アスマの不運




なんだ? この妙〜〜な雰囲気は?

なにやら部屋の中がうすら寒いじゃねえか

 

「あっ アスマ ここ!ここ! 早く入ってこいよ」

 

 回れ右だ! 回れ右!! 

 何だってオレは今日・この時・この上忍待機所に来ちまったんだよ

 

「なぁ〜に やってんの? このクマはさっさと入りなよ」

「いや ちょっと任務が残ってたのを思いだしてな」

 

ちくしょう みんな逃げたな! 部屋の中にはカカシしか居やがらねえ

「まったまた〜冗談いわなでヨ さっき報告書出してたじゃない」

ちっ 逃げらんねぇて事か しょうがねえなぁ

 

「で、何だ?」あぁ なんだか煙草も不味い気がする

「聞きたい?」いや別に聞きたくも無いんだがオレは

 

蛍光ピンクのチャクラが部屋中渦まいてるような気がするのはオレの気のせいか?

 

「えへへ〜 イルカせんせとね〜 やっちゃった〜」

 

ぶほっと 思わずむせた「お前ぇ イルカを襲ったのか?」 

あんな常識の塊みてぇな奴をかよ 不憫な奴、心底イルカに同情しちまった。

カカシなんかに目をつけられるなんざ、何て運の悪い奴だ

 

「もうねぇ〜 目をうるうるさせてさ〜 こうギュッとしがみついてくるわけよ

もっとがっしりしてるかと思ったんだけどさ〜 
    
    オレの腕の中にすっぽり?おさまっちゃりしてさ

そんな状態で、ちょっとかすれた声でカカシさんって呼ぶんだよね〜

もう唇がなんかさ ふっくらと軟らかくてってさ〜」 

 

聞きたくもねえのに 勝手に喋り出しやがった

切りがねぇな こいつは、いや ちょっとまて

 

「あ〜 カカシちょっと聞くがお前ぇイルカに何やったんだ?」

「クマ お前今まで何聞いてたの? イルカせんせとキスしたって言ってんじゃないの」

 

顔を赤らめながら言うんじゃねぇ 

下半身無節操男のくせに、何10代の小僧みたいに純情してんだよ

信じらんねぇ こいつ本当にカカシか?

 

「それでねぇ クマ 相談なんだけどさ〜」

それ以上しようとするとイルカせんせ逃げちゃうんだよね〜 

どうしてかな〜? どうしたら良いと思う?

 

いっとくがオレはクマじゃねぇ いやそうじゃなくって オレに聞くなそんなこと

オレは恋愛相談なんざする気はねえんだよ

頼むから、誰でもいいからここに来てくれよっ・・・・・・・・・・

 

願いむなしく、イルカの受付終了時間までカカシの惚気を聞かされ続けたアスマだった。

 

 

 

終り (アスマ先生の不運?)


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