ご褒美A

膝枕して2時間もたてば俺の足はもう限界を訴えてきた。

 

 

「カカシさんカカシさん、そろそろ起きてくださいよ」

「ん〜〜 あと5分〜」

「いーかげんにして下さい 俺もう足が痺れてっ」

「しかたないですね〜」

 

カカシさんが頭をどけたので立ち上がろうとしたら

ジリジリジリっと痺れが一気に襲い無様に転んでしまった

 

「うわっ・・・ たたった立てないっ?」

「あれっ ん〜ここかな?」

「うひゃあ触らないで下さいっ よけい痺れが・・」

 

しばらくしたら治まりますからっほっといて下さい

そう言って足を投げ出したままのイルカ先生の顔が可愛くて我慢できなくなった

だっていつもキリっとしている目を潤ませて頬が赤くなってるんだよ

 

「ねえイルカ先生」

「何ですか? カカシさん ああお腹すいたんですね もう遅いですし」

「うんお腹すいちゃったの」

「ちょっと待ってくだされば何か作れると思いますから」

「いいですよ そのままで」

 

イルカ先生の横にすわって髪の結いヒモを解くと

黒髪がサラリと肩に流れた そうだこうやって髪を下ろしたのを見たかったんだ

 

「ちょっとカカシさん何するんですか?」

「オレねもう一ヶ月も待ったんですよね 結構偉いと思わない?」

「あの言ってること訳判らないんですけど」

「だからね お利口さんに待っていたオレにご褒美下さい」

 

そっと抱きしめて髪をすくい取って口づけながら言葉にした

 

「好きです」

「はい俺も好きですよ」

「オレの恋人になって下さい」

「はっ? えっ? そそそそそんな好きなんですかっ?ここ困りますっ」

「イルカ先生オレの事嫌いですか?」

「あのっそのキライって事はないんですけど」

「だったらいいでしょ 抱かせてちょうだい」

「だだだだ抱かせて? ダメですよっだって俺男ですから」

「そんな事知ってますよ でも関係ないでしょ」

「関係ありますって 俺もカカシさんも男同志だからエッチできませんよ」

「出来ますってば う〜んちょっと確認なんだけどねイルカ先生?」

「はははいっ 何でしょうか?」

「まさかとは思うけどイルカ先生今までエッチしたことないの?」

 

いきなり真っ赤になったイルカは見物だった

 

「おおおお俺にだって経験くらいあります!」

 

経験あるっていっても女とそれも数えるくらいだろうな

そして男との経験は皆無ってことか

こんな可愛い人がいままで手つかずだったなんて奇跡としか言いようがないや

しっかり者のイルカ先生でもこっち方面では無知ってか純粋培養ってわけね

 

 

「大丈夫こわくないですよ〜 全部オレが教えてあげます」

「アナタが怖いです いいです 遠慮しますっ ふぐっんんん〜〜〜っ」

「うふっ イルカ先生カワイイ〜 いっただきまあ〜す。」

 

足が痺れて逃げることもできないイルカはカカシに抱きしめられたまま

唇を奪われその場に押し倒されてしまった

 

 

 

 

 

 

目が覚めたのに動けない。

がっしりと抱き込まれているのに気づいて抜け出そうとすると

あらぬ場所からの激痛で体は強張り体中がギシギシと軋んでいる

忘れていられたなら良かったのにあいにくと俺の記憶は鮮明だった。

 

「いたたっ・・・・」

 

痛みは紛れもない現実となって俺を襲い夕べの出来事を事を一気に思い出させてくれる

『大丈夫できますよ』ってそれはもう間違いなく体で確かめさせられはしたが

 

『男同士でもエッチできたんだ でもこんなに痛いんじゃもうやりたくないや』

 

しつこいくらい愛撫を加えてきたカカシはイルカの全身を舐めて吸って噛んで・・・

長い指は信じられないほど繊細に動きイルカを翻弄しつづけ

何度も追い上げられて朦朧となったときにカカシはイルカを貫いてきた

体を引き裂かれる痛みにイルカは叫び手に触れた物に縋り付いたが

縋り付いた物がイルカを蹂躙し痛みを与えている相手だとは気づいていなかった。

 

「痛い 痛い助けて・・ いやああ誰か・・」

「大丈夫だから ほら息をはいて〜 吸って〜」

「うっうう あっあああ〜」

「全部はいったよ 判るよね? イルカ先生」

 

最初カカシは腰をゆるくゆするだけだったが、

イルカのイイところを見つけだすと其処を狙って腰を打ち付け

徐々にストロークを大きくしイルカの体をガンガン突き上げていった

 

「あっ あん はああん」

「いいよイルカ先生 中凄い熱くてオレのにまとわりついて・・・」

 

 

信じられないっ! 俺が 俺がっあんな声だして

あまつさえカカシさんに縋り付いていたなんて〜〜〜!!

もうだめだカカシさんに会わせる顔がないっ 何とかして抜け出さないと

 

自分の痴態を思い出して悶絶しつつカカシの腕から抜け出そうとていたイルカだったが

フッと抱きしめる腕がゆるんで頬を撫でられた

 

「カッ カカシさん・・」

「ごめんね イルカ先生初めてだっていうのにオレがっついちゃった〜」

「起きていたんですか?」

「ん〜 イルカ先生の顔みてました 百面相もカワイイですよ♪」

「あっ悪趣味ですっ そんなん見ないで下さい!」

「だってイルカ先生との初夜ですよ 勿体なくて寝てなんかいられないでしょ」

 

安心してちゃんと手当てしてあるからね

粘膜の傷は治りが早いから大丈夫! すぐ出来るようになりますよ〜

 

耳元で囁かれた言葉にイルカは見事に茹であがった

 

「すっ すぐ? すぐってちょっ もうごめんです 」

「オレたち恋人でしょ 恋人は毎日エッチしなくちゃいけないんですよ」

「そそそうなんですか? でも俺痛いのはイヤなんで」

「大丈夫! 女の子だって最初は痛いものなの男の子だってそうなんだよ」

 

ちゃ〜んとこっちで気持ちよくなれるからね〜

 

「ひやっ さ触らないで・・・ いたっ」

 

カカシはいつの間にか指をイルカの後口にいれて動かしていた

 

「早く気持ちよくなれるように頑張りましょうね」

「頑張らなくていいですぅ やめて下さい もうっもうっ・・・」

「今は挿れませんよ でもイルカ先生には気持ち良くなって貰わないと」

 

 

力を入れることが出来ず横たわっていたイルカはあっさりと仰向けにされて

自分の股間で蠢く銀の固まりにまたしてもなすすべもなく翻弄されてしまった

 

 

『ああああ朝なのに・・ こんなコトしてるなんて俺って・・ 俺って爛れてる?』

 

「きもひひひれほ?」

「はっああん や しゃべるなぁ」

 

 

 

精も根も尽き果てて横たわるイルカの世話している男がいた

喜々としてイルカの手足を持ち上げてはタオルで拭き清めていく



「挿れないって言ってたのに嘘つき・・・」

「だってぇ〜 一度イルカ先生の美味しさ知っちゃったら我慢なんて〜」





結局イルカの喘ぐ姿態に煽られたカカシは我慢なんてどこの空とばかりに


「ねえっイルカ先生〜 ちょっとだけ入れてもいい? 先っぽだけ」


といいながら発情期の猿のように腰を振って振って振りまくったのだった
 




もう動けないし 喉もいたいし お腹も減ったし

闘い済んで夜も更けてってちっがうう〜〜! ナニやってて日が暮れるってアリかよ

信じられないけど上忍って皆こんなに精力絶倫なの? いったい何回やったんだ?

 

 

「サッパリしたねイルカ先生も良かったでしょう オレねテクには自信あるんだ」

「も・・ 何でもいいから寝かせて下さい・・・」

「まいっか〜 今までのご褒美はこれっくらいで」

「今までの?」

「そうですよ 明日からはその日のご褒美その日の内にってことで」

「・・・・・・・・・・・・」

 

 

なんでご褒美あげなくちゃいけないのかとか

俺しらないうちにカカシさんに何かさせちゃったりしてたのかとか

 

イルカ自身何が何だか理解できてないのにカカシはイルカの部屋に転がりこんで

毎夜「ご褒美ちょうだい」の言葉を合図としてイルカを朝まで鳴かせ続けたのだった。

 

 

END

 

←1   おまけ

 

index     novel top