オセロー
「ク・ナウカで夢幻能な「オセロー」」

今回も上野の国立博物館を舞台とした野外会場。晩秋の挑戦(笑)
そしてタイトルから明らかなように“能”形式をといりれている。

私的にはこの“能”形式ってのがもうおもしろくてしかたなかった。
舞台もそういう作り。地謡の感じもそうだし、パーカッションも。
なんかこうやってみると、ク・ナウカにはめっちゃはまるやり方ねぇ。
もともと彼等はこういうことやってたなぁと。

今回の現代版の能を見て、あらためて普通の「能」のそもそもの狙い
(技法だったり表現の理由)はこれだったのかとかなどと頷いてしまった。

「能」の持ち味をいかしてるなぁと思うのです。
こういうふうに切り取って見せることができるのか、みたいな。
間狂言ひとつとってもそう。流れに収まって生きる。

別物を持ってきた時に改めてわかる良さみたいのですかねぇ。
オセローを材料にした能の味付け。いいですね〜。

そしてセリフ(地謡含め)は字幕で映し出された。
なるほど・・・確かに謡っちゃうとわかりにくいしね。
謡本見ないような私にはいい作戦かもしれません。

なんというか、「またしても酔わせて頂いた!」
・・・そんな感じです。
シテの動きの素晴らしいこと。
闇に浮かび上がる庭園のいろんな面の美しいこと。
地謡の強さといい、面の面白さといい、再発見!

ひたすら酔わせて頂きました。

ク・ナウカ
2005年11月 (2005年11月3日観劇)
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