毛を逆立てて尻尾をふくらませたネコみたいだね〜

それも飼い猫じゃなくて人になれない野良猫ってとこか

もう警戒心バリバリ・・・

 

ホントは初めましてじゃなかったけど

あの人は覚えてないんだから仕方ないか

酒でも飲みながらゆっくりと話をと思ってたけど

酒は一口も飲まなかった、割と酒好きなのに

失礼のないようにって階級差を気にしてるんだから

これを崩すのはかなり難しそうだな

 

「はたけ上忍、お付き合いはお断りします」

「あなたが断ってもオレはあきらめませんからね〜」

 

いやがってるのは判るけど

オレだってここまで来るの何年もまってたんだから

とにかく押して押して押しまくるしかないんだ

 

「イルカ先生、今晩どうですか?」

「お待たせするのも申し訳ないですから、どうぞ先にお帰り下さい」

 

そんな事で引き下がるオレじゃないね

毎日通い詰めているととうとう諦めたのか

いや多分に回りがうるさくて譲歩したんだろうね

 

「わかりました・・ 待ってても結構ですが、せめて場所変えてください」

 

言葉は丁寧だけどさ〜 目が笑ってないってっ

う〜ん どうしよっか? どうやらイヤガラセもされてるみたいだし

オレが出しゃばったらイルカ先生怒りそうだしね

 

「それくらいの事 自分で対処できますから」って

 

オレには丁寧な言葉で話すけど

本当はわりと口が悪いひとなんだ

同僚とか一緒に話しているのを聞いたらポンポン話が弾んでいるし

オレにもあの口調で話してくれたらいいのにな

 

 

「おい、カカシお前なんだってイルカに構うんだ?」

「え〜 気に入ったからだ〜よ」

「お前が興味もつなんて珍しいじゃねえかよ」

「それよりね〜 これ オレはここね・・・はいコレ」

「こんなにか? お前・・・本気か」

「そっ マジだからね」

「イルカも気の毒に くの一連中にイヤガラセされてんだぜ〜

一応 お前に対して憧れ持ってるらしいからな〜 世の中理不尽だな〜 

こ〜んな変なヤツだってのに」

「本人前にして其処までいうか?普通 イヤガラセね〜 うん 知ってるよ〜」

「だったら何とかしてやれよ 可哀相だろが」

「大丈夫 あの人強いからね〜 アレくらいじゃへこたれないって」

 

 

今日こそは、ゆっくり話せたらいいな〜

おや 窓からみてるじゃないの

やっほーイルカ先生〜〜 ありゃ 手ぇ振ったら引っ込んじゃったよ

 

 

 

 

「・・・お待たせしました・・・・」

「いえいえ さあ 帰りましょうか?」

 

 

ほんと隠し事が出来ないひとだね

顔いっぱいにイヤなヤツって貼り付けてるよ

ふうん こりゃ同僚に追い出されたとみたね〜

振り返って見上げたら窓に人影が鈴なりだ まっいいか

 

回りが何て言おうと

オレのことを知って貰えばいいんだから

従ってほしいわけじゃなくて、対等に付き合いたい

イルカ先生 オレはね

上忍でも写輪眼でもない、はたけカカシ個人を知って欲しいんだよ

 





続く  1←   →3


Novel topへ    indexページへ

意地っぱりの恋 2