準備が出来たら即実行!
何が必要? 何をする? よく考えてそれから実行!
「まず お花ね」
「食べ物だな」
「飲み物だって必要よ?」
「プレゼント!!」
「ナルト〜 それは各自で考えて準備だったでしょ? 今、相談してるのは今日の準備よ」
「クラッカーと花火〜」
「お祭りじゃないんだから」
「イルカ先生の誕生日だから、お祭りだっていいってば〜」
「はい却下! 今の時期どこも花火なんて売ってないわよ」
はいはいはい!っと手を挙げて騒ぐナルトを尻目にサクサク話を進めるサクラ
オレだって、まぜてほしいんだけどね〜 何でお前らだけで話し進めちゃうわけ?
「先生とっても寂しいなあ」
なあんて呟いても完全無視だよ こいつら
「あ〜 お前達忘れてないかい? 今日の任務はこれなんだけど?」
「サクラちゃん ケーキは?」
「大丈夫!もう一月も前に注文済み それも特注! 見たら驚くわよ〜楽しみにしていてね」
「もしも〜し ねえキミ達聞いてる? 今日の任務はマダムしじみの・・・」
「あ〜もう うるさいわねっ! カカシ先生はちょっと黙ってて!」
サクラ お前判ってるかい? 内なるサクラが表面にでてるよ〜
「さあサスケ君もナルトもよお〜〜く聞いてね
今日も今日とて遅刻かましてくれたカカシ先生のおかげで時間はすでにお昼なの!」
イルカ先生の受付終了は午後6時、全てはそれまでに準備できるか時間との勝負
「いい! 何としても絶対に間に合わせるのよ」
特にナルト! あんた今日だけはサスケ君と張り合おうなんてしないで協力しあうのよ
サスケ君もお願いだから「ドベ」とか「ウスラトンカチ」は無しにしてよね
「わかってる さっさとトラを捕まえるぞ」
「おう 任せとけってば」
「捕獲時間の目標は1時間よ 頑張りましょう」
「いや〜実に男前だねぇ サクラ あ〜ごめん女前っていうのか」
さあ行きましょうって 走っていっちゃったよ
う〜ん 上忍師たるオレを放って任務開始とは子供達も成長したもんだ
まあお手並み拝見っていこうかねぇ
オレにもすぐ捕まるだろうと思ったトラだが、
こいつらと数回追いかけっこした事を覚えているのか まあ 逃げ足の速いこと早いこと
珍しくケンカもしないでサスケとナルトがタッグ組んでるっていうのに
逃げ回るトラを捕まえあぐねてるよ さすがに時間は迫ってくるし
あ〜あサクラはもう泣き出しそうだわ もう3時だしね
いつもならもうちょい余裕があるんだけどね、ちょっとだけお手伝いしてやるか
イルカ先生の誕生日を祝ってあげたいって気持ちはオレにだってあるんだしね
子供達に気づかれないようにチャクラを当ててトラの動きを鈍くしてやると
しばらくして三人の声が聞こえてきた。
「捕獲完了しました〜」
「はいご苦労さん じゃあこいつはオレが任務報告しながら届けてくるから
お前達はここで解散ね〜 今からだったら時間は大丈夫でしょ?」
「いいの? カカシ先生 いつもだったら報告書提出までが任務だって・・・・」
「そりゃ臨機応変って事で、お前達イルカ先生のお祝いしたいんだろ 時間作ってやるよ」
「「「・・ありがとう! カカシ先生・・・」」」
言うなり走って行こうとする中からサクラを呼び止めてこっそり耳打ち
「サクラぁ イルカ先生の足止めしてやろうか?」
「えっ 出来るのカカシ先生 でもどうして」
「まあ ナルトやサスケだったら気にしないだろうけどね〜準備が間に合ってもさあ
お前 汗臭いままだったらイヤでしょ? せめてシャワーの時間くらいは作ったげるよ」
「ほんと? じゃ じゃあ7時半 ううん8時までお願いカカシ先生!」
それだったら完璧に準備間に合うから ありがとうカカシ先生と
思いっきり感謝しつつサクラは走り去っていった
その晩 カカシと共に帰宅したイルカは
三人の心づくしの料理とプレゼントで誕生日を祝ってもらい
嬉し涙をこぼしたのだった。
ハッピーバースディー♪ イルカ先生
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