不適切なアドバイス

 律ちゃんの菅名岳に参加する新人に対し、伝さんから 『砂袋やシュラフを持って行け !! 』 とアドバイスが有りました。
鳥海山の翌週だった事も有り、些細な事でしたが 『リーダーを尊重しない点』 が同じで気にかかりました。
 
   伝さんの反論 
 突然伝さんから 『あの山行報告はなんだ…』 で始まる電話が有りました。
話しをしていると 『宝蔵山・菅名岳』 の山行報告の中の ≪初心者が 『砂袋やシュラフをもって行け』 と言われ…≫ 以下の文章が個人(言った人)を批判し中傷しているとの事でした。
 
 普通、砂袋を持って登るのを ≪ポッカ訓練≫ と言い、日帰り山行にシュラフを持って登らせるのも、それに準じた行為だと思う。
もともとリーダーの律ちゃんは ≪初心者に山の楽しみを知ってもらう事≫ が山行目的で、『ボッカ訓練』 など念頭に無かった事と思う。
『自分の山行でボッカ訓練をやるのはかまわないが、人の山行をボッカ訓練に変えるような事は良くないのでは』との問いかけに。
『砂袋なんて、冗談に決まっているろ〜』 と、シュラフに関しては 『何を持って行くかは個人の自由だねっか』 との事でした。
自分の言った事に対し 『冗談に決まっているろ〜』 はあまりにも無責任な気がするが…  
『不必要なものを持たせるのは良くないのでは』 とか 『人の山行の形態を変えるのは良くないのでは』 あるいは『自分の山行でやらない事を、他人の山行に押しつけるのはどうかと思う』 などの質問には答えず、前記の一点張りでした。
 そして最後は 『批判し、中傷したのだから謝れ』 の一言で電話は切られました。
 
 宝蔵山・菅名岳 の山行報告を読み、≪個人を中傷している文章≫ と感じましたか?
自分で新人に山の楽しさを知ってもらおうと計画した山行が、自分の知らない所で、参加もしない人からボッカ訓練に変えられていても何も感じませんか?
 
 山岳会を運営して行く中で ≪アドバイス≫ はとても大切な事だと思います。
≪適切なアドバイス≫ が受けられるからこそ、山岳会の意義もあると思います。
アドバイスが適切かどうかは、『内容が適切で有る事』 と 『やり方が適切で有る事』 の2点が必要だと思います。
 
『砂袋やシュラフをもって行け』 とのアドバイスについて
1. 内容が適切かどうか
  1) 自分の山行形態を変えるようなアドバイスはされたくないので不適切と思う。
  2) 砂袋は問題外としても、日帰りの山行にシュラフを持たせる事は適切かどうか?
    リーダーは初めて山へ登る人に対しては、いろいろ持ち物の指示は出すけど、経験者に対しては、その人の判断できる程度の事に関しては何も言わない。
    それはメンバーが何を持って行っても良いと言うわけではなく 『常識の範囲内での判断で持ってくる』 と言う ≪暗黙の了解≫ で成り立っていると思います。
    ですから場合によっては経験者にも指示を出し、山スキーに 『アイゼンを持って来い』 と言う事も有れば「酒制限」をする事も有ります。
    『日帰りの山行にシュラフ』 は常識の範囲内とは言えないと思う。
  3) ペースダウンの問題
    リーダーは山行を計画した時、その山行にどの程度の人まで連れて行けるか判断します。
    当然 『常識の範囲内での個人装備』 での話しです。
    こちらも誘った責任が有りますから、相手に無理のない行動を心掛けますが、自分でペースを乱すような行為を故意にする以上は、その人をベースにしたペース配分は考慮する必要があるのだろうか?
    『ヒロタン程度の山行なら不要なものを持って行こう』 と言うのであれば、私も 『ヒロタンペース』 で歩かせてもらいます。
2. アドバイスのやり方が適当かどうか?
      ≪その山行に必要であろうと思える装備≫ なら、直接本人へのアドバイスだけでかまわないと思います。
    しかし、山行形態を変えたり、山行自体に影響を与えるようなアドバイスなら、リーダーに通すのが正しいアドバイスのやり方だと思う。
    今回の山行も 『宝蔵山・菅名岳程度の所へ行くのなら、砂袋やシュラフをもって行け』 とリーダーへ伝え、了解を得てからのアドバイスなら問題は無かったのですが…

 

 同じ頃、私もAさんにアドバイスしました。
花見の時、Aさんが5月連休の毛猛山へ誘われていました。
酒席の冗談と聞き流していましたが、心配になり 『毛猛山がどんな所か調べたり、リーダーにどんな山行かとかザイルを持って行くかを聞いてから判断した方が良いよ』 と電話をしました。
私は門内沢の事故を元に、Aさんには無理と判断しました。
1) 白山程度の雪山経験しかないAさんは、門内沢の滑落事故の綾子さん(正月の竜門山や山スキーをやっていた)より雪山の経験が少ない。
2) 6月の門内沢より毛猛山の方が難しい。
3) 朝のアイスバーンを歩かなければならない。
4) 泊りのために荷物が重い。
 
 以上が 『Aさんには毛猛山は無理』 と判断した理由であり、適切なアドバイスだと思う。
参加するか否かは、その山行に重大な影響を与える事なので 『リーダーに相談するよう』 に言っているので、アドバイスのやり方としても適切だと思う。
 
 
 いろいろと長く書きましたが、『自分だったらこうする』 と言う内容だけをアドバイスすれば良い事で、『自分ではやらないけど、他人にはやらせよう』 と言うような内容では誤解を招く。
前記の伝さんも、日帰りの自分の山行に 『砂袋やシュラフを担がせた』 とは聞いていない。
 
 言われた事が中傷か否かは、言われた事が正しいかどうかにかかっている。
他人の山行に 『砂袋やシュラフを持って行け』 とのアドバイスが正しいか否か。
そんな行為を否定した事が正しいか否か(中傷に当るかどうか)。
『大蔵山・菅名岳』 の山行報告が ≪個人の中傷≫ と感じるか否か。
 みなさんはどう思いますか?
 
 もっとも稜友会では、散々人を非難しておきながらも、自分で非難した行為をする人は居るので、伝さんは特別と言うわけでもない。
どうやら自分は別格で、自分は何をやっても良いが、他人から言われるのは正論でも中傷らしい。
 
  以下が山行報告の問題の部分です。
 初心者が 『砂袋やシュラフをもって行け』 と言われ、日帰りの山行にシュラフをもって来ました。
どのような山行にするかはリーダーがメンバーと話し合って決める事なのに、行きもしない人から山行の性質を変えるような事を初心者に言うべきではないと思う。
前回の鳥海山と言い、今回も、リーダーを尊重できないような会の雰囲気で 『リーダーを育てましょう』 などと言っても、あまりにもむなしい。
もっと若いリーダー達を尊重して行けば、山行の幅も広がり、会の雰囲気も変わって行くのでは… と思いました。

 

 

新潟山岳会の世代交替
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  同じ山行   不適切なアドバイス  
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稜友会レベルでは行けないような山行
  『燧ケ岳へ登れ』   砂袋を持って行け    
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