5月の憂鬱

窓から見える空を見上げてついこぼれて落ちてしまうのはため息

まるで俺の心をうつしているみたいだよなあ・・・

どんよりと曇って時折パラパラっと雨音が窓ガラスに響いている。

 

「はあっ・・」

「どうしたんですか イルカ先生ため息なんかついて」

「・・外・・ 雨ですねぇ」

「ん〜〜 そうだねぇ 雨みたいですねぇ」

 

イルカ先生ったら それがどうかしたのかな?

もちょっと イチャイチャしていたいのにムードがないなあ

 

「ああっ もう 雨なんか嫌いだっ つうかアンタも嫌いだ!!」

「へっ? ちょとちょっとイルカ先生どうしたの?」

「あのねっ なんでアンタ当然の顔して此処に居るんですか?」

「そりゃ オレは恋人だから」

「誰が誰の? いったい何月何日何時から?」

 

さあ 答えられるなら答えてみやがれっ

 

 

「○月×日△時から」

「即答するなっ」

「もう我侭なんだからぁ イルカ先生が聞いたんだよ?」

 

 

はいはい落ち着いて 怒っていてもイルカ先生はかわいいよ

チュッチュと音を立ててキスすると腕から逃れようとする

その仕草がそそるってわかっててやってるなら大したモンだけど

イルカ先生にはそんな媚態なんて無意識なんだろうなぁ

はあ 他のやつに先こされなくて良かったよ オレって本当運がいいなあ

 

 

「オレにとって恋人といえば愛しいイルカ先生しかいないでしょ」

「俺は恋人になった覚えはありませんっ!!」

 

ありゃ? イルカ先生今日はご機嫌斜めなのね どうしちゃったんだろ 

 

「オレちゃんと申し込みましたよ イルカ先生OKしてくれたでしょ?」

「こんなお付き合いを承諾した覚えはありません!」

 

「オレ『好きです お付き合いしてください』っていいましたよね?」

「たしかに俺もカカシ先生の事好きですとは言いましたけどね」

「だったら両思いで恋人で良いじゃないですか」

 

 

イルカはカカシに告げられた時のことを思い出した。

確かに「俺もカカシ先生の事好きですよ」って答えたけどさぁ

カカシ先生はすぐ火影様の式に呼び出されて一ヶ月かかる任務にでたんじゃないか

 

 

「イルカ先生ただいま〜〜っ 遅くなってゴメ〜ンね〜〜」って

一昨日いきなり家に押しかけてきたと思ったらこの状況になったってわけだ

……神様 俺何か悪いことでもしたんでしょうか?

 

 

 

どう伝えたら判ってもらえるんだ? この非常識な男に・・・

イルカは気が遠くなるような気がした

腹も減ったし・・ のども渇いた ああ水が飲みたい

いや まてっ 此処で正気を失ったらこの男の成すがままだ

頑張れ俺っ 何とか考えろ

 

 

「イルカ先生もしかして生理?」

「アンタの目は節穴ですか? どこをどう見たら俺が女に見えるんですっ」

「いや ちゃんと男の子に見えてますよ」

「どこ見て言ってやがるっ!」

 

え〜〜 どこって言ってもなあ 見えてるとこ全部言っていいのか?

 

「う〜〜ん この硬くとがったピンク色の乳首?」

「なっ・・・!?  やめろっ触るなぁぁ」

 

するりっと後ろから手を回して項垂れているイルカ先生のカワイイ性器を掴み

ヤワヤワと揉むとだんだんと芯をもって勃ち上がってきた

 

「俺の手にすっぽり納まってるこの素直なイルカ先生とか〜」

「んっ ああんっ いっうなっぁ そんな事ぉ」

「あっ締まったっ! イルカ先生そんなに締めちゃ・・・」

 

えへへっ 元気になっちゃったみたい オレも若いなあ♪

突っ込んだままだったオレの息子はあっけなく臨戦状態になった。

イルカ先生の腰をつかんで軽く腰をグラインドさせると甘い声で鳴きだす 

ああっ カワイイったらないよなぁ

 

「ああん うっん・・ ぁああっ〜」

「あ〜もうっ 我慢できない!イルカ先生がそんな締め付けるから悪いんだよ」

 

責任とってよね? カカシは横抱きにしていたイルカの腰をグイッと引き上げると

パンパンと肉のぶつかりあう音が響くほど激しく腰を打ち付けだした

 

「ヒッ・・うああっ もうっ もうやめてぇ・・」

「ほらもっといいトコ突いてあげるからいい声で鳴いて」

 

カカシがペニスを出し入れするたびに

中出しされていたカカシの精液がグプグプと音を立てて溢れだして

イルカの太ももを伝っていくのが感じられた。

 

「はぁイルカ先生の中熱くてグチュグチュでサイッコー気持ちイイよ 」

「あうっ・・ んっ はあぁん もうダメぇ・・」

「ほら ここがアナタのイイ所でしょう」

 

カカシのペニスがイルカの前立腺を狙って打ち付けられる 

何分?何時間? カカシに揺らされ続けているイルカには永遠に感じられた時間・・

枕に顔を埋めて尻をカカシに犯されていたイルカは自分の股間で揺れるペニスが

はしたなく蜜液を零しながら勃ち上がるのを目にして絶望に打ちひしがれていた。

 

信じられない なんで?なんっで勃ちあがるんだよ

もう一滴だって出ないのに もう苦しいだけなのに

 

「大丈夫だよ イルカ先生まだまだイケるから ほらイッて・・・」

「…いやっ! ああぁ!! もう出ないっ 出ないよぉ・・・」

 

カカシは遊ぶようにペニスを抜けるギリギリまで引き出し勢いをつけて

イルカの体を突き上げたが途端にギュウッと締め付けて奥に奥にと誘い込むような

締め付けに耐える事ができずあっけなくイルカの最奥に吐精してしまった。

そして体の最奥に熱い迸りを感じたイルカもまたその精でシーツを濡らしたのだった。

 

「はあっ 気持ち良かったぁ〜 ねぇイルカ先生は満足した〜?」

 

何言ってるんだよ アンタは・・・

物事、程々ってこともわかんねえのかよ

三日も犯り続けやがって、アンタは満足でも俺はガタガタなんだよ

 

気が遠くなっていくイルカの脳裏をよぎったことは・・・

 

アンタに常識はないのかよっ

アンタが俺に告ったのはいつだと思ってるんだよぉ

絶対俺のことからかっているとしか思えねえじゃないかよ

それに・・・・ それに・・・

 

 

 

カカシに抱きしめらたままイルカはスウッと眠るように気を失った・・・

よいしょっとカカシがペニスを抜くとコポコポと音を立てて精液が溢れてくる

 

「ありゃこりゃあ大洪水だぁね・・オレもちょっと頑張ったからねぇ う〜んと」

 

いままでカカシを飲み込んでいた蕾を指で広げると真っ赤に爛れていた

 

「あ〜あ 真っ赤だなあ でも切れてはいないっとっ よしっ」

 

カカシは素っ裸のまま風呂場へ行き、洗面器にお湯とタオルを準備すると

ベッドにぐったりと横たわるイルカの身体を清めだした

うなじに貼りついた髪をかきあげて、胸元へとタオルを滑らせる

真っ赤に腫れあがった乳首に触れるとイルカがピクッと身体を揺らした

胸に散らばった数々の所有の印はカカシの独占欲の表れ・・

背中の傷に爪を立てたら仰け反って感じていたイルカ・・・

今は項垂れて叢に埋もれているペニスも丁寧にタオルで拭ってやり

手足も全て清めた後で、イルカの両足を肩に抱え上げてから

腰のしたに乾いたタオルを敷き、さっきまで蹂躙していた蕾を指で押し開き

精液が溢れてくるのを眺めていたが、自然に溢れてくるには限りがある・・

 

「う〜ん まだ中に残ってそうだなあ・・ オレ三日間殆ど抜かずだったし・・・」

 

指を中へいれるとイルカの内部は熱く纏わりついてきた

 

「うわっ やわらか〜〜 熱いなあ〜 あ〜も一回入れてぇ」

 

それを我慢し無理やり押し広げて中に残った精液を指で掻き出した。

クチュリと音をたて白濁がトロリと溢れ出してくる

指を増やして中を弄っているとイルカの身体がピクピクを跳ねだした

白い腹を波打たせて まるで打ち上げられた魚のようだ

 

 

「うふふっ イルカ先生ったらホントにカワイイねぇ こんなに快楽に弱いなんてさ

それに感度抜群でオレとしては嬉しい誤算ってトコかな」


本当に予想外だった事にイルカは初めてにも関わらず後ろだけでイッたのだ

判ってたよ オレの告白をイルカ先生が本気にしてないってことくらいさ

タイミング悪いことに念押しする前に火影様に呼び出しくらっちゃったからね〜

 

でもオレはズルイ男なんだよね〜 だから嘘でも本当にしちゃうんだよ 

捕まえたらもう逃がさないから覚悟しててよねイルカ先生!

取りあえず身体はもらったから 次は心ね絶対オレに向けさせてみせるさ

 

 

カカシは確実にイルカがOKするだろう日に告白してお付合いを強請ったのだった

最初の予定では返事を貰ったその日に押し倒すつもりだったのだが

計算外の任務すらカカシにとってはイルカを油断させる手段となったのは言うまでもない

 

確信犯カカシ・・・ ズルイと罵るべきか 知能犯と称えるべきか

それはイルカにしか分類できない事柄だろうと思う

イルカがお付き合いを承諾したのは一月まえの深夜のこと

堂々と嘘をついてもいい日とは言え、

カカシはその日の言葉を盾に取り強引に肉体関係込みのお付合いに持ち込んだ。

 

イルカにとっての誤算 その日は世間一般でいう 

 

 

 

 

4月バカ 通称エイプリル・フールだった



 

 

終わり



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