稜友会レベルでは行けないような山行

 
 山の良さは、人と競争して勝ち負けや順位をつけたりする必要がない事です。
自分で楽しみ、自分で満足すれば良い事で、他人からどうのこうのと言われる物ではない。
しかし稜友会では あまりにも レベル レベルと言われ、うんざりする。 
新人を連れて行く山行を 『低レベル』 と批判されたり、尾瀬へ行くメンバーに 『燧ケ岳へ登れ』 とか、菅名岳へ行く新人に 砂袋を持って行け など、他人の山行に口出しするにも程がある。
 
 私は 『稜友会レベルでは行けないような山行もするけど、角田山へ雪割草を見に行ったりもする』 と書いた事が有ります。
高いレベルの実力が有っても、いろんな山行を楽しみたいと言う意味です。 
誰もがレベルだけに捕われず自由に、その時のやりたい山行を楽しめば良いと思い、載せました。
例会で大峰山の山行予定を発表したら 『そんな(低レベル)所へ行って !! 』 と言われていました。
このようにレベルが低いからと、他人の山行を批判するような事が有ってはならないと思います。
 しかし寅さんの 『自分は稜友会レベルで満足している』 と言う内容の反論が載りました。
私は実力の比較をするつもりで載せたのでは有りません。
もちろん具体的な山行を上げてもいません。
 そして 『自分は稜友会レベルで満足している』 と言うのであれば、他の人にレベルアップをやれとは言えないのではないですか?
上の人には 『満足しているからとやかく言うな』 、下の人には 『レベルが低いから努力しろ』 とは矛盾している。
 
 
   1.栂海新道〜後立山連峰
 私は朝に親不知から登り始め、一日で栂海新道を朝日岳まで登り、1泊目が朝日小屋でした。 
2泊目は白馬岳、唐松岳と縦走して五竜山荘です。
3日目は鹿島槍ヶ岳を越えて扇沢へ下り、ビール片手に車窓から眺めた日本海の夕陽はきれいでした。
 同じ頃に登った伝さんパーティは1泊目が犬ヶ岳の小屋、2泊目が朝日小屋で、普通の健脚程度です。
そして寅さんパーティは1泊目が犬ヶ岳の手前、2泊目が長栂山でした。
 もちろん、いろんな人が自分のペースで歩けば良いと、私は思っています。
しかし寅さんと立場が逆なら、随分と批判されたと思う。
 
 須藤さんが三面から相模山までの山行報告に 『一人で精一杯歩くのも良い』 と載せて有りました。
寒江山まで行ってないので、限界に近い山行だったと思う。
 
 私の朝日連峰一日縦走+鳥海山とは比べ物にならないと思う。
これでも栂海新道〜後立山連峰よりは、随分とゆとりの山行でした。
竜門山・大朝日岳・寒江山   
 
 
   2.二王子岳〜飯豊連峰
 早朝に二王子神社を出発して、二王子岳、赤津山、二ツ峰を越え、一日で門内小屋に入りました。
単独での雪山は、ピッケル・アイゼン、テントやスコップ、生活用品1式、小田さんのアドバイスでザイルまで担げば恐ろしい重さです。
赤津山 二王子岳 1月2日のビデオより
 パーティを組み荷物を分配して軽量化しても、一日で門内小屋まで行ける人は少ないと思う。
他の会員の記録は知らないので比較はできませんが、一日で行ける人は居ないと思う。

  

   3.オツルミズ沢
 新潟山岳会に入る前、私は単独で2回、日帰りでオツルミズ沢を登っている。
新潟山岳会時代にも、須藤、金子、ベーシンで行きました。
台風の影響で出発が9時頃になったけど、翌日の下山はヘッデンになりました。
単独の時に直登した滝も、けっこう高捲きました。
サナギ滝への連暴帯が始まる当り、単独の時はノーザイルで登ったので、今回もノーザイルで先行しました。
しかしみんなはザイルを付けて随分と時間をかけています。
私は対岸へ回り込んだりしながらビデオを撮っていました。
 ザイルを付けて登る人と、それをノーザイルで先に登ってあちこちのアングルからビデオで撮る人。
少し岩や沢をやった事の有る人なら、それがどのくらいの実力差かは想像できると思う。
稜友会くらいと思う、自分がザイルを付けて必死に登る所を、ノーザイルで登るほどの実力差のある先輩を『低レベルと批判』 したりとか 『訓練の妨害』 をやって居られる所は。
 
 ただ一つ負けたと思った事は、他の人はビールを持って登った事です。 
単独の時は軽量化に努め、ビールを持つゆとりは無かった。 
その為、前日に 滝ハナ沢 を登って駒ノ小屋にデポしました。
 
  ビバークの時、ゲロを吐くまで飲んだ須藤さんにも脱帽です。
オツルミズ沢・大滝上部を登る 私は単独でマジに登る時は、登山口での前夜祭でもビール1本程度に押さえます。
車に投げ込めばいくらでも持って来れるけど、キツイ山行には体調管理が大切です。
ましてやそんな山行の途中でゲロを吐くまで飲むなんて、凡人のヒロタンには考えも及びません。
前日に荷揚してまでビールを飲みたいヒロタンでも… です。
 
  パーティーで登ったオツルミズ沢は、異常にだらけた雰囲気でした。
とは言え、本当はいつもの沢登りだったと思います。
 
  尾根歩きでも、単独で精一杯歩いていた人が、パーティーでワイワイ登る。
半分のペースで歩いても、賑やかで楽しい雰囲気に酔いしれている。
しかしそんな人達とマジな山行をした時、ペースの遅さやレベルの低さに気付き、意識の低さを実感する事と思う。 
 オツルミズ沢は目標にしたほどの沢で、まさにそんな状況でした。
 
 単独で登る前日にビールの荷上げに使った 滝ハナ沢 も、寅さんは1泊2日で計画して居ました。
夜勤明けで追いかける沢登りも何度か有ったけど、2時間遅れで登り始めても、2時間後にはほとんど追いついていた。
 
 
 自分でもレベルに関係無くいろんな山行をやりたいわけだから、稜友会にもいろんな人がいて、いろんな山行をすれば良い事です。
 『OOさんはヒロタンが山スキーへなど連れて行かなければ、歩きの冬山へ行っていたんだ』とも言われた事が有ります。 (ピッケル・アイゼンで登るべきで、山スキーなどダメだ的な話の中で…) 
一人前になったOOさんを、林道歩きのスキーへ連れて行った頃は、低レベルと批判していたのでは…
 
 
新潟山岳会の世代交替
人の育て方
リーダーの育て方
置いてきぼり山行
不信山行
自分勝手な行動
滑落事故
門内沢の滑落事故
  門内沢の事故報告 橋本   門内沢の事故報告 伝  
山での迷子
訓練
  五頭山での沢登り訓練   千佳ちゃんの沢登り訓練  
山岳会でのエチケット
  同じ山行   不適切なアドバイス  
巻頭言
  巻頭言 稜友 NO 27   須藤さんの巻頭言   登山の四季
レベルアップ
稜友会レベルでは行けないような山行
  『燧ケ岳へ登れ』   砂袋を持って行け    
コッヘル事件
不思議な夏合宿
報告書のない講習会
  訓練妨害        
他人事
  リーダーに背いて        
リハビリ山行
職場での人の育て方