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秋の日の夕暮れ 上忍プラス特別上忍達は『人生色々』で皆暇をもてあましていた。
「最近 平和よね〜 これだけのメンツがこうして揃うなんて」
「そうだな〜 カラスの鳴き声まで聞こえてくるじゃねえか」
「あ〜あ 退屈だ退屈だっと 何か面白いことでもねえかな」
秋の夜はつるべ落とし・・・そりゃもう日が暮れるのが早いために
下忍のDランク任務も早め早めに終わらせなければならなくて
暇人が集まればろくな方向に話が進むはずもなく、暇つぶしのターゲットに選ばれたのは
最近本命の恋人ができたらしいともっぱら噂の写輪眼のカカシ・・・
他人の不幸は蜜の味・・・幸せそうで癪だから、ちょっくら波風立ててやるかと
『一発 あのでれでれしたヤツで遊んでやろうぜ!』と全員一致で即決となった。
カカシは紙コップに入った、不味いコーヒーを啜りながらイチャパラを読んでいた、
その周りのソファに一人また一人と腰を下ろしていくとチラッと眉をあげて
「ん? 何あんたら オレに何か用でもあんの?」
「ねえカカシ? アナタ本命がいるんですってぇ?」
「うん いるよ〜 もうねぇオレの事愛してくれちゃってるのよ」
「へえぇ〜 お前ぇみたいな胡散臭いのがいいってのが信じられねえなぁ」
「な〜に言ってくれるんだろね この熊は」
「いえ私も同感ですけどね」
「ちょっとゲンマあんたも何げに失礼なヤツだあね」
ああ もう言いたい、言いふらしたいのに〜〜
俺たちそりゃもうラブラブなのよ?
大声で言いふらしたいけど、他人に話したと知られたらあの人怒って、もとい
恥ずかしがって家に入れてくれなくなっちゃう可能性大なんだもん
「知ってますよ お相手は受付の海野さんでしょ?」
「ゲンマ お前さんなんで知ってるんだ?」
「そりゃ アンタいつも海野さんの受付終わるのまってるじゃないすか
海野さんとのツーショットが日常化したと思ったら、女の影も見えなくなったしね
そうすりゃ自ずと答えは明らかじゃないすか?」
バレバレだったってわけ? まあ隠してもいなかったけどねぇ
「ま そこは置いといて、海野中忍だっていい年じゃないすか?
いくら何でも今まで恋愛経験がないってこたあないでしょうに」
「そうなんだよな あの真面目な男がなんだってお前ぇと付き合うかな
所詮勢いに押されて仕方なく付き合ってるってこともあるんじゃねえのか?」
「うふっ そうね〜 アンタの武勇伝も色町のお姉さん達相手の事だしね〜」
「紅ちゃん なあにが言いたいのかな〜 オレのテクに疑いもってるわけ」
「ああら そんな事いってないわよぉ ただねぇ 以前の相手と比べられてたりしてね」
「何いってんの あの人の相手はオレだけにきまってんでしょーが!」
「カカシ〜 アンタが知らないだけかもよ〜
イルカってさぁ結構アッチのほうも花丸だって噂があるんだよ」
「・・・アンコ それっていったい何処で仕入れてきた噂なのかな〜」
適当に返事を返しながらもカカシはイルカの痴態を思い出していた
ふんっ こいつらイルカ先生の事何にも知らないくせにさ
夕べだってね くんずほずれず、お互いグチャグチャになるまでやってたんだよ
風呂上がりのイルカ先生をベッドに引きずりこんじゃって
最初は『アッ・・ イヤ・・ やめてください』とか言って躰を捩って拒絶するくせに、
一度スイッチ入っちゃうともう凄いのなんのって、入り口は凄く狭くって初めて抱いた時なんて、
これでオレを挿れたら壊れちゃうんじゃないかって 本当に心配したくらいよ
イルカせんせも鳴きながらオレに抱きついてきちゃって譫言のように
「あっああ もっ だめえ! 壊れちゃうぅ・・」なあんて喘いじゃってさ
やばっ 思い出しただけで腰が重くなってきた・・・
両足を肩に担ぎあげて躰を二つ折りにしてオレをググッと押し込んでいくと
中はドロドロにとろけて熱いし イルカ先生の襞と粘膜がヤワヤワとオレに纏わりついて
キュウウって奥へ奥へって引きずり込んでいくの 絞り尽くされるっていう感じ?
はあっ イルカせんせってとんでもない名器だよ
覚え立てのガキじゃないのに挿れただけでイッちゃったなんてアレが最初で最後だよ
もちろん ちゃんとやり直したよ 早漏だなんて思われたくなかったし
そりゃもう全身全霊をかけてイルカ先生がイキッぱなしになって気絶するまでね
ちょびっとヤリすぎちゃってその後一週間は抱かせてもらえなかったけど
「カカシィ〜 何思い出してるのか知らないけどその締まりの無い顔なんとかしたら?
アナタ随分自信あるみたいね〜 じゃあ確かめてみる?」
「口布してるのに判るわけないじゃない 適当な事いっちゃってさ
オレが一番に決まってるでしょ ま 確かめるまでもないけどね〜」
「その駄々漏れのパープルピンクのチャクラみりゃ 間抜け面なんてお見通しよ!
い〜い? もし もしもよ? イルカにとってアナタが一番じゃなかったらどうする?」
「あっはっはっ そりゃいいや カカシの振られた面ぁ拝めるかもしれないってか」
「そ〜んな事絶対ありえないね! オレそれには自信もってっからね
お前らが其処までいうなら確認してやろうか」
「よおお〜し 行ってこい 頑張ってこいよ〜 骨は拾ってやるからな!」
「行ったな」
「ええ行ったわね」
「さあ どうでると思う?」
「イルカの事だからな 濁してごまかすんじゃないか?」
「オレは、ハッキリ言うんじゃないかと思うな」
「じゃあ アタシはお団子代賭けよっかな〜!」
「アンコ〜それで嬉しいのはお前だけだっての」
「俺はカカシがつれなくされる方に片手な」
「オレもカカシが泣く方に両手分いっとこうかな」
「紅 お前はどうする?」
「え〜私? う〜んカカシをからかうのは面白いけんだけど
私はカカシが笑う方に両手分ね」
「おいおい 大穴ねらいじゃねえか」
「そうでもないわよ まあ確実だとおもうけど」
「よっしゃぁ 後つけてこの目で結果をたしかめっか!」
「皆さん面白がってますけど ゴホッ・・・ イルカさんにばれたら大変ですよ?」
「中忍にばれるようなヘマはしないって」
「私は賭けは遠慮させて頂きますから」
「なんだよ ハヤテお前やけに弱気じゃないか」
「・・・ あなた達内勤の中忍を見くびりすぎてますよ・・・・」
賭けを成立させた暇人たちは一斉にカカシの後を追ったのだった
「ゴホッゴホッ・・ 結果はあとで聞かせて下さいね」と
咳き込みながら言うハヤテ一人を『人生色々』に残したまま
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