたことからそう呼ばれているそうです
途中には「ガキの広場」と書かれた場所があって、最初子供の遊び場所か?それにしては
乱暴な表現だなと思っていたら、弥陀ヶ原の眺望のよい場所でした(笑)
弥陀ヶ原散策道案内図
弥陀ヶ原の風景(画像をクリックするとパノラマで見られます)
点在する餓鬼田(画像をクリックすると大きな画面で見られます)
今度はかなり早くバス停まで戻ってきました。そして待合室にあったスタンプを
スタンプ帳に押して、13時5分に弥陀ヶ原を出発しました。
<弥陀ヶ原〜室堂平>
弥陀ヶ原から室堂平のバス路線は、よく旅行雑誌とかに載っている雪の大谷と
呼ばれる高い雪壁が現れるところです。この辺りは春でも6・7mの積雪が
ありその雪をよけて道を通すので高い壁ができるそうで、年によっては20m
にもなる時があるそうです。もちろん今は9月なのでありません。
室堂平には20分ほどで到着。立山黒部アルペンルートの最高地点です。
防寒が必要とあったのでセーターまで持ってきたのに、この日はだいたい
11度ぐらいでセーターまでは要りませんでしたね。
室堂平は広いので、15時過ぎのトロリーバスで出発を目標に散策することにした。
散策コースは、草木が一本もなく、火山性ガスが発生している地獄谷コースと
みくりが池コースがあるが、ここまでの散策でかなり足にきていたので
みくりが池コースのみ行くことにした。
室堂平には、バスターミナルの屋上展望台から行くことになります。
まず目に付いたのは、立山と刻まれた石碑がある広場。そこには、日本の名水百選にも
選ばれている「立山玉殿の湧水」が導水されています。
立山玉殿の湧水のある広場
まず最初の分かれ道を左にとり、みくりが池の方へ。みくりが池は
室堂平にある池の中でも最も大きく、水面がおだやかなので山の姿が映し出されます。
そして、この池の近くにはみくりが池温泉という日本一高所にある
温泉があります。ぜひ入ってみたかったんだけど、ここで入ってしまうと扇沢への
最終バスに乗れなくなる恐れがあるので涙を飲んであきらめました。
みくりが池(画像をクリックすると池全景が見られます)
この後コースを右にとると、左手に「血の池」「みどりが池」が見えます。
「血の池」は池の水が赤っぽくみえるのでそう呼ばれているんだけど、これは、水の中の
酸化鉄という成分によるものです。「みどりが池」は東西に細長い火口湖です。
水面が澄んでいるので、画像でも立山の山々が映っているのが分かるでしょう。
みどりが池
ここから、登り坂が続きます。途中おそらく整備のためだと思うが、人も避けて待たなければ
ならないほど道幅一杯の車が急な坂道を下りてきました。脱輪せずに運転する様子を見て
一緒に待っていた観光客の人も驚いていました。
ここに来てさすがに足が痛くなってきたので、バスターミナルの方に戻ることにしました。
戻る途中、「立山玉殿の湧水」を飲み終わった
ペットボトルに入れておきました。一口飲んでみたけど冷たくておいしかった。
室堂平の風景(画像をクリックするとパノラマで見られます)
この時点で2時30分ぐらい。昼食はこの散策の後、立山そばコーナーでそばでも
食べようと思っていたのに店が閉まっていた。旅行誌には、5時までやってるって
書いてあったのに・・・。仕方なく空腹のまま次の地に向かう羽目になった。
ここで、会社と実家への土産を買うために売店でいろいろ品定めしました。
会社と実家へは、お菓子とか特産物とか無難なものを買いました。
気になったのが、その地限定のお菓子や食品。下の画像はおなじみ柿の種の信州限定
バージョン「特辛わさび柿の種」。特辛というほど無茶苦茶
辛くなかったけど、わさびのピリッとした辛さが良かったです。
もうひとつは「信州限定 ベビースターそばふりかけ」。
野沢菜とわさびが入ったふりかけですが、お茶漬けにもいいそうです。
あと、キティちゃんの信州バージョンなんてのがあったけど、服とかが
緑色になってるだけでそれで信州バージョンって・・・。
3時15分のトロリーバスで「大観峰」に行こうと思っていたが
3時に臨時便が出るようだったのでそれに乗ることにした。
信州限定 特辛わさび柿の種
信州限定 ベビースターそばふりかけ
<室堂平〜大観峰〜黒部平>
室堂平からはトロリーバスで移動です。トロリーバスとは、架線の電気を取りいれて
走る電気自動車です。日本でもこの室堂平と大観峰の間と、この先の黒部ダムと
扇沢の間しか走っていないバスです。
室堂平〜大観峰 トロリーバス
大観峰には、3時10分に到着。
展望台で景色を楽しんだあと、ここの売店で待望の昼食です。
食べようと思っていた「わさびそば」を頂きました。
「わさびそば」と最初聞いた時、あのわさびがそのまま入っている辛いものかと
思ってましたが、そうではなく「葉わさび」が入っていました。この時に
室堂平で汲んだ湧水を飲みました。ちょっと体が冷え気味だったので、温まって
美味でした。
大観峰展望台からの風景(画像をクリックすると大きな画面で見られます)
大観峰から黒部平へはロープウエイで移動です。このロープウエイは支柱のない
方式では日本で最長の171mもあります。
大観峰を3時40分に出発、黒部平に着くまでは7分と短いですが眺望は最高です。
大観峰〜黒部平 ロープウエイ
黒部平庭園からの黒部峡谷
黒部平庭園
<黒部平〜黒部湖、黒部ダム〜扇沢>
黒部平からはケーブルカーで移動。ここで中学生らしき団体に遭遇。一気に騒々しく
なりました。黒部平を4時に出発、5分で黒部湖駅に到着しました
ここから黒部ダムへはアルペンルート内唯一徒歩で移動します。
黒部ダム堰堤から観光放水を覗き込んでいたら、突然の強風で放水していた水しぶきが
堰堤の方に吹きあがってきて驚きました。
黒部ダムの全景は、展望台に登って見るのだがそこまでに220段もの階段を
登らなければなりません。ここにきてこの階段はつらい。けどなんとか登り切って
撮れたのが下の画像です。すごい迫力でしょう。
ダムをバックに写真を撮りたかったんだけど、もう最終のバスが近いためか
人は全然こない。しばらく粘ってたら、展望台の人に閉めるから戻ってくるよう
注意されてしまった。周りにさっきの中学生らしき団体がいたのに、かっこわる。
黒部湖(画像をクリックすると大きな画面で見られます)
黒部ダムの観光放水(画像をクリックすると大きな画面で見られます)
そして、黒部ダム駅に行き、最終のひとつ前5時5分発のトロリーバスで扇沢に
向かった。扇沢には5時17分に到着。
ここまですべてのスタンプをスタンプ帳に押してきたので、最後の扇沢でも
ぜひと思い、探したがそれらしき所に置いていない。おそらくほとんど
最終のバスで来て時間が遅かったため片付けられたのか?残念。
そうして、外に出ると散策中はなんとかくもりでもっていた天気だが、
ここで雨が降り出した。ついてたかも。
でも、今夜の宿泊先はこの近くには取れず、松本市なのでこれからまだ運転
しないといけません。
車の回送先の事務所でキーを受け取り、松本市まで1時間ぐらいかかる
ことを聞いて出発した。
扇沢駅のトロリーバス
<扇沢〜松本市内ホテル>
扇沢から大町市内までは車通りの少ない道でした。国道147号線までは
一本道のようなのですんなり出られると思っていたら、途中で工事などで
迂回しているうちに、どこを走っているか分からなくなり、一度止まって
地図を確認、なんとか国道に出られました。
国道に出れば松本まで一本道です。でも、当時長野では光ファイバーの敷設
工事中でさらに途中事故なんかもあって、松本のホテルに着いたのは扇沢から
出て1時間40分後の7時15分でした。
予想以上に時間がかかり、ホテルに着くのもそこそこに夕食を食べに出かけた。
ホテルの中のレストランは予約がないと食べられないそうで、近くで食べる
ところがないか尋ねると、向かいの中華料理屋か近くのファミレスだけらしい。
とりあえず、国道沿いにどこかないか探して見ることにした。
これがいけなかった。どこを走ってるのか全く分からなくなり、必死の思いで
ホテルの近くまで戻ってきて、仕方なく一人で行きづらかったけどさっきの
ファミレスで食事をとった。
今日の走行距離は、回送してもらった距離を除いて111kmでした。
後はホテルで過ごしましたが、ここのホテルはビジネスホテルの割には
アメニティグッズが充実してました。
就寝前には、旅行では初めて持ってきた「コミパル」を使ってメル友に
メールを入れました。すぐに近況を伝えられるモバイルのいい所ですね。
明日は、名古屋方面を回って大阪に帰る予定ですが、ひょっとしたら
気持ちが変わって長野県内を巡るかも。
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