leon ware sings marcos valle

リオン・ウェアとマルコス・ヴァーリは1980年前後に交流を持ち、共作で幾多の名曲を輩出しました。ここではこれらを紹介します。


 a kiss in the sand
.....「a kiss in the sand(2004)」収録。リオンとマルコスの久々の共作。
  
 baby don't stop me
.....「rockin' you eternally(1981)」収録。リオン、マルコス、ラウジール・ジ・オリベイラ、
  ピーター・セテラの共作。
  マルコスは「a paraiba nao e chicago」として自身のアルバム「vontage de rever voce(1981)」
  に収録。
  bメロの「it's alright to get carried away~」の部分のメロディーが「rockin' you eternally」で
  もっとも印象的な「everyday my love」の部分のメロと似ている点に注目すべき。
  このbメロはマルコスverでは別メロであり、したがってこのメロはリオン作か、あるいは
  「rockin' you~」から引用したか、いずれかと考えられるのだが。
 
 deeper than love
.....マルコスとの共作。「leon ware(1982)」収録。
  マルコスは「mais que amor」として自身のアルバム「marcos valle(1983)」に収録。
  例によってaメロから崩しきって歌っており、サビのメロまでいかないと同一曲と思えない。
  マルコスのヴァージョンがサンバ・カンソンの伝統をも感じさせる「ブラジル」な出来になって
  いるのに対し、リオン ヴァージョンはr & b with aor」。
  同一曲の異なる解釈。これもこのコラボのユニークな個性。

 god to be loved
.....マルコス・ヴァーリとの共作。「rockin' you eternally(1981)」収録。
  マルコスは「bicho no cio」として自身のアルバム「vontage de rever voce(1981)」に収録。
  アレンジは両者似ているが、たぶんマルコスが先。
  マルコスのほうがメロディーが1パターン多いし、シンプルなマルコスによるアレンジを
  リオンがオーケストレーションを配しリアレンジした(arrクレディットはジーン・ペイジだが)
  と思うのですがどうでしょうか?
  
 love is a simple thing
.....「inside is love(1979)」収録。これはマルコスとchicagoのロバート・ラムの共作であり、
  リオンはソングライティングに参加していない。
  マルコスは「tapa no real」として自身のアルバム「marcos valle」(1983)に収録。
  アレンジのベースは両者似ている。
  
 rockin' you eternally
.....マルコス・ヴァーリとの共作。もちろん「rockin' you eternally(1981)」収録。
  マルコスは「velhos surfistas querendo voar」として自身のアルバム
  「vontage de rever voce(1981)」に、また(ややこしいのだが)その後
  「vontage de rever voce(rocking you)」として「nova bossa nova(1998)」に収録。
  イントロ、主メロ、「everyday my love」の部分のメロ、サビメロ、アレンジ、、、
  すべてがすばらしい!
  リオンのトータル・コーディネイト力を強く感じる作品。

 slow motion
.....ディスクではリオン単独作とクレディットされているが、実はマルコス・ヴァーリとの共作
  とのことでトラブルとなった曲といわれている。「undercover(1987)」収録。
  真相は不明だが、このディスクではわたしにとってずばぬけて印象的なナンバー。

 somewhere
.....リオン、マルコス、ラウジール・ジ・オリベイラの共作。
  フローラ・プリムとのデュエット。「leon ware(1982)」収録。
  クレディットにはないがマルコスがエレピを弾いているとのこと。
  「why i came to california」ばかりがもてはやされる昨今だが、
  この「la製ブラジリアン・ テイスト」のゆったりグルーヴ感も最高!

 two lovers
.....ディスクではリオン単独作とクレディットされているが、実はマルコス・ヴァーリとの共作
  とのことでトラブルとなった曲といわれているが、真相は不明。
  「undercover(1987)」収録。
  なぜかイントロは「rockin' you eternally」と同一。
  「rockin' you~」発表の6年後になぜとつぜんこのイントロなのか?謎多き曲。
  わたしの勘では~あまりあたらないが~この曲を最初にリオンが単独で作り、マルコスが手を
  加え「rockin' you~」として完成、その後「undercover」製作時に元歌も捨てがたいので収録
  したという経緯では?という気がするのだが。(「undercover」は1987年に発表したが、
  その前数年間にわたって製作された作品との推測あり。)
  すなわちわたしはこの曲はクレディット通りリオン単独作だと推測しています。真相は
  もちろん不明。


「リオンとマルコス・ヴァーリの共作の種明かしを・・・。マルコスがコード進行表を、リオンに提供し、
リオンはそれに合ったメロディーを乗せていくのです。」
(kanamarie(kanafu marie)、hirutanpage bbs 2006.9.5)
(new!)

hirutanpage
2006.11.23.rev.4