須藤さんの巻頭言 ≪そんな山行いらない≫

  その一、「宴会山行」
 苦労して登った後のビールの味は格別だ。
計画し、準備し、トレーニングし、成し遂げたからこそ旨いものだ。
しかし、飲む事が目的になったらそれは本末転倒。
たまには良いかもしれないけど、そればっかりの山行が最近目に付く。
2時間も3時間も宴会をしてヘッデン山行、あげくのはてに軽量化と称して必要な装備を削ってもビールは忘れないでね!。
事故が起きて当然です。
 
  その二、「風俗山行」
 ギャルに囲まれて・・・、ツーショットが・・・、混浴が・・・、聞いているだけで不愉快になる。
なにしに山に行くんですか? 
連れて行く方もそうだが、喜んで付いて行く方もどうかと思う。
山なんか行かないで風俗でもホストクラブでも行った方がいいんじゃない?!
 
  その三、「お客様山行」
 誰々さんも行くので楽しそうだから〜、楽そうだから〜。
どうゆうルートなのか、どこから登るのかさえ自分で調べもせずただ付いて行くだけ。
上げ膳、据え膳「あ〜楽しかった」・・・
こんな身分になってみたいものです???
冬になったら山スキー、夏になったら沢登り。
何年たってもリーダーできない、リードできない(する気がない?)。
2、3年たったら新人を連れていく位の気持ちを持ってほしい。
そうでないと組織は維持出来ないのです。
ちょっと難しいかな?君たち。
 
  その四、・・・これ以上は止めておきます。
 そろそろ山は雪の季節になってきました。
何でもない尾根でもひとたび荒れれば厳しい側面を現します。
充分な準備とトレーニング、気構えを持って出かけましょう。
「そんな面倒なことしたくない〜」と言う人は雪が消えるまで冬眠しててください。
(ゴルゴ)    
     反論
  その一、「宴会山行」
 私は新潟山岳会に入るまでは ≪宴会だけを目的とした山行≫ は有りませんでした。
しかし八海山・霊泉小屋(翌日もそれ以上は登らない)や米山の小屋に泊まって宴会山行を経験しました。
そんな企画の中心に須藤さんも居たはずですが…  
 私は巻頭言でも宴会山行を肯定しています。
しかし、山行目的を自覚してとの事です。
私はよほど飲ベェに見えるらしいけど、キツイ山行ではビールを持って行きません。
その山行によって飲む量も調整しています。(当り前ですよね)
 
 一ノ倉沢を登って谷川岳で飲んだビールは、私はロング缶一本、須藤さん、金子さんはロング缶2本ずつ。
彼等の方がゆとりが有ったと言う事かな…
 私は オツルミズ沢の日帰り を単独で2回 したけど、ビール持参で完登した事は無い。
一緒に登ってビバークした時は、彼等のザックからはビールが出てきたし、須藤さんはゲロを吐くほど飲んでいました。
確かにザイルに繋がれて飲むのは宴会気分ではないかも知れないが、山行目的を考えたら飲むも程々にすべきでは有りませんか?
 
 この巻頭言の後、寅さんが山で宴会をやりながら 『これはメンバーの親睦を図るためで、宴会ではない』 と言っていたのがおかしかった。
私は乾き物で簡単にビールを飲めば、1本の廻し飲みでも ≪乾杯 !!≫ です。
火を使ったり、乾き物だけでも腰を落着けてビール一本でも飲めば ≪宴会≫ と言う表現は、今までも、これからも変わりません。
もちろん、状況に応じては一時間以内の宴会もあります。
 
  その二、「風俗山行」
 『ギャル山行をするくらいならソープへ行け、ツーショット山行など吐き気がする』 須藤さんの言葉で、一時期は流行りました。
私は女性だけの時はギャル山行と称し、二人だけの時はツーショット山行と呼んでいました。
しかし女性だけを誘っていたわけでは有りません。
大島さんなど、ほとんど山へ行かないけど、私が声を掛け続けていたから会に残っているのかも知れません。
 私は少しでも多くの人が山に登って欲しいと願っています。
口先でレベルアップを唱えても、実際に登らなければ話しにもなりません。
その為、初心者でも気楽に参加でき、楽しそうな表現を心掛けました。  
 
  好きな人と二人で、好きな山へ行ける事は素晴らしい事だと思います。
『あいつ等は山でしかデートをしていない』 と言われた人も居たけど、他人が 『吐き気がする』 などと言う事では有りません。
須藤さんも峡彩山岳会時代、会の人と結婚している。(二人きりで山へ行ったかどうかはわかりませんが)
須藤さんは、巻頭言のすぐ後に郁ちゃんと角田山へツーショットで行っている。
『尾瀬など行っても役に立たない』 と言った人が角田山ですか…
 
  その三、「お客様山行」
 私もお客様山行は反対です。
何年経っても初心者の面倒も見ようともしない、ベテランのお客様山行。  最低です !!
あなたを育てるために、どれだけの労力を費やした事か…
今度はあなたが初心者の面倒を見て育てる番ですよ。
そうでないと組織は維持出来ないのです。 まったく同感です。
 
 ところで須藤さん、あなたはどれだけの新人を山へ連れて行きましたか?
人の育て方 で書いたように、あなたはただレベルの低い山行と批判していただけではないのですか?
一人一人が考える事を否定し、山とはこう言う物だと思い込ませた人に、リーダーとしての判断力が身に付くはずも有りません。
自分で考える事を否定しておきながら、一人前の行動を求めるのは無理が有ると思います。
 
 もう一つの原因は寅さんのように、≪人数を増やす事=ステータス≫ と思っている人が居る事です。
『どうしようか迷っていたら、1時間も電話で粘られた』 とかも聞きます。
『連れて行ってもらっても良いわよ』 と名言が出るほどのしつこさです。
本人が考える事を否定し、自分で計画した山行は ≪低レベル≫ と潰され、『連れて行ってもらっても良いわよ』 と言う感覚になる状況では、よほど意志がしっかりしていなければ ≪お客様山行≫ は当然と思います。
もっとも 『行こう、行こう』 と強引に誘われ、 門内沢の滑落事故 の綾子さんのようになっては問題外ですね。
誘う側も山行の概要を説明して、一人一人の判断に任せるくらいで無いと、自分では考えようとはしなくなると思う。
 
 それと、例会に出席しても、山行に結びつかないのも一つの原因だと思います。
 
  その四、・・・これ以上は止めておきます。
 私がスキーを始めたのは、屋根の雪降ろしをした所からです。
そして川の土手や畑、里山へと成長するにしたがってフィルドは広がって行きました。
 
 『長靴で良いから…』 と12月の二王子岳で雪山デビューをした田沢さんも大きく成長しました。
なにも 『充分な準備とトレーニング、気構えを持って出かけましょう。』 と気張らなくとも、自分に合った雪山を楽しみましょう。
な〜に、他人から 『そんなのは山ではない』 と言われようと、自分で楽しければそれで良い。
何も自分で行けないような厳しい冬山などへ行かなくても、自分の身に合った山を歩きましょう。
自分に合った山行をするからこそ、自分で考えたり判断ができるのです。
何も急ぐ事はない、そんな山行の積み重ねでレベルを上げて行けば良い事です。
 私はそうした積み重ねで、今日に至っています。
まずは自分にできる事から始めましょう。
 
 ついて行くのがやっと、自分では何も考えられないようなハイレベルの山行についてばかり行っても、いつまで経っても一人前にはなりませんよ。

 

 
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